月の異名の覚え方を総特集!厳選した7つのやり方をガッツリご紹介

2023年2月21日

先日、月の異名について記事を書きました。そこで、その由来や別名などを解説しました。

60爺

この際、月の異名の覚え方について章を設けて私のやり方を出しておいたんですけど…。

サイトを色々見てみたんですけど、月の異名の覚え方については、複数のサイトでも似たような試みをなされていらっしゃいます。

見ていくと、色々と工夫されていて中々面白いので、今回、これらを紹介させてもらおうかなと思います。

月の異名が覚えられないよと嘆いている方、雑学として覚えたい方、知識を増やしたい方など、厳選した7つのやり方を紹介しますよ~。

自分に合う覚え方が見つかるので、一緒に見ていってください。

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月の異名の一覧

さて、最初に、月の異名の一覧を載せておきます。これがないと、何を覚えるのかわからないですもんね~!

この一覧は次の記事から拝借してきました。こちらの記事では、月の異名について詳しく解説する他、各月の別名なども紹介しています。是非、ご覧ください。

それでは、ここにある異名を全て覚えるための覚え方を次の章から順にお届けしますよ。


お勧めの月の異名の覚え方

月の異名の覚え方は、先人の方々がたくさん紹介されています。その中から、60爺が良いと感じたものをご紹介します。

  1. 短歌のリズムで覚える方法
    ムキムキや うさぎの耳踏み 鼻かんで しもたらシワに なりました
  2. 中学国語【ゴロ合わせ】「月の異名の覚え方」
    ムッ!キザは、やーよ!うずまく殺気、皆踏みつける、恥ずいな、勘違いしてしもうた、忘れて
  3. 月の異名の憶え方〜ゴロ合わせ
    むきやすい卵をさっき皆で踏みつけたら、鼻かんで失神
  4. 知恵袋版「月の異名ゴロ合わせ」
    むきゃとサル鳴く1・2・3匹、ウサ耳付けて夏が来て、吹いたらハゲげた長い髪、鼻をかんだら失神もします。
  5. 高校生向け 月の異名の覚え方
    むきやうさみ ふはながし(無興三味 譜は長し)
  6. 中学国語【ゴロ合わせ】「月の異名の覚え方」2
    むっきーやよい うさみなふみ はながしし
  7. 歌に合わせて覚える月の異名

厳選して7つの覚え方を抽出してみました。恐らく、この中から、自分に合う覚え方が見つかると思いますよ。是非、ご確認してくださいませ。

なお、NHK教育の番組「にほんごであそぼ」の中に『ちょちょいのちょい暗記「十二ヶ月」』というのがありますね。この動画をご覧になってもいいですね。

上述の覚え方の中で、これなら覚えられるのではないかと思ったもの第一位です。

お勧めの月の異名の覚え方

テンポよく短歌のリズム「五・七・五・七・七」で口に出して言うのが覚えるコツです。

「五・七・五・七・七」で該当の言葉を区切ってみます。

ムキムキや うさぎの耳踏み 鼻かんで しもたらシワに なりました。

それぞれの区切りで、その内容を解説します。

  1. ムキムキや = つき さらぎ よい
  2. うさぎの耳踏みづき つき なづき みづき
  3. 鼻噛んで =づき がつき かんなづき
  4. しもたらシワにしもつき しわ
  5. なりました=—

ご覧のように、変則的に月の異名が入ってます。

1.「ムキムキや」で1~3月の頭1桁が入っています。2.「うさぎの耳踏み」で4~7月の何と4カ月の頭1桁を包含します。

3.「鼻噛んで」で8~10月の3ヶ月、ここでは、「は、な、かん」と5文字中4文字で異名の3ヶ月を表しているんですね。

4.「しもたらシワに」では、11月、12月の頭2桁で紹介しています。最後の5.「なりました。」はおまけの言葉なんですな。

こちらも語呂合わせなんですが、テンポよく短歌のリズムで「五・七・五・七・七」で口に出してとなえることで、60爺の提示した「剥きサヤ・ウサ皆・踏み花・裃皺」より覚えやすいと思います。

是非、これで、月の異名をマスターしちゃってください。

その他の月の異名の覚え方

ここからは、月の異名の覚え方のうち、上記に挙げたリストの2~7までを順に紹介します。

上述の60爺がお勧めした第一位より、覚えやすいものがあれば、こちらで月の異名を覚えちゃいましょう。

中学国語【ゴロ合わせ】「月の異名の覚え方」

youtubeにあった「月の異名の覚え方」です。ゴロ合わせですよ~。

ここで、言っている内容を文字で書き起こしました。

ッ!ザは、やーよ!』=つき さらぎ やよ
ずまく殺気皆踏みつける』=づき つき みなづき ふみづき
恥ず違いしてしもうた、れて』=はづき がつき かんなづき しもつき しわす

こちらは、3つのフレーズで、それぞれ、3,4,5つの月の異名を表しています。

「やよい」「みなづき」「ふみづき」「はづき」「かんなづき」「しもつき」「しわす」の7つの月の異名が頭2桁で出しています。

最後の「しわす」では、「しわ」ではなく「わす」になっているのがミソですかね。

月の異名の憶え方〜ゴロ合わせ

みんなゴロ合わせですね。

むきやすい卵をさっき皆で踏みつけたら、鼻かんで失神

それぞれつき合わせていくと次のようになっています。

:睦月
:如月
:弥生
すい
:卯月

さっき:五月
:水無月

踏み:文月
つけたら、
:葉月
:長月
かん:神無月

:霜月

:師走

引用 睦月如月など古文の月の異名一覧〜読み方と覚え方、意味や由来と旧暦の話

こちらは、「むきやすい卵をさっき皆で踏みつけたら、鼻かんで失神」と25文字という短い文章の中に12月の異名を閉じ込めています。

そして、この文章をさらにぶった切っています。

  • むきやすいたまごを
  • さっきふみつけたら
  • はなかんでしっしん

このように、三つに分けると憶えやすいかも知れないといってます。言われてみると、なるほどですな。

こちらは、頭1桁を出している月が全部で7つあります。

2文字の月が3つ(みなづき、ふみづき、かんなづき)、「さつき」は「さっき」としています。

変わっているのが「卵」を「卯」の代用にしているところですね。

とりあえずこのフレーズを繰り返して音で憶えてみましょう!

知恵袋版「月の異名ゴロ合わせ」

Yahoo!知恵袋にもゴロ合わせがいました。

むきゃとサル鳴く1・2・3匹、
「む」→睦月(むつき)
「き」→如月(きさらぎ)
「ゃ」→弥生(やよい)

ウサ耳付けて夏が来て、
「ウ」→卯月(うづき)
「サ」→皐月(さつき)
「耳」→水無月(みなづき)

吹いたらハゲげた長い髪、
「吹」→文月(ふみづき)
「ハ」→葉月(はづき)
「長」→長月(ながつき)

鼻をかんだら失神もします。
「かん」→神無月(かんなづき)
「失神も」→霜月(しもつき)
「します」→師走(しはす)

引用 Yahoo!知恵袋

全体を一文にすると次の文章になります。

むきゃとサル鳴く1・2・3匹、ウサ耳付けて夏が来て、吹いたらハゲげた長い髪、鼻をかんだら失神もします。

全部で51文字ありました。先ほどの25文字の覚え方の倍以上の数となります。

ウーム、ゴロ合わせにしては、ちょっとフレーズが長い感じがしますな!

4つの節に区切って、それぞれの節に3つの月の異名を均等に設定しているのは良いでしょう。

「ながつき」「かんなづき」が頭2桁を取っていますが、それ以外は、異名の先頭の文字を使っており、10に登ります。

高校生向け 月の異名の覚え方

高校生向けの奴もありました。これは、短いですよ!

12月を師走と呼ぶのはよくあることなので、すでにご記憶のことと思いますが、それ以外も覚えるのは、結構大変です。
そこで、それぞれの月の読み仮名の初めの1字を、1月から11月まで順に並べて

むきやうさみ ふはながし(無興三味 譜は長し)

と覚えます。
ちなみに、意味は「興味のない三味線の楽譜は、ただ長いだけ」です。
文系、理系を問わず、覚えておくと役立ちます。

引用 月の異名

これは短くて、しかも、ちゃんとした意味があるので覚えやすいかも。

「むきやうさみ ふはながし」

たったの11文字で、月の異名の1~11月の先頭の文字を並べておるんですな。上で示した25文字の半分以下の文字数です。

しかも、「無興三味 譜は長し」という「興味のない三味線の楽譜は、ただ長いだけ」という、きちんとした意味まで添えておるんですよ!

12月の「しわす」がないので、これは、各々覚えておかなくちゃいけないんですがね。

長いのを覚えるのは嫌な人向けですね。

中学国語【ゴロ合わせ】「月の異名の覚え方」2

中学生向けゴロ合わせが、もうひとつ動画がありました。

これも、ゴロ合わせの部分を抜き出しました!

やよいつき さらぎ やよい
うさみなふみづき つき みなづき ふみづき
はながししづき がつき んなづき もつき わす
【意味】
むっきーとやよいちゃんが怒った
うさぎをみなでふみつけたら
はながししのようになった

これも、これで面白いです。かんなづきの「か」が「が」になっているのはご愛敬というところですかね。

歌に合わせて覚える月の異名

最後は、歌で覚える月の異名です。

これ、なかなかいいんですけど、60爺は音感がないせいか、なかなか覚えられませんでしたよ~!

1月から12月までを、月の数字と異名を3ヶ月単位に分けて読んでいきます。

1睦月2霜月3弥生 4卯月5皐月6水無月 7文月8葉月9長月 10神無月11霜月12師走

以上のようですね。

ただ、異名を全て読むわけではなく一部割愛されるんですよ~。

1むつ2きさら3やよい 4うづ5さつき6みなづ 7ふづ8はづ9ながつ 10かんな11しも12しわす

それで、月の数字も、10月は「とー」、11月は「とい」、12月は「とに」と読んでいますね。

おお、文字を起こしていたら、歌えるようになってきました。

これもお勧めですよ!

月の異名クイズ

記事を終わる前に、月の異名が覚えられたかどうかを、以下の一覧で確認しましょう。

異名読み
1月□□む□き
2月□□□さら□
3月□□□よい
4月□□うづ□
5月□□さ□き
6月□□み□□き
7月□□□みづ□
8月□□□づき
9月□□な□□き
10月□□□□なづ□
11月□□□もつ□
12月□□し□す

さあ、異名は全て隠しました。読みについても数文字を隠しています。由来は、大ヒントになってしまいますので、クイズでは外しました!

今まで覚えた知識で、□を全て埋めてください。

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最後に

月の異名の覚え方について特集しました。

60爺

私が無理やり作り上げた「剥きサヤ・ウサ皆・踏み花・裃皺」なんですが、嫁さんに披露したところ散々な結果でした…(涙)。

今回、月の異名を覚える方法を調べたら、皆さん、やはり、いろいろと苦労成されておるようで、やっぱり、60爺と同じようにゴロ合わせに走っていました。

人間のやることは、やっぱり同じ方向に行くんですな。

とはいえ、中学生剥き、高校生向きとたくさんの覚え方があったので、その中から、良さそうなのを勝手に抜き出しました。

是非自分に合った覚え方を選んで、月の異名を覚えちゃいましょう!

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この記事を書いた人

60爺

60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設(2017/2~)となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。「プロフィールはこちら

歳時記

Posted by 60爺