将棋王将戦タイトル獲得までの道程は?現王将は渡辺明、第69期王将戦二次予選通過者決定!

シェアする

Pocket

1.王将戦とは

将棋のタイトル戦のひとつで、ランクは、竜王戦、名人戦、叡王戦、王位戦、王座戦、棋王戦に次ぐ第七位です。1950年に一般棋戦として創設され、翌1951年(1期)にタイトル戦に格上げされました。七番勝負の勝者は王将のタイトル称号を得ます。

スポーツニッポン新聞社及び毎日新聞社主催の棋戦です。

2019年度の第69期は、外食チェーン「大阪王将」を運営しているイートアンドが特別協賛に加わり、正式名称を大阪王将杯王将戦として開催されています。

棋戦概要を見ると、参加棋士は全棋士です。

持ち時間は、七番勝負8時間(2日制)、リーグ戦4時間、一次予選、二次予選がそれぞれ3時間です。

2.挑戦までの道のり

挑戦者決定までに一次予選、二次予選をトーナメントで行い、この勝ち上がり者3名とシード棋士4名で総当りの挑戦者決定リーグを行います。

挑戦者決定リーグの優勝者は王将(昨年67期王将は久保利明です)と、例年1月から3月にかけて七番勝負を戦い、先に4勝した棋士が新たな王将となります。

(1) 一次予選

シード者と二次予選から出場する棋士を除く、順位戦B級1組以下の棋士によりトーナメント形式で行われます。各組のトーナメント勝者が二次予選に進みます。予選通過枠は毎年異なります。

今期68期の参加棋士は 144名で、予選通過枠は6名でした。飯島栄治七段、西尾明六段、八代弥六段、千葉幸生七段、阿部隆八段、村田顕弘六段が勝ちあがりました。

(2) 二次予選

こちらも、トーナメント形式で18人(期によって増減があります)から挑戦者決定リーグ進出者3人を選びます。参加者は次の棋士です。

① 前期挑戦者決定リーグ陥落者(3名、二次予選2回戦からの参加)
② タイトル保持者
③ 順位戦A級の棋士
④ 永世称号者
⑤ 一次予選通過者

今期68期の参加棋士は 18名で、予選通過枠は上記で述べたとおり3名でした。佐藤天彦名人中村太地王座(当時)、広瀬章人八段が勝ちあがりました。

(3) 挑戦者決定リーグ

二次予選通過者3名とシード者(前期挑戦者決定リーグ残留者と王将戦敗者)4名(豊島将之二冠郷田真隆九段糸谷哲郎八段渡辺明棋王)の計7名で、総当たりのリーグ戦を行います。成績最上位者が挑戦者となります。

成績最上位者が複数出た場合は、原則シード順位で上位の2人によるプレーオフが行われます。但し、順位5位が2名と、それ以外の棋士の3名が成績最上位の場合、その3名でプレーオフが行われます。

成績上位者4名が、次年度の王将戦の挑戦者決定リーグのシード権を得ます。勝ち星が並んだ場合は、前期挑戦者決定リーグ残留者の順位が優先されます。二次予選通過者同士で勝ち星が並んでリーグ残留の場合は翌年は同順位となります。4位で並んだ場合は残留者決定プレーオフが行われます。

(4) 七番勝負

王将保持者と挑戦者が、例年1月から3月にかけて七番勝負を行い、先に四番勝った棋士が王将位を獲得します。

七番勝負は全国各地の旅館や料亭などで催されます。2012年からは第1局を静岡県掛川市の掛川城(二の丸茶室)で行うことが恒例となっています。

王将戦の番勝負は二日制です。竜王戦、名人戦、王位戦と同じように、封じ手を持って翌日に指し継ぎます。

将棋世界2月号106項 抜粋

3.王将戦の賞金

残念ながら公開されておりません。

取りまとめた方がいますので、参考にしてください。

4.永世王将

永世称号である「永世王将」の資格は、王将位を通算10期以上保持した棋士に与えられます。2018年11月現在、永世王将の棋士は故大山康晴。永世王将の資格を持つ棋士は羽生善治竜王しかおりません。

永世棋王への就位は他のタイトルの永世位と同様、原則として引退後です。

5.69期の状況

68期王将戦七番勝負は、挑戦者渡辺棋王がストレートで久保利明王将を下し奪取、二冠に輝きました。

第69期の状況を見ていきます。

(1) 二次予選

こちらのページを参照してください。

挑戦者決定リーグ参加への切符3枚をかけて、18人の棋士がトーナメントに挑みました。

注目の藤井聡七段は、見事3勝で、初めての挑戦者リーグ入りです。

そして、後の2枚は、三浦九段、羽生九段が勝ち取りました。

リーグ残留者は、久保九段、豊島二冠、糸谷八段、広瀬竜王の錚々たる顔ぶれです。藤井聡七段との対局が楽しみです。

以下に示す通り、藤井七段以外の棋士は、全て順位戦A級の猛者ばかりです。渡辺明王将(35歳)への挑戦権を目指して、棋界屈指の精鋭7人が総当りで対戦します。

非常に楽しみですね。

第69期王将戦リーグ

  1. 久保利明九段 44
  2. 糸谷哲郎八段 30
  3. 広瀬章人竜王 32
  4. 豊島将之名人 29
  5. 羽生善治九段 48
  6. 三浦弘行九段 45
  7. 藤井聡太七段 17

参考:wiki

スポンサーリンク

シェアする

フォローする