二十四節気白露の読み方、10年来の天気とお酒について考察

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1.白露とは

白露は、二十四節気では「はくろ」と読みますが、それ以外では、「しらつゆ」と読む場合もあります。

いわゆる露(つゆ)のことです。露(つゆ)は、空気中にある水蒸気が水滴となって、地表付近の物体の表面についたものですが、この季節に、露が濁って白く見えることから、この名称になったと言われています。

大気が冷えてきて、露ができ始めるころ。『暦便覧』では、「陰気やうやく重りて、露にごりて白色となれば也」と説明している。

白露は、9月上旬に現れる節気ですが、さすがに、9月になると暑さが治まり、結露が始まる時期となりますね。

ほぼ日手帳の白露の説明は以下のようになっています。

この節気が夏から秋への交代期としているようです。都会では、公園でもないと草木に降りた露を見る機会もありませんが、この時期、意識して草木を見てほしいと思います。

昼間の残暑はまだ厳しいですが、夏から秋への交代期。昔の人は、草木に降りた露が白濁したように見えることを、秋の目印にしたそうです。

歳時記カレンダーではどうでしょうか。

「秋も本格的になり、草葉に露が白く見えるようになる」と言っております。残暑には触れていませんね。まア、9月になると、暑いは暑いですが、朝夕とも、秋の気配が感じられるようになるものです。

2.今年の白露は?

今年の白露は9月8日ですね。

この日に起きたことは何か調べると、過去にこんな出来事がありました。

1180年(治承4年8月17日) – 源頼朝が伊豆国で挙兵する。

鎌倉時代を開く源頼朝が挙兵したのが、この日だったんですね。頼朝は、この挙兵ではうまくいかず、脱出して、房総半島に渡り、兵を増やして関東を席巻し、平氏を滅ぼした後、鎌倉幕府を開くんですね。

1600年(慶長5年8月1日) – 伏見城の戦いが終結。伏見城が落城。

またまた、歴史のお話です。1600年関ヶ原の前哨戦となる伏見城の戦いが終結した日ですね。徳川家康は、上杉征伐と称して関東へ出陣し、石田三成が立って、徳川方の籠る伏見城を何とか落城させたと理解しています。

第二次世界大戦でのいくつかの戦いで、降伏文書に記載した日がこの日ですが、詳細は載せません。

本題に戻ります。白露はいつなのか、以下の計算式で出せますよ。

1996年 – 2023年 年を4で割った余りが0、1のとき9月7日、それ以外は9月8日
2024年 – 2055年 年を4で割った余りが0、1、2のとき9月7日、それ以外は9月8日

2056年 – 2087年の32年間、白露はずっと9月7日になります。

3.白露のお天気

さてさて、夏から秋への交代期である白露ですが、天気はどうなっているのでしょうか。過去のお天気を調べてみましょう。(Yahoo天気)。処暑も、相変わらず酷い暑さでしたが、はたして・・・。

過去10年でみると、晴れが4日、曇りが1日、雨が2日、曇り後晴れが2日、雨後曇りが1日でした。

過去10年間をみると、温度差が顕著に違います。

最高気温の最高が、2012年の31℃の2016年の30.2℃と2回ありますが、逆に、最低は2015年で 21℃しかなく 10℃も違います。

最低気温は、2018年の 26.2℃が最高で、最低は2014年の 19.8℃で20℃を割りました。前回の処暑に比べ、明らかに下がっていますね。

平均気温を見ると、最高気温27.6℃、最低気温が22.8℃と、処暑と比べると、それぞれ、4.5℃、2.7℃ も下がっています。ようやく、秋本番となっていくのでしょうか。

しかし、最高気温が真夏日越えが4日、ほとんど真夏日(29℃)が1日と、半数が真夏日で残暑が厳しいです。くれぐれも、体調には気を配って乗り切りましょう。

そうはいっても、最高気温が21℃のように、秋の気候の年もあります。ようやく、暑さを忘れるような季節に向かいますね。

4.白露の七十二候

草露白(そうろ しろし) : 草に葉に白露が宿り始める頃

まさしく白露のごとく、露(つゆ)が、濁って白く見える時期であること言っています。露は濁らないと思いますが・・・。

鶺鴒鳴(せきれい なく) : 鶺鴒の鳴き声が聞こえてくる頃

鶺鴒(セキレイ)は、鳥類の1グループで特定の鳥を示すものではありません。

ちょっとした蘊蓄(ウンチク)です。

日本書紀には、日本神話の国産みの伝承の一つとして、イザナギとイザナミが性交の仕方が分からなかったところにセキレイが現れ、セキレイが尾を上下に振る動作を見て性交の仕方を知ったという記述があるそうです。

玄鳥去(げんちょう さる) : ツバメが南方へ去っていく頃

この時期、ツバメが南へ帰っていくんですね。昔は、道路をさっと横切っていくツバメをたくさん目にしたのですが、今ではあまり目にしなくなった気がします。

5.白露を冠したアルコールについて

Googleでググってみると、白露の項では、焼酎や日本酒が検索されます。

(1) 日本酒

実際、日本酒に「白露」という銘柄があります。

純米酒で、原材料の米は、五百万石・こしいぶき・ゆきん子舞を使用しています。製造元は、高野酒造㈱です。

また、白露垂珠(はくろすいしゅ)という醸造所があります。

純米大吟醸の部にて「白露垂珠 雪女神 純米大吟醸原酒」が銀メダル、普通酒の部にて「清酒 竹の露」が山形・普 通酒トロフィーを獲得している謎という情報がありました。

(2) 焼酎

焼酎・白露(しらつゆ)の公式ウェブサイトがあります。読みは、「しらつゆ」なんですね。

平成26年酒類鑑評会「優等賞入賞」 白麹を使った芋らしくきれいな香りが特徴。すっき りとしたさわやかな辛口系の味わいとのことです。

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