アライグマの鳴き声を集めてみた!動画と文字情報の両方でチェックしてみよう
アライグマと言えば、「アライグマ ラスカル」を思い出す方が多いと思います。You tube を探すと簡単に見つかりますね。
ラスカルは非常に愛らしく描かれていて、皆さんも親しみがあると思います。ラスカルの鳴き声(60爺には、キューキューと聞こえます)も可愛いですね。声優の野沢雅子さんがやっていたんですね。
実は、実際のアライグマって、とっても狂暴なんですよ。
ラスカルとの落差が激しいんですが、実際のアライグマはどんな鳴き声をしているのでしょうか。
そこで、この記事では「鳴き声」に注目して、お話を展開していきます。乞う、ご期待あれ!
アライグマの鳴き声を集めてみた
さて、それではアライグマは、どんな鳴き声を出すのか確認してみましょう。
「アライグマ 鳴き声」で記事を探すと、アライグマの鳴き声が動画や文字情報で、たくさん載っています。威嚇する時や、赤ちゃんが親を呼ぶときの鳴き声も載っていますね。
これらの記事を見て、どんな鳴き声を出すかはわかりましたが、文字情報だけを羅列しても、余り面白くありませんね。
そこで、文字情報を披露する前に動画を見ていただくことにします。動画の中で実際のアライグマがどんな鳴き声をしているか確認してください。
そして、それを聞いていただいた後に文字情報を見ていただけば、自分の感性との違いが判ると思います。
まずは動画で見てみよう
始めは、2012年5月に東山動植物園で撮影されたアライグマですね。
見た限り、かわいい顔をしていて、ラスカルに似ているような気もしますし、全然狂暴ではないですね。随分、落ち着いていますし毛並みもきれいです。人間慣れしてる感じ!
ずっと鳴いていますね。奥の方にも、もう一匹別のアライグマが見えます。
迷子のアライグマ兄弟の動画です。真昼間に、人里のど真ん中に出てきているのは珍しいですね。
人間を見ても威嚇する様子もありませんし、まだ、小さくて赤ん坊に近い子供のアライグマに見えます。何か、そばに親のアライグマがいる可能性が高く、うかつに近づくとちょっとやばいのではないかと思いました。
こちらものアライグマ鳴き声も、可愛らしい鳴き声ですね。でも、この鳴き声、下手をすると親のアライグマを呼んでるんじゃないかと。
こちらは、捕獲したアライグマを撮影したものです。「5匹目捕獲」と書いてありますので、この近辺にアライグマがたくさん生息しているようですなア!
このアライグマ、罠から出られないかウロウロして脱出路がないか探しているんですね。
威嚇するような唸り声の他に、鳴き声を出していますが、怒っているというより、すごく困った感じが出ていますよね。
文字にするとどうなる?
アライグマの鳴き声が文字で書いてあるものを、色々なサイトを当たって集めました!
同じ文言はまとめ、あいうえお順に並べました。いっぱい集まったものの、動画の中のアライグマ達の鳴き声と一致してますか?
それにしても、色々な鳴き声をするんですな。
- ギーィギーィ
- キュー
- キューキュー
- キュー、キューー
- キュッキュッ
- ギュッギュッギュッ
- ギューッギューッ
- ギュウギュウ
- キュルキュルキュル
- キュルルルー
- クーンクーン
- クックックッ
- クルクル いう高い鳴き声、鳥のような鳴き声
- クルクルクル
- クルクルクルクル
- クルル、クルルル
- クルルッ
- クルルルッ
- クルルル
- クルルル、クルルル
- クルルルル
- シャー 威嚇時
- シャーッ 威嚇時
- ピィーィィ、ピィーィィィ という甲高い鳴き声。
- みゃ~みゃ~ と子猫のように鳴きます
- ミャー
動画で聞いた鳴き声と比較してみましょう!
最初の映像の東山動物園のアライグマの鳴き声は、たしかに「クルル、クルルル」と聞こえました。
2番目の迷子の兄弟?のアライグマの鳴き声は、「キュルル」、「キュイ」、「プルル」のように聞こえますね。鳥の鳴き声のようにも聞こえませんでしたか?
最後の映像の捕らえられたアライグマは、近くに来た人間に炊いて、「ウー」みたいな唸り声を上げていました。ただ、威嚇する時の「シャー」とか「シャーッ」という鳴き声はなかったでね。
むしろ、「ブルルル」みたいな鳴き声で、「馬のいななき」のように聞こえました。以前、60爺の実家でハクビシンを捕えた時は、檻の近くに行くと、「シャーッ!」と脅されました。
まあ、アライグマは余り鳴かない動物らしいので、上に集めた文言の鳴き声を全て動画で見つけるのは、なかなか難しいのではないでしょうか。
こちらは、同じ害獣であるハクビシンの鳴き声です。
アライグマの脅威
アライグマは、非常に食欲旺盛であり、さらには雑食であるため、農作物をも食い荒らします。おまけに、鶏程度の大きさの動物であれば食物とみなします。そのため、アライグマが家畜だけでなく、ペット(魚や鳥、亀)を食べてしまったという事例もあるそうです。
その他にも、人の住む家屋に浸入し、屋根裏に住み着くこともあります。この場合、垂れ流された糞尿が悪臭の基になり、また、アライグマが屋根裏を走り回るため、天井板が破損したり腐食したりと、様々な被害が出ています。
そして、こんな危険性があります。
狂犬病のリスクについて
アライグマで一番怖いのは、狂犬病を持っていることです。過去にアライグマに噛まれて狂犬病になり命を落とした人もいるそうです。
この狂犬病、発症すると致死率がほぼ 100% という恐ろしい病気です。
狂犬病は、過去に多くの人間や犬が命を落としてきましたが、狂犬病予防法により、犬の登録、予防接種、野犬などの抑留が成され、現在の日本では、ほとんど感染の報告もありません。
そのため、キャリアであるアライグマを見かけたら、うかつに近づかないようにしましょう。
病原体のデパート
アライグマの毛皮に生息するマダニというダニによって感染症(重症熱性血小板減少症候群(SFTS):発熱・頭痛・筋肉痛などが発生し、死亡する場合も)を発症する可能性があります。
また、アライグマ回虫が人間に移ると深刻な病状になります。目に入り込んだ「眼幼虫移行症」(網膜炎となり、視力障害が発生、最悪の場合失明する)や神経に入り込んだ「神経幼虫移行症」(発育障害や神経痛)となります。
他に、レプトスピラ菌による、黄疸や出血、腎機能障害の発祥の可能性もあるんです。
まだまだありますが、おっかないので、この辺でやめておきます。
アライグマを見かけても、安易に近づくのは止めましょう!
最後に
アライグマの鳴き声を中心にまとめてみました。
アニメ「アライグマ ラスカル」は、愛らしいラスカルを中心とした物語でしたが、「アライグマの脅威」でまとめたように、アライグマはちょっとおっかない動物であることも分かったと思います。
60爺の住む街でも、アライグマの被害が出ています。
みなさんも、お気をつけて。
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