ワードプレスのwordpressアドレス（URL）変更でログインできない場合の対処法
先日、環境設定のファイルに誤りがあって wordpress を色々と触っていたんですが、このエラーの対応の際、とんでもない間違いを起こしました。
WordPress の設定＞一般にある WordPressアドレス（URL）を変更したところ、面倒なことになってしまいました。
何と、WordPress にログインできなくなってしまったんです。
60爺は、設定＞一般にいたんですが、いきなり管理画面が吹っ飛び、そこから二度と WordPress にログインできなくなってしまったのです。いやー、焦りました！
結局、前日バックアップしたデータベースのバックアップファイルからデータベースをリストアすることで回復できましたが、ホント、肝を冷やしました。
そこで、今回、何故、こんなことが起きたのか、他に対処方法がないのかを考察してみました。
「WordPressアドレス」と「サイトアドレス」の違い
まず、「WordPressアドレス(URL)」と「サイトアドレス(URL)」の違いについて調べてみました。
上記に示したように、WordPressのダッシュボードの設定＞一般には、「WordPressアドレス(URL)」と「サイトアドレス(URL)」という同じような項目があります。
これらのアドレスが示すのは次のモノです。
- WordPressアドレス(URL) — WordPressをインストールした場所
- サイトアドレス(URL) — そのWordPressにアクセスするためのアドレス
この２つの値は同じ場合もありますし違う場合もあるんです。ちなみに、上記に示したように60爺のそれは同じ値ですね。
60爺のサイトを例に採ると、「https://www.mizutan.com/wordpress」で運用している wordPress を「https://www.mizutan.com/wordpress」にインストールしているとの意味です。ちなみに、60爺は、自宅でサーバを運用しています。
レンタルサーバーで運用している場合は、これらの値が異なっている場合があるようです。そして、これらの値が異なっていても特に問題はありません。
間違えて入力した場合の対策
本題です。これら、「WordPressアドレス」及び「サイトアドレス」ですが、両者とも簡単に訂正できますが一つ大きな違いがあります。
サイトアドレス
「サイトアドレス」は間違えた値を入力して保存しても、その後、いくらでも訂正が可能です。
つまり、誤った値を入れてしまっても、wordpress にログオンできますので、管理画面に行って間違えた内容を訂正することができます。
WordPressアドレス
しかし、「WordPressアドレス」は、「サイトアドレス」のようにはいきません！
「WordPressアドレス」に間違えた値を入力すると、上述したように、管理画面が吹っ飛び、そこから二度と WordPress にログインできなくなってしまいます。
60爺はデータベースのバックアップファイルを使用して事なきを得たのですが、バックアップファイルがなくても対応する方法がありました。
config.php に手を入れることで設定そのものを元に戻せます。
次の一文を、config.php（このファイルは、wordpress 直下に存在します）に追加するだけです。
update_option( ‘siteurl’, ‘http://****.com’ );但し、この一文は、以下の文より下に書き込む必要があります。
require_once(ABSPATH . ‘wp-settings.php’);こうすることで、先程誤って入力した内容が、ここで設定した内容に書き換えられて wordpress の管理画面が表示できるようになります。
そして、正常に戻ったら、先程 config.php に書き込んだ update_option は不要となるので削除してください。
参考
WordPressアドレスとサイトアドレスの違い・間違って変更した場合の対処法
[WorｄPress]サイトアドレスの設定を間違えてログインできなくなった
60爺
60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設（2017/2～）となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。「プロフィールはこちら」