サンダーバードでメールを指定フォルダへ振り分けるフィルタ設定方法

2022年6月28日

60爺は Mozilla Thunderbird でメールの送受信を行っています。

この度、久々にメールを振り分けるフィルタを作成したのですが、作成時に少し迷ってしまったので、手順を記録に残すことにしました。

実施したのは次の作業です。

  • サブフォルダ「60爺の手習い」作成
  • 対象メールをサブフォルダに振り分けるフィルタ作成

この作業を実施する手順を以下に示します。

スポンサーリンク

サブフォルダ「60爺の手習い」作成

始めに、サブフォルダに「60爺の手習い」を作成します。

Thunderbirdを立ち上げ

まずは、Thunderbird を立ち上げます。

サブフォルダ作成

先程も書いたのですが、受信トレイ配下のフォルダ「XX」配下にフォルダ「60爺の手習い」を作成します。

受信トレイ配下のフォルダ「XX」の上で右クリックするとメニューが表示されますので、「新しいサブフォルダ」をクリックします。

「新しいフォルダ」画面が表示されます。

ここに、60爺の手習いと入力し、「フォルダを作成」をクリックします。

「新しいフォルダ」画面が消え、「XX」配下にサブフォルダ「60爺の手習い」が作成されます。


対象メールをサブフォルダに振り分けるフィルタ作成

件名に「60爺の手習い」、「60爺の読書の部屋」があるメールを、上記で作成したサブフォルダ「60爺の手習い」に振り分けるメッセージフィルタを作成します。

フィルタ設定画面表示

Thunderbird の右端にある三重線をクリックします。

表示されたメニューの下の方にある「ツール」をクリックします。

「ツール」メニューが表示されますので「メッセージフィルタ」をクリックします。

「メッセージフィルタ」画面が表示されので、「新規」をクリックします。

フィルタ設定

「フィルタ設定」画面が表示されました。順に設定していきます。

① フィルタ名、フィルタに適用するタイミング

「フィルタ名」にわかりやすい名前を入力しします。今回は、「60爺の手習い」としました。

「フィルタに適用するタイミング」は、デフォルト(「手動で実行する」、「新着メール受信時」)のままにします。

② 条件欄

条件欄ですが、今回は、条件を二つ入れたい(or条件)ので、「いずれかの条件に一致」にチェックを入れます。
次に、「件名」、「に次を含む」は触らず、入力欄に「60爺の手習い」を入力します。

その後、「+」をクリックします。

新しい条件欄が表示されますので、先程と同じように「条件」、「に次を含む」は触らず、入力欄に2つ目の条件である「60爺の読書の部屋」と入力します。

③ 以下の動作を実行する

今回は、該当するメールを指定のフォルダ「60爺の手習い」に格納するので、「メッセージを移動する」は触らずに、「フォルダを選択してください」をクリックします。

選択肢が4つ出るので、「受信トレイ」⇒「XX」⇒「60爺の手習い」をクリックします。

これで、「メッセージフィルタ設定」は終了です。「OK」をクリックします。

フィルタの実行

作成したフィルタを実行して、狙い通り稼働するか確認しましょう。

フィルター実行前のメールの一覧はこうなっています。

「メッセージフィルター」画面に戻っていると思いますので、今作成したフィルターを選択して下にある「今すぐ実行」をクリックします。

するとフィルターが実行され、一覧が変化します。「60爺の手習い」、「60爺の読書の部屋」が消去されていることがわかります。

次に、先ほど作成したフォルダ「60爺の手習い」を見ると、メールが移動していることがわかります。フィルターは正常に稼働しました。

フィルターの編集

メールの一覧を確認していたら、「60爺の手習い」がいくつか残っていました。よく見ると、「60」が大文字になっていますね。

先程してした条件は小文字(60)でしたので、条件に合致しなかった訳です。

このメールもフォルダに転送するため、先程のフィルターを編集してみましょう。

表示されている「メッセージフィルター」で、フィルター名:60爺の手習いを選択し、右にある「編集」をクリックします。

「フィルターの設定」画面で、条件の2番目の「+」をクリックします。

3つ目の条件入力画面が表示されます。

入力欄に「60爺の手習い」と大文字の数字の条件を入力して、「OK」をクリックします。

「メッセージフィルター」画面に戻りますので、今作成したフィルターを選択して下にある「今すぐ実行」をクリックします。

「60爺の手習い」が一覧から消去されました。

フォルダ「60爺の手習い」を見ると、大文字のメールも移動していることがわかります。フィルターは正常に稼働したようです。

フィルターの選択肢

フィルターの設定画面で他の例を示します。

上述の例では、件名にある文字列の判定をしていましたが、差出人にある文字列の判定の例です。動作については「メッセージを削除する」を指定しています。

こうすることで、指定のメールを削除することが出来ます。

件名や差出人の他の選択肢は次の通りです。本文や送信日、宛先などたくさんありますね。

「に次を含む」をクリックすると選択肢が表示されます。こちらもたくさんの選択肢がありますね。

最後に動作の一覧です。こちらも、上記を上回る選択肢が用意されています。

皆さんも、うまく組み合わせて狙いのフィルターを拵えてください。

最後に

サンダーバードでメールを指定フォルダへ振り分けるフィルタ設定方法について、順を追って説明しました。

メールは知らず知らずのうちに増えていくものです。そのため、ほっておくと、肝心のメールがどこにあるかわからなくなってしまいます。

そのためにも、本記事を参考にして、きちんとフォルダ分けしてメールを管理してみてはいかがでしょうか。

スポンサーリンク
この記事を書いた人

60爺

60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設(2017/2~)となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。「プロフィールはこちら

windows10関係

Posted by 60爺