人間ドックとは?費用は全額補助!受診内容を全部見せます

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60爺は、毎年、人間ドックと脳ドックを受診しています。現在、再雇用で派遣社員となりましたが、そこでの健康診断受診は必須であり、40才以上は人間ドック受診と決められております。

年配の方は、人間ドックはどんなものか知っていらっしゃるとは思いますが、人間ドックを受診したことがない方や、人間ドックについて知りたい方のために受診内容を中心に記載を書いてみました。

なお、検査について参考にしたのは、このページです。

1.人間ドックとは

wikiではこう説明しています。

日本独自の発想で、予防医学の観点から自覚症状の有無に関係なく定期的に病院・診療所に赴き、身体各部位の精密検査を受けて、普段気がつきにくい疾患や臓器の異常や健康度などをチェックする健康診断の一種。「ドック」は船渠(船を修理・点検するための設備)を意味する 英語: dock に由来するため、「人間ドッグ」は誤表記である。

60爺が、まだ小さい頃は、上述の通り、「人間ドッグ」と思っていた時期があって、人間と犬を組み合わせた変な言葉だなと思ったことがあります。

そうではなく、身体を点検するために英語のドックを持ってきたわけですね。

2.費用

さて、一番初めに、どの位お金がかかるのかを載せておきます。

これが結構な金額で、人間ドックが 40,800円(2018年度)、脳ドックが32,400円です。

こんなに掛かるんだというちょっと驚きの金額です。数々の検査項目があり、それぞれに検査機材を用いるので、仕方ないのかなと思います。

幸いなことに、60爺は、会社務めなので健保の全額補助となり、当日の支払いは発生しません(オプション検査は実費ですが、60爺は受診しません)。

3.事前準備

検査の説明の前に、行うことがあります。

検査機関に申し込みを行うと、検査の2週間前に、検査機関から人間ドックの案内が送られてきます。

時間、場所を知らせてくれます。裏面には、いろいろな注意書きが載っています。前日は10時までに飲食を済ませろと書いてあります。当日、朝は、飲食禁止ですね。

さらに、脳ドックの注意についても知らせが届きます。

(1) 自宅で準備していくもの

60爺の受診している検査機関では、人間ドック当日、便を二日に渡り専用の容器に採取し持参することになっています。

採取方法ですが、便器に添付の専用紙を引いて、そこに便を出し、専用の容器の先端に便をつけるものです。採取時、便が目の前にあるので、ちと、臭いです。

あと、脳ドックの問診表を記載して、これも持参する必要があります。

(2) 当日の検査前の準備

指定された時間に検査機関に行きます。健康保険証を提出し、本人確認の後、問診表の記載があります。

問診票提出後、身長・体重を聞かれて、それに見合ったジャージに似た健診用の服を渡され、更衣室で着替えます。下着は下だけ、アクセサリ類、腕時計も外します。

指定された階に行き、いよいよ検査が開始となります。

4.健診内容

それでは、いよいよ、どんな検査をするのか説明していきます。

(1) 便・尿・血圧・採血検査

始めは、便、尿、血圧、採決の検査です。 ・便は、便潜血が無いかを検査します。

・尿検査は蛋白の検査です。
・血圧値によって心臓のポンプが正常に働いているか、また高血圧・低血圧かを判断します。
・血液検査は、以下に示す、たくさんの検査を行います。 肝臓系検査(総タンパク、アルブミン、AST(GOT)とALT(GPT)、γ-GTP、eGFR)
腎臓系検査(クレアチニン(Cr))、尿酸(UA)、脂質系検査(総コレステロール(TC)、HDLコレステロール、LDLコレステロール、中性脂肪(TG)(トリグリセリド))
糖代謝系検査(血糖値(FPG)、HbA1C(NGSP))
血球系検査(赤血球(RBC)、血色素(Hb)(ヘモグロビン)、ヘマトクリット(Ht)、MCV・MCH・MCHC、白血球(WBC)、血小板数(PLT))
感染症系検査(CRP、梅毒反応(希望者のみ)、HBs抗原(希望者のみ)、HCV抗原(希望者のみ))

① 便

家で採取した検便容器を提出します。

② 尿検査

自分の名前が書かれた紙コップを渡されて、そこに尿を取ります。取ったら、指定の場所に置きます。

③ 血圧測定

尿検査が終わって戻ると血圧測定になります。自動血圧測定器で測ります。

布を腕にぐるぐる巻いてスイッチオン、ちょっと待って、はい、検査終了って感じの奴です。60爺は思うんですが、自動血圧測定器って、血圧が高めに出るような気がしてなりません。

昔ながらの水銀を用いた測定器が一番正しい値が出ると思いますが人手が必須なんですね。昨今の人手不足を考えると、なかなか難しいということでしょうか?

④ 採血

その後は、採血となります。看護師さんが腕に針を刺して、試験管に数本の血液を採っていきます。上記に挙げたように、たくさんの検査をするので、1本ではだめなんですね。

(2) 身体計測

BMI値を取得するための検査です。
BMI値は身長に見合った体重かどうかを判定する数値で、体重÷身長÷身長で算出します。

身長及び体重を量ります。最近は、便利になっていて自動測定器があります。足の形の所に立つと、上から棒が下りてきて頭に軽く触れると測定終了となります。

今年の60爺は、身長はほぼ変わらず、体重は80kgを切りました。すごい。でも、BMIは25.0を超過しているので肥満は変わらずです。

この基準でいうと、60爺は66.0kgだそうです。14kgも減量したら、数日したら、あの世に行っていてもおかしくないでしょう。この値も、年齢と共に、もっと現実的なものにすべきではないでしょうか。

(3) 腹部超音波検査

肝臓、すい臓、腎臓に腫瘍があるか、胆のうには胆石などがあるかを調べる検査です。
超音波検査では、超音波が入りにくい部分があるため、全域を観察できないことがあるそうです。特にすい臓は奥深い場所にあるため、見にくくなります。

ベッドに横になって、専用の機器をお腹に押し当てて胆石等の検査をします。

始める前に、おなかにジェルらしきものを塗られます。最後に、タオルでふき取ってくれますね。

専門の看護師?さんが、「息を吸って」とか「息を吐いて」とか、「少し吸って」や「大きく吸って」とか注文されます。基本的には、仰向けですが、横の方に機器を当てられて検査をします。

(4) 目の検査

視力、眼圧を図り、眼底撮影をして終了です。

視力

目の良さを測ります。60爺は近視ですので、せいぜい両眼0.3程度です。円の中の欠けた部分を右とか左とか言うやつですね(下記の例では「下」)。

眼圧

60爺は、この検査が大っ嫌いです。前から機器が迫ってきて、そこから目に空気が当てられます。プッと空気が来るのがわかっているので、60爺は目を閉じてしまい、結果何度も検査のやり直しです。

しかも、最近瞼が上がらない(涙)のか、看護師さんから、「失礼します」と言われて、瞼の端を指で引き上げられる屈辱?を味わっています。

60爺は数年前から眼圧が高く、緑内障の疑いとかで眼科医の診断を進められます。既に存知寄りの結果なので、毎年1回視野検査を受けています。別記事にアップしていますが、今年も特に問題はありませんでした。

眼底撮影

機械に目を当て、緑色のランプを見ていろと言われて注視していると、いきなりストロボ撮影されて目の前真っ白になる検査です。だまし討ちのようですが、視神経を写真撮影するための検査ですね。

(5) 心電図

心臓の筋肉に流れる電流を体表面から記録する検査です。
電流の流れ具合に異常がないかがわかります。また1分間に電気が発生する回数である心拍数も測定されます。
心臓の電気的な活動の様子をグラフの形に記録することで、不整脈があるか、心筋の血液循環が不良(狭心症)になっていないか、心筋が壊死(心筋梗塞)していないか、などがわかるそうです。

この検査も昔は30分位かかる検査だったのですが、技術の進歩により、ほんの数分で終了します。

手と足、胴体に電極を付けられて何かの記録を取って終わります。60爺は、検査室ではきょろきょろしないので、どんな検査というか記録が取られているのかよく見てません。

昔は、何か、紙に印刷されていた記憶がありますが、今は、結果が電子化されているようです。

(6) 肺機能

大きく息を吸ったり吐いたりして、呼吸機能を評価する検査です。

「息を吸って吸って・・・、はい、一気に吐き出して--」と言う看護師さんの指示に従い、息をすいたり吐いたりして肺機能を調べるものらしい。

思い切り息を吐き出しすぎるとクラクラしちゃいます。やっぱり、齢のせいですかねエ。 肺活量:性別、年齢、身長から算出された予測肺活量に対して、あなたの肺活量が何%であるかを調べます。

1秒率:最大に息を吸い込んでから一気に吐き出すとき、最初の1秒間に何%の息を吐きだせるかを調べます。

(7) 聴力の検査

低音と高音の両者が聞こえるかを調べます。
1000Hzの低い音では30dB(音の大きさ)以下の音が聞こえれば正常です。4000Hzの高い音では30dB以下が正常です。

これは、大きなヘッドホンを耳につけて、そこから低音から高音までが流されるので、音が聞こえたら、持たされたスイッチをオンにして聴力の検査を行うものです。

60爺は、齢のせいか年々聴力が低下していると思われます。ここ数年の聴力の検査結果を並べてみると、それが良くわかります。やはり、年齢相応ということらしいです。

ショックだったのは、数年前のTV番組(題名のない音楽会)でのトライアングルの音が全く聞こえないことがあったことですね。

(8) 胸部レントゲン

胸部に背後からX線を照射します。
肺炎、肺結核、肺がん、肺気腫、胸水、気胸など、呼吸器の疾患の有無、その程度がわかります。

いわゆるレントゲン撮影ですね。正面からと、横向きになってX線写真を撮ります。

日本人は検査好きのためか、欧米に比べ、被爆量が半端ではないなぞと言う記事を読んだ記憶があります。

(9) 胃部レントゲン

造影剤のバリウム液を飲んで、食道から胃、十二指腸までをX線写真で映し出す検査です。

胃、十二指腸のポリープ、潰瘍(かいよう)やがんなどが発見できます。潰瘍やがんによって粘膜面に凹凸が生じて、バリウムの「たまり」や「抜け」として現れます。

① バリウムによる検診

健診所によっては、胃カメラによる健診ができるところもありますが、60爺の行った検診所では、この施設が無いため、バリウムを飲んでX線写真の検査となります。

この検査ですね。バリウムだけではなく、(胃を膨らませるための)発泡剤も合わせて飲まされます。しかも、ゲップを我慢しろと理不尽なことを言われます。

一度、ゲップをしたことがあり、胃がしぼんだのか、もう一度飲まされた苦い記憶があります。

このバリウムに弱い方をときどき見かけます。これ、検査の当日中に外に出さないと、身体に残って大変なことになるそうです。ですので、60爺の行った健診所では、バリウムに下剤が混入されています。

そして、健診後に、夕方までにバリウムが出ない場合に飲むように、さらに2錠の下剤を渡されました。

順調であれば、昼過ぎから白いう○こが出ます。

② 健診の概要

ダブルベッドサイズの大きな台の両端に手すりがついています。下には足を乗せる所があり、ここに乗ります。台を背にして仰向けに横になると、右側にガラス窓があり、この台を操作する検査技師がいて、いろいろ指示が出ます。

「バリウムを一口飲みましょう」と言われ、一口飲むと、「残りも全部飲んでください」と言われます。頑張って飲みます。先ほどの膨張剤でゲップが出そうになりますが要注意です。

検査開始です。始めに、バリウムを浸透させるのか、機械の板の上で、2回転しろ、もう、2回回れみたいなことを言われます。指示に従ってもがきます。

順に胃の写真を撮っていきますが、「もっと右を向いて」、「もうちょい右」、「はい、そこと」か、「行き過ぎ、ちょっと戻って」とか指示が来ます。

忠実に従います。「今度は、左向いて」とか、「もうちょっと左」みたいに注文され、次々と写真を撮っていきます。

横にある手すりをしっかりつかんで逆さにされたり、また、「2回転しろ」と言われたり、とても忙しいです。

最後は、立ったまま、前からカメラがやって来て、ちょっと惜しますみたいな感じで、腹を押されながら撮影を行い終了です。

終わった後は、洗面台があり、口の周りについたバリウムなどを洗い、また口を漱いで、身だしなみをそろえましょう。水も飲んでね。みたいなことも言われました。

蛇足ですが、機械操作の方の物言いは、しごく丁寧ですので、勘違いしないでくださいね。

5.脳ドック

健康診断と合わせて脳ドックも受診します。

これは、MRIに入って30分、脳の写真を撮りまくります。ベッドに横になり、ヘルメットみたいな器具で頭を固定されます。そして、筒の中に頭が移動し、検査開始です。

この機械、海堂尊の小説の中で、子供たちが「がんがん魔人」と呼んでいた診療器具で、とてもうるさいです。

ピー、ガンガンガン、ガピーみたいな音が15分鳴りまくりです。検査終了まで静かに待ちます。60爺は図図しいのか、このうるさい環境の中でも寝てしまいそうになります。

6.検査終了後

以上で、検査は終了です。全部で、2時間から2時間半くらいでしょうか。

検査終了後、医師の問診があるのが普通だと思われます。しかし、60爺の言っているところは、午後1時にならないと先生が来ないというので、通常、問診はせず、結果を郵送してもらいます。

そして、服を着替えたのち、60爺の行っている検査機関では食事が提供されます。どこかの仕出し弁当ですかね。味は悪くないです。

検査機関によっては、金券をくれたりするところもあります。

検査結果は、後日郵送で送られてきます。

身体の健診では、経過観察と言われる項目が10項目程出るのですが、脳ドックだけは毎回極めて健康と出ます。

喜んでいいのでしょうが、少し複雑な気分です。父も母も、脳梗塞を発症していますので、60爺にも何らかの兆候があってもいいのではないかと思うのですが、いつも極めて健康です。ウーン、考えちゃいます。

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