怖い歯周病。その原因と治療法。大切な歯周病予防の習慣とは何か?

1.歯周病とは

歯周病(別名:歯槽膿漏)と聞きますと、テレビのCMなどでよく見ますが、歯茎の失陥により、歯が抜け落ちてしまうというイメージがあります。

歯周病は、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患です。

メカニズムは次のようなものです。

① 歯と歯肉の境目が汚れて、多くの細菌が停滞し、歯肉の辺縁が「炎症」を帯びて赤くなったり、腫れたりします。

② これが、進行して歯周ポケットと呼ばれる歯と歯肉の境目が深くなり、歯を支える土台が溶けて、最後は抜歯をしなければいけなくなってしまいます。

60爺は、50歳のおり、市の歯科検診に行った際、歯茎が非常に汚れていることを指摘され、あと2,3年で歯槽膿漏になると言われ、翌週から3週間に渡って歯茎の掃除をしてもらいました。

2.歯周病の原因

歯周病の二大疾患は、歯肉に限定した炎症が起こる歯肉炎と、他の歯周組織に及ぶ炎症と組織破壊が発生する歯周炎です。

これらの直接的な原因は歯垢(プラーク)です。

歯垢(プラーク)は生きた細菌の塊で、そのほとんどが酸素の少ない場所を好むため、歯と歯茎のすき間(歯周ポケット)に潜んでいます。 この歯垢(プラーク)中の細菌が出す毒素によって、歯茎に炎症が起きてしまうのです。

歯垢(プラーク)は「バイオフィルム」とも呼ばれており、歯に強固に付着しているだけではなく、様々な細菌が集合してバリアを形成するそうです。

そして、歯垢(プラーク)は、うがい薬やマウスウォッシュでは除去することができません。

歯石は、プラークに唾液中のカルシウムなどが沈着し、石灰化して硬くなってしまったものですが、歯石自体が直接、歯周病の原因になるわけではありません。

しかし、歯石の表面はデコボコ・ザラザラしているため、表面上には必ずプラークが付着していおり、歯周病のリスクを高める要因になるのです。

歯周病の直接的な原因は細菌ですが、その他の因子もあります。知られている所では、喫煙、ストレスなどです。

3.歯周病の治療

歯周病は、ほっておくと、どんどん進行し、上述したように、最後には、抜歯をしなければいけなくなってしまいます。

治療法として、上記で述べた歯周病の原因となるプラークや歯石を除去し、菌の活動を抑えることが歯周病(歯槽膿漏)の原因治療となります。

具体的には歯垢(プラーク)・歯石の除去をスケーリングやルートプレーニングで行うことです。

菌の状態や数に応じて薬でその活動を抑える歯周内科、場合によっては歯ぐきの中の歯石を取り除いたり歯肉や人工骨による骨の造成を行う歯周外科などがあります。

4.歯周病予防の習慣

色々見てきましたが、結論から言うと一番良いのは歯周病に罹らないようにすることです。

以下の二点が重要です!

  • 歯のお手入れを心がけ、歯石がつかないように、毎日、お口の手入れをする
  • 定期的に歯科医に掛かり、歯石がたまっていないかチェックする

60爺は、これに則り、以下の事柄を継続しています。

(1) 毎日、歯茎をブラッシング

歯ブラシは、スーパーソフトの柔らかいものを使用しています。

市販の歯ブラシは、基本的に固いものなので、歯茎をブラッシングすると、かえって歯茎を傷めてしまいます。そのため、柔らかい歯ブラシは必須です。

60爺は、かかりつけの歯科医に行った際、歯ブラシをまとめ買いしています。1ヶ月1本使用の目安なので6本購入しています。

ブラッシング時間ですが、図にあるように、上下の歯を前と横2か所に分け、合計3箇所の歯茎を10秒ずつブラッシングします。表が終わったら、裏側も同様にブラッシングしましょう。

60爺の場合、これを2セット行います。ですので、都合4分かかります。

そこそこ時間がかかりますので、60爺は、風呂に入った際、湯につかりながらブラッシングしています。

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(2) 半年に1回歯科医で歯石除去

毎日ブラッシングしても、手の届かない箇所や、60爺のように歯並びの悪い人は、どうしても歯石がたまってしまいます。

そこで、半年に一度歯科医に行き、歯石の除去をしてもらいます。合わせて、歯を磨いてもらいますので、健康な口腔ケアがなされています。

60爺は、こういうことは割と律義に行いますので、もう既に10年以上、これらの習慣を続けています。

幸い、現在では、歯茎の色も回復し、現在は健康な状態が保たれております。

皆様も、歯茎の健康状況をチェックしてみてはいかがでしょうか?

参考
 Wikipedia 歯周病
 歯周病とは?
 歯周病の原因
 歯周病(歯槽膿漏)に対する対処法