延長コードはなぜ危険?理由とやってはいけない使い方をわかりやすく解説
延長コードは日常的に使われていますが、「危険」と言われる理由を正しく理解している人は多くありません。
便利だからこそ、使い方を間違えると事故や火災につながる可能性があります。
なんとなく使っている延長コードでも、実はやってはいけない使い方がいくつもあります。
この記事では、危険とされる理由と安全に使うためのポイントを整理して解説します。
延長コードが危険と言われる理由
延長コードが危険とされるのは、電気の流れに対して負荷が大きくなりやすく、発熱やトラブルの原因になるためです。
特に注意すべきなのは、電気の使いすぎや接触不良です。
なぜ危険になるのか
電気は流れるときに、コードや接続部分でわずかな抵抗を受けます。
この抵抗が大きくなると、熱としてエネルギーが発生します。
延長コードを使うと接続箇所が増えるため、その分だけ発熱のリスクが高くなります。
また、長いコードや細いコードほど電気抵抗が増えやすく、負荷が大きくなる傾向があります。
特に危険な使い方
延長コードの事故は、ほとんどが使い方に原因があります。
まずは、代表的な危険な使い方を確認しておきましょう。
- たこ足配線
- コードを束ねたまま使う
- 劣化したコードを使う
- 差し込みがゆるい状態
それぞれの使い方に、どんな危険が潜んでいるのかを順に見ていきましょう。
たこ足配線

たこ足配線は、1つの延長コードやコンセントに多くの機器をつなぐ使い方です。
問題なのは、「口数が多いこと」そのものではなく、同時に流れる電気が多くなりすぎることです。
たこ足配線をすると、消費電力が大きくなり、延長コードの定格容量を超えるおそれがあります。
これにより、コードが発熱し、最悪の場合は発火につながることがあります。
実際に、たこ足配線が原因でコンセント周辺が過熱し、火災に至るケースも報告されています。
コードを束ねたまま使う

延長コードを丸めたまま使うのも危険です。
コードに電気が流れるとわずかに熱が出ますが、束ねた状態だとその熱が逃げにくくなります。
特に長時間使う機器や、消費電力の大きい機器をつないでいるときは注意が必要です。
また、コードリール型の製品を使う場合も、必要な長さだけ引き出すのではなく、できるだけ十分に伸ばして使うことが大切です。
巻いたままの使用は、見た目以上に熱がたまりやすい使い方です。
その結果、コードの一部に熱がこもり、温度が上がりやすくなります。
熱が逃げない状態が続くと、コードの被覆が溶けたり、内部が損傷するおそれがあります。
劣化したコードを使う

古くなった延長コードを使い続けることも危険です。
外側の被覆がひび割れていたり、ねじれや折れ曲がりが多かったりすると、内部の導線まで傷んでいる可能性があります。
この状態で使い続けると、漏電やショートの原因になります。
場合によっては、火花が発生して発煙や発火につながることもあります。
差し込みがゆるい状態
プラグがしっかり奥まで差し込まれていない状態も危険です。
差し込みが浅かったり、ぐらついていたりすると、プラグとコンセントの接触が不安定になります。
接触が悪い状態では、電気が流れる部分で小さな火花が発生しやすくなります。
これが続くと、差し込み口の焦げや発熱が進み、最悪の場合は発火の原因になります。
安全に使うためのポイント
延長コードは正しく使えば便利で安全な道具です。
即ち、上記で説明した、危険な使い方を改めればよいのです。
- 消費電力の合計を確認する
- 定格容量を超えない
- コードを束ねない
- 劣化したものは交換する
消費電力の合計は、同時に使う電化製品の合計が延長コードの定格を超えないように確認します。
特に、電子レンジやドライヤーなど消費電力の大きい機器は注意が必要です。
定格容量を超えないことも重要です。
延長コードには使える上限があるため、余裕を持って使用することで発熱リスクを抑えられます。
コードを束ねないことも大切です。
熱がこもりやすくなるため、できるだけ伸ばして使うことで温度上昇を防げます。
劣化したものは交換しましょう。
見た目に問題がなくても、古いコードは内部が傷んでいることがあります。
※こちらの記事では、コンセントの穴の大きさの違いを追いかけました。
まとめ
延長コードが危険とされるのは、電気の使い方によって発熱や事故につながる可能性があるためです。
特に、たこ足配線やコードの劣化などは事故の原因になりやすいポイントです。
日常的に使うものだからこそ、正しい使い方を意識することが重要です。
少しの注意で、安全性は大きく変わります。
※生活の中で、ふと、疑問に思ったことをまとめています。




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