503エラー発生!原因はサーバーキャッシュでXサーバーの設定変更で解決
2025年7月21日、7月24日と立て続けに、この「60爺の手習い」が503エラーに襲われました。
7月21日の朝にブログ更新をしようとログインしましたが、な、なんと503エラーで唖然!茫然!仰天!
結局、この日は回復に至らず、翌朝立ち上げると問題なく作業が出来ました。
しかし、7月24日に再度発生!
よく考えたら、スピードアップを図るために、Xサーバーの設定を一部実施したことを思い出し、サポートに連絡したところ、先方から返事が来て、その対応を行ったところ、503エラーは解消したように見受けられます。
この記事では、そんな流れを記録に残し、備忘録を兼ねて、似たような症状が起きた方のためになればと筆を執りました。
503エラーの発生!

冒頭でも書いたとおり、2025年7月21日、7月24日と立て続けに、503エラー(上記のような「Service Unavailable」エラー)が発生しました。
その過程を述べておきます。
7月21日
7月21日の朝の503エラーは、本当にびっくりしました!
どうしてよいかわからず、しばらく様子を見ましたが、全く回復の兆しがありません。
11:00前に、Xサーバーのサポートにメールを送付し、15:00前にサポートからは回答を出せないため、担当部署での調査を行うとの連絡が来ました。
このままでは困るので、いつまでかかるか問い合わせをするも、順番通りに対処するとの回答。
結局、この日は回復に至らず、翌朝立ち上げると問題なく作業が出来ました。
エラーログをサポートに送りましたが、下記のような回答で原因不明とのことでした!
PHP-FPM関連のものかと推察されるが、直接の要因と断定できる要素がないため、本事象はお客様の環境でのみ発生していた
7月24日
ところが、7月24日6:30に再度発生!
さすがにこれは放置できません!
ここにきて、思い出したんですが、ブログのスピードアップを図るために、先日、Xサーバーの設定を一部変更したんです。
そこで、その内容を書いてサポートに連絡したところ、6時間後、先方から返事が来て、次の回答が来ました!
- サーバーのエラーログを確認し、PHPに関連した大量のエラーが出力されていることを確認
- 設定の変更の影響も含め、改めて、こちらのサーバーを再調査
503エラーの原因
さらに3時間後、サポートから回答が来ました。
まず、現時点でサーバー側の負荷などはないこと、サーバーに負荷が生じていないにもかかわらず503エラーが発生する場合、サーバー側のキャッシュなどが影響している可能性があるとのことでした。
そこで、先方の指示に従い、サーバーキャッシュの設定を実施したところ、503エラーが解消しました!
一安心!
実際に行った設定内容は、次の章で詳しく述べたいと思います。
スピードアップのためのXサーバーの設定
さて、それでは、今回の503エラーの一番の原因となった「スピードアップのためのXサーバーの設定」からご披露します。
それは、こちらの「【2025年7月】Xサーバーの表示速度測定結果と高速化テクニック 」を参考にしたモノです。
この設定をしたことで、pagespeedinsightsの内容が大幅にアップしたとか。
設定は一部を除き、7月18日に実施しました。
JIT設定有効化
上記記事の「2. JIT設定を有効化」の内容です。
実施内容は、サーバーパネルの「PHP」>「pho.ini設定」>「ドメイン」:「直接編集」で行います。
最終行にある「opcache.jit = off」を「On」に変更して「設定する」をクリックしました。
XPageSpeed設定
こちらは、「3. XPageSpeed設定」の内容です。
実際は、サーバーパネルの「ホ-ムページ」>「XPageSpeed設定」をクリックします。
すると、ワーニング画面が表示されて脅かされますが、次の対象ドメインの項目をONに変えました。
- 画像最適化
- 画像遅延読み込み
- CSS最適化
- CSS遅延読み込み
- JavaScript最適化
- JavaScript遅延読み込み
最後の項目のみは7/23に変更しています。
サーバーキャッシュの設定
Xサーバーのサポートからの指示は次のモノでした!
- 「Xアクセラレータ」の設定を【OFF】(無効)、もしくは、Ver1.0へ変更ください。
- サーバーキャッシュ設定を【OFF】(無効)へ変更ください。
- ブラウザキャッシュ設定を【OFF】(無効)へ変更ください。
このうち、1.を「Ver1.0」に、2.を「OFF」にした所、503エラーが解消しました。
3.については、「OFF」にしても、対応に時間がかかるとのことで「ON」でも問題ないようです。
どうやら、上記の「スピードアップのためのXサーバーの設定」と、これらの相性が悪いようですね。
スピードの速さに対して、「XPageSpeed設定」と、このサーバーキャッシュ設定のどっちがいいのかは、現時点で判断できません。
※60爺がブログを運営していく中で遭遇した数々のエラーとの苦闘をまとめた記事です。
⇒ wordpressでのエラー事例!ブログ運営で遭遇した障害・対応を大公開
最後に
Xサーバーで発生した503エラーの顛末についてお話しました。
スピードアップのためのXサーバーの設定をしたことで、サーバー側のキャッシュに何らかの影響が発生した可能性が原因であると思われます。
503エラーは2回発生したのですが、Xサーバーの設定をしたことを先方に伝えなかったために、問題解決に余計な時間を喰ってしまいました。
同様のエラーが出た方のご参考になればいいと思います。
■思えば「ブログ運営」の記事も増えてきました
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