二十四節気「秋分」の意味、10年来の天気と英語の表記について

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1.秋分とは

秋分は「しゅうぶん」と読みます。春分(しゅんぶん)に対応する言葉で、秋のお彼岸の中日となります。

「暑さ寒さも彼岸まで」と言うように、秋本番となっていきます。

二十四節気の第16番目の節気。昼と夜の長さがほぼ等しいが厳密には昼が若干長い。(Wikiより)

ほぼ日手帳の秋分の説明は以下です。やはり、昼夜が等しくなること、お彼岸の中日であることを言っています。

太陽が真東から出て真西に入り、昼夜の長さが等しくなるころ。秋分の日とその前後3日間を合わせた7日間が、秋のお彼岸です。

歳時記カレンダーではどうでしょうか。

上述したとおり、秋分では昼夜の長さが等しくなると言われますが、『暦便覧』では「陰陽の中分なれば也」と説明しています。

しかし、実際には、昼の方が夜よりも長いです。

日本付近では、年による差もあるが、平均すれば昼が夜よりも約14分長いのです。これは、春分で述べたように、大気差、太陽の視角、日周視差、秋分のずれによるものです。詳細は、wiki秋分を見て下さい。

2.今年の秋分と過去の出来事

今年の秋分は9月23日ですね。日本では、この日は国民の祝日の「秋分の日」となります。

秋分の日は、国立天文台の算出する定気法による秋分日を基にして閣議決定され、前年2月1日に暦要項として官報に告示されるそうです。天文学に基づいて年ごとに決定される国家の祝日は世界的にみても珍しいものです。

この日に起きたことは何か調べると、過去にこんな出来事がありました。

(1) 鉄砲伝来

1543年(天文12年8月25日)、種子島西村前之浜にポルトガル人を乗せた船が漂着しました。そう、鉄砲の伝来です。

戦国時代には、この関係か、鉄砲を種子島と呼んでいた時代がありましたね。

この威力にいち早く目を付けた織田信長が、数千の鉄砲を要して、武田の騎馬隊を壊滅させた事実は有名です。

(2) 懐かしい記憶

1981年に新日本プロレスの田園コロシアム大会でラッシャー木村、アニマル浜口がリングに上がり、アントニオ猪木に「こんばんは」と挨拶してしまい失笑を買いました。

今では、プロレスも団体がたくさんありますが、地上波のテレビで放映されることは、ほとんどありませんが、昔は、ゴールデンタイムに一方の娯楽として存在していた時期がありました。

この話は、非常に有名なお話で、笑い話になっています。アニマル浜口は浜口京子への熱烈な応援により、超有名になりましたが、こんな話もあったのです。

(3) 今年の秋分の日

本題に戻ります。秋分はいつなのか以下の計算式で出せます。

1980年 – 2011年 9月23日
2012年 – 2043年 年を4で割った余りが0、のとき9月22日、それ以外は9月23日
2044年 – 2075年 年を4で割った余りが0、1のとき9月22日、それ以外は9月23日

3.秋分のお天気

さてさて、お墓参りに行く方も多い秋分の日ですが、過去の秋分の日はどうなっているのでしょうか。

例によって、過去10年のお天気を調べてみましょう(goo天気)。さすがに、過ごしやすくなっていると思いますが。

あまり、お天気はよろしくないですね。晴れが2日、晴れのち曇りが2日、曇りが3日、雨模様が3日です。

気温をみると、最高気温が30℃を越える日がありません。逆に、2016年は20.7℃しかなく、2018年の最高気温に比べ7.7℃も違います。

最低気温は、最高が2018年の22.9℃で、最低の2014年、2017年は18℃で、4.9℃の差異です。前回の白露(最高気温30℃越が4日あり)に比べ、明らかに下がっていますね。

平均を見ると、最高気温24.8℃、最低気温が20.0℃弱です。最高気温は25℃、最低気温が20℃を切っていますね。

白露から最高、最低気温とも 2.8℃下がっています。思った通り、過ごしやすくなってきていると考えられますね。

4.秋分の七十二候

雷乃収声(らい すなわち こえを おさむ):この頃より雷が鳴らなくなる

秋になって、大気が落ち着き、雷が鳴らなくなるのでしょう。

蟄虫坏戸(ちっちゅう こを はいす):寒さを恐れ、虫が地中に姿を隠す頃

だんだんと涼しくなり、元気だった虫たちも、土の中などに潜って来年を待つ時期になってきたのですね。

水始涸(みず はじめて かる):天地の水気が涸れ始める頃

日本では、稲刈りシーズンを迎えるわけですが、このため、水田では、稲を育ててきた水を落とし流し出すことを言っています。

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5.秋分の日英語では?

日本では有名な秋分の日ですが、さて、これを英語文化圏の人にはどう説明すればいいのでしょうか?

以下のように言うのが一般的なようです。

equinox Day

equinox を日本語に訳すと「分点」と出てきます。あまり、聞きなれない言葉ですね。

天球の赤道と黄道との交点。つまり春分点秋分点を合わせていう。 (百科事典マイペディア)

この言葉は、春分の日、秋分の日を表しますので、秋分の日を表すには、頭に、秋を表す autumnal を付加して「 autumnal equinox Day 」と言います。

ちなみに、春分の日は「Vernal Equinox Day」です。

なお、春分の日、秋分の日に言及すると、どうしても「お彼岸」の説明が必要になりますが、これを英語で説明するのは非常に難しいようです。

日本人は、説明ができないにしても、「お彼岸」といえば大体意味は通じますが、英語圏の人には理解するのが難しいようです。

お彼岸の期間を「equinoctial week」と説明している場合がありますが、 「the week of the equinox」 と言った方が良いということです。

なぜなら、equinoctial という形容詞は、ネイティブはまず知らないらしいです。

そのため、お彼岸を英語でいう場合、Buddhist services held during the week of the equinox(分点の週に開催された仏教行事)と、長い表現を使用した方がいいらしいです。

※参考 お彼岸って英語でなんて言うの?

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