将棋2018年度上半期タイトル戦の戦績、群雄割拠から豊島二冠が抜け出す

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藤井聡太七段の登場で勢いづいている2018年度の将棋界の上半期のタイトル戦を中心に、現状のタイトル戦の状況がどうなっているかお知らせします。

1.叡王戦七番勝負

今年度、タイトル戦に格上げとなった叡王戦です。予選、本選と勝ち上がり、高見泰地六段と金井六段の戦いになりました。

  • 第一局 4月14日(土)高見泰地六段〇-●金井恒太六段 名古屋城
  • 第二局 4月28日(土)高見泰地六段〇-●金井恒太六段 宗像大社
  • 第三局 5月12日(土)高見泰地六段〇-●金井恒太六段 瑞巌寺
  • 第四局 5月26日(土)高見泰地六段〇-●金井恒太六段 富岡製糸場

今期の叡王戦は、第一局の名古屋城に始まって、第四局の富岡製糸場まで、各地の名所で行われたことがわかります。

結果は、上記のように、高見泰地六段が四連勝で金井恒太六段を破り、第一期の叡王を獲得しました。

現在、第二期の段位別予選が始まっています。

2.名人戦七番勝負

羽生竜王が佐藤天彦名人に挑む第76期名人戦。羽生竜王が勝てば、タイトル100期達成と言うことで、60爺は非常に期待していました。

  • 第一局 4月11・12日(水・木) 羽生善治竜王〇-●佐藤天彦名人 ホテル椿山荘東京
  • 第二局 4月19・20日(木・金) 羽生善治竜王●-〇佐藤天彦名人 北陸あわづ温泉 辻のや花乃庄
  • 第三局 5月8・9日(火・水)  羽生善治竜王〇-●佐藤天彦名人 法相宗大本山 興福寺
  • 第四局 5月19・20日(土・日) 羽生善治竜王●-〇佐藤天彦名人 アゴ-ラ福岡山の上ホテル&スパ
  • 第五局 5月29・30日(火・水) 羽生善治竜王〇-●佐藤天彦名人 亀岳林 万松寺
  • 第六局 6月19・20日(火・水) 羽生善治竜王〇-●佐藤天彦名人 天童ホテル

開幕から○●○となり、羽生竜王がこのまま奪取かと思ったのですが、その後、三連敗となり敗れました。佐藤名人は、充実の三連覇で、永世名人獲得まで、あと二期としました。

今期の順位戦が始まり、A級は、三浦九段と豊島棋聖が3連勝と絶好のスタートを切っています。羽生竜王は、糸谷八段との初戦に敗れましたが、その後連勝し、2勝1敗です。

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3.ヒューリック杯棋聖戦五番勝負

10連覇の羽生棋聖が、豊島八段を挑戦者に迎えた第89期ヒューリック杯棋聖戦。羽生竜王のタイトル100期獲得は、こちらに持ち越しとなりました。

  • 第一局 6月6日(水)  羽生善治棋聖●-〇豊島将之八段 ホテルニューアワジ
  • 第二局 6月16日(土) 羽生善治棋聖〇-●豊島将之八段 グランドニッコー東京 台場
  • 第三局 6月30日(土) 羽生善治棋聖●-〇豊島将之八段 沼津倶楽部
  • 第四局 7月10日(火) 羽生善治棋聖〇-●豊島将之八段 高志の宿 高島屋
  • 第五局 7月17日(火) 羽生善治棋聖●-〇豊島将之八段 都市センターホテル

第一局豊島八段先番から、第四局まで先番が勝って2勝2敗となりました。最終決戦第五局は、後手番の豊島八段が勝ち、棋聖位奪取、初のタイトル獲得で幕を終えました。

羽生竜王は、またも失冠で、竜王一冠に後退です。

タイトル100期獲得の節目も、10月開幕の竜王戦まで持ち越しになりました。

羽生棋聖の防衛失敗により、将棋界の8大タイトルを8名の棋士が分け合う群雄割拠時代に入りました。これを抜け出す棋士はいるのでしょうか。

現在、90期の一次予選が開催中です。

4.王位戦七番勝負

昨年度、菅井王位が、それまで6連覇していた羽生王位を4勝1敗で破って、王位を奪取し、初戴冠となりました。

挑戦者決定戦で羽生竜王を破った、豊島棋聖が挑戦権を取り、第59期王位戦を戦っています。

  • 第一局 7月4・5日(水・木)  菅井竜也王位〇-●豊島将之棋聖 ホテルフォレスタ
  • 第二局 7月24・25日(火・水) 菅井竜也王位●-〇豊島将之棋聖 中の坊瑞苑
  • 第三局 8月1・2日(水・木)  菅井竜也王位〇-●豊島将之棋聖 ホテルエミシア札幌
  • 第四局 8月22・23日(水・木) 菅井竜也王位●-〇豊島将之棋聖 ホテル日航福岡
  • 第五局 8月29・30日(水・木) 菅井竜也王位〇-●豊島将之棋聖 渭水苑
  • 第六局 9月10・11日(月・火) 菅井竜也王位●-〇豊島将之棋聖 陣屋
  • 第七局 9月26・27日(水・木) 菅井竜也王位●-〇豊島将之棋聖 都市センターホテル

互いに譲らず、最終第七局まで来ましたが、またもや新棋聖豊島が、棋聖位に続き、再度の奪取となり、二冠王となりました。昨年からの好調を続ける豊島時代の始まりかもしれません。

豊島二冠は、棋聖戦に続き、またもや、都市センターホテルでタイトル奪取の快挙です。

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5.その他のタイトル戦

(1)王座戦

こちらも、昨年度、中村王座が、二連覇していた羽生王座を3勝1敗で破り、第65期王座を奪取、初戴冠となりました。

第66期王座戦の挑戦者は、準決勝で藤井七段、決勝で渡辺棋王を破った斉藤新太郎七段に決まりました。

9月4日に開幕した王座戦五番勝負は、下記のように、挑戦者の斎藤七段が連勝し、王座奪取に王手をかけています。

  • 第一局 9月4日(火)   中村太地王座●-〇斎藤慎太郎七段 陣屋
  • 第二局 9月20日(火)  中村太地王座●-〇斎藤慎太郎七段 ウェスティン都ホテル京都

(2)竜王戦

第31期竜王戦挑戦者決定三番勝負に進出したのは、1組優勝の広瀬章人八段と、2組2位の深浦康一九段でした。三番勝負の結果は、下記のように2勝1敗で広瀬章人八段の挑戦権獲得となりました。

  • 第一局 8月14日(火) 広瀬章人八段●-〇深浦康一九段
  • 第二局 8月27日(月) 広瀬章人八段〇-●深浦康一九段
  • 第三局 9月6日(木) 広瀬章人八段〇-●深浦康一九段

第30期竜王である羽生善治竜王との七番勝負は、10月11、12日(木、金)セルリアンタワー能楽堂で第一局が行われます。

(3)棋王戦

第43期棋王は、渡辺明棋王で、棋王6連覇中です。

現在、第44期棋王戦は、挑戦者決定トーナメントが行われており、ベスト8が決まる直前です。羽生竜王、藤井聡七段とも、既に敗れています。

(4)王将戦

第67期王将は、久保利明王将で、王将2連覇中です。

現在、第68期王将戦は、挑戦者決定リーグが開幕しました。誰が挑戦者になるでしょうか?

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