将棋A級順位戦が終了、名人挑戦は6名の棋士によるプレーオフに

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2017将棋順位戦A級最終対局が行われました。

結果を見て驚きました。上位二名(久保王将、豊島八段)が揃って負けたのです。このため、前回の記事でも言いましたが、名人挑戦は、プレーオフになりました。

1.対局結果

さて、それでは、最終対局の結果を見てみましょう(左側が勝った棋士)。

■ 稲葉八段 vs 行方八段
■ 三浦九段 vs 渡辺棋王
■ 広瀬八段 vs 豊島八段
■ 佐藤康八段 vs 屋敷九段
■ 深浦九段 vs 久保王将

さて、この結果、A級棋士の最終の戦績は、以下のようになりました。

6勝4敗 稲葉八段(1)、羽生竜王(2)、広瀬九段(4)、佐藤康九段(8)、
     久保王将(9)、豊島八段(10)
5勝5敗 深浦九段(7)、三浦九段(11)
4勝6敗 渡辺棋王(3)
3勝7敗 行方八段(5)
2勝8敗 屋敷九段(6)

2.降級者

この結果、新たな降級者が決まりました。渡辺棋王と行方八段です。

渡辺棋王は、三浦九段に敗れ、かつ、深浦九段も勝利したため、4勝どまりとなり、したから3番目となってしまいました。昨年の竜王失冠に続くA級陥落という最悪の結果です。

まだまだ、若いのですから、巻き返しが期待されます。

3.さあ名人挑戦へ

さて、名人挑戦権です。上記の戦績が6勝4敗の6棋士によって争われることになりました。過去、4名のプレーオフがありましたが、6名でのプレーオフは、史上初めてだそうです。

60爺は、プレーオフはトーナメント方式かと思いましたが、パラマス戦ということです。やはり、順位があるので、こうなると順位上位の棋士が圧倒的に有利です。

何故かと言うと、パラマス戦は、順位下位の二名が戦い、勝った棋士が、その上位棋士と戦います。そして、これを繰り返し、最後の勝ち残りを決める戦いだからです。

これを順位で当てはめていくと、まず、久保王将(9)と豊島八段(10)が戦います。その勝者が佐藤康九段(8)と戦い、その勝者が広瀬九段(4)と戦います。そして、この勝者が羽生竜王(2)と戦い、勝った方が名人挑戦を賭けて稲葉八段(1)と勝負するわけです。

即ち、久保王将(9)と豊島八段(10)は、5回勝たないと名人挑戦権を獲得できませんが、稲葉八段は1回勝てば名人挑戦となるわけです。

これをみると、順位は非常に大切なのがわかりますね。

さあ、どうなるか非常に楽しみです。できれば、羽生に勝ちあがってもらい、二年前の雪辱を果たしてもらいたいですね。

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