旧暦の意味と暦法について調べた!旧暦の月の名称の語源も

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1.旧暦とは何か

旧暦とは、改暦のあった場合のそれ以前に使われていた暦法のことです。改暦後の暦法は新暦と言います。多くの国ではグレゴリオ暦が現行暦のため、グレゴリオ暦の前の暦法を指します。

日本の旧暦は天保暦です。天保暦は今なお、占いや伝統行事などで需要があり、旧暦もしくは陰暦の俗称で用いられています。

天保暦は明治5年12月2日(1872年12月31日)まで使われていましたが、その翌日の12月3日をもって明治6年(1873年)1月1日に改められました。

この年の急な実施は明治維新後、明治政府が月給制度にした官吏の給与を(旧暦のままでは明治6年は閏6月があるので)年13回支払うのを防ぐためだったといわれています。

(以上、Wiki「旧暦」による)

2.旧暦の暦法

暦法とは、毎年の暦を作成するための方法を指します。暦は、天体の運行に基づいて確立されます。

主として太陽と月が用いられ、月の運行に基づいた暦を太陰暦、月と太陽の運行に基づいた暦を太陰太陽暦、太陽の運行に基づいた暦を太陽暦といいます。

日本では、原則的には太陰暦と同じ朔望月29.53日、太陰年354.36705日を用いていましたが、農耕に適するように何年かに1回閏月を加えることで調整を行いました。

(以上、Wiki「暦法」による)

この閏月ですが、時代小説や、歴史の記述を見ていると、「その年は、X月が2回あった。その閏月X月に事件が起こった」等の記述があり、そこから、暦法は旧暦だったということを理解できます。

Wiki「暦法」には、イスラム暦で使用していた太陰暦や、古代エジプトの暦で使われていた太陽暦の説明などもあり、非常に興味深いです。

古代エジプト人は、恒星シリウスの観測などから、1年が 365日であることを既に知っていたなどの記述もあります。

東洋の暦法の中には、中国で生まれた二十四節気、七十二候についての記述も見えます。

3.旧暦の月名

さて、現在のカレンダーは、当たり前のことですが、1月から始まって12月に終了します。数字の1から12まで何とも味気ないです。

しかし、旧暦には、たとえば、12月を「師走」と呼んでいました。正月の準備などで、先生(師)も走るような忙しさのある月などと教わった記憶があります。

皆さんも、いくつかご存知であろうと思います。もうひとついうと、「皐月」で5月のことですが、この時期、競馬好きの方ならだれでも知っている「皐月賞」が行われますよね。

ここでは、1月から12月までの旧暦の月名を掲げて、その意味(語源)を載せますので、薀蓄としていくつか覚えて、酒席などで自慢しちゃってください。出展は、歳時記カレンダーです。

1月 睦月(むつき)

正月に一家がなごやかに「むつみあう」日を送る月。「生む月」の説もある。

2月 如月(如月)

寒さが厳しく、着物の上にさらに重ねて着るので「衣更着(きさらぎ)」。また、「生更ぎ(いきさらぎ)」が転訛したともいわれる。

3月 彌生(やよい)

春の暖かい陽気に恵まれて、全ての草木が「彌生(いやおい)」茂る月の意で、これが詰まって「やよい」となったとされる。

4月 卯月(卯月)

旧暦四月頃に卯の花が盛りになることから名づけられた。また、稲種を植える月から「植月(うづき)」、あるいは十二支の四番目の卯の説もある。

5月 皐月(さつき)

早苗を植える月であることから「早苗月」と称したのを、略して「さつき」となったとされる。

6月 水無月(みなづき、みなつき)

酷暑で日照りが続き、深山の水まで枯れ尽くすことから。別に、水を田に注ぐ月の意から、「水張り月」「水月(みなづき)」が転じたとも。

7月 文月(ふみづき、ふづき)

七夕の織姫に書文(ふみ)を供える意味と、稲穂のふくらむ月ということで、「ふくみ月」が転訛してなったという説もある。

8月 葉月(はづき、はつき)

葉の落ちる月、「葉落月」から。また、初めて雁が飛来するので、「初来月(はつきづき)」、稲の穂の張る月で「穂張月(ほはりづき)」を略したものなどの説がある。

9月 長月(ながつき、ながづき)

「夜長月」の略が一般的。ほかに、「稲刈り月」の転訛、あるいは、九月は長雨の季節なので「長雨月(ながめつき)を略したという説もある。

10月 神無月(かみなづき)

諸神が出雲大社に集まり、諸国の神々が留守になることから、「神なき月」が転訛したものとされる。「神嘗月(かみなめづき)」や「神の月」が転化したという説もある。

11月 霜月(しもつき)

『奥義抄』にある「霜しきりにふるゆえに、霜降月(しもふりづき)といふを誤れり」が定説となっている。

12月 師走(師走)

十二月は僧(師)を迎えて経を読ませるため、「師が走る」ことからが定説。ほかに「歳極(としはつ)月」、または「成し終わる月」が転化したという説もある。

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