糸へんに由で紬!読み方から意味・名前での使われ方まで総特集

2023年11月1日

現在進行中の竜王戦ですが、タイトル戦の棋士は、基本、和服姿で対局します。そこから、高級和服が連想され、「大島紬」が頭に浮かびました。

鹿児島県奄美大島が発祥の絹織物で、結城紬と並ぶ高級紬の代表ということです。

この「大島紬」「結城紬」にある「紬」ですが、糸へんに由で構成される漢字ですね。

60爺

糸へんの漢字はシリーズ化になったし、そこそこの数の記事を書いてます。

それでは、この糸へんに由と書く「紬」について、読み方から意味・書き順、そして、名前での使われ方まで総特集します。

ご一緒に、内容をご覧下さいませ。

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糸へんに由で紬!漢字の読み方や全体像をまずはチェック

最初に、糸へんに由で紬の意味と読み方を明確にしましょう。

糸へんに由で紬の読み方と意味

画数 :11画
音訓:チュウ つむぎ ひ・く(日本語だけ)ひもと・く
意味
①{名詞}つむぎ。節のある太い絹糸で織り、糸めを抜き出したように見せる布。つむぎおり。また、広く絹織物。②{動詞}ひ・く。繭から糸をひきだす。転じて、物事の糸口を見つけて、たぐり出す。
日本語だけの意味・用法
(訓読み)ひもと・く
(名付)つむぎ

参考:上級漢和辞典 漢字源 学研

「紬」の音読みは「チュウ」で、訓読み「つむぎ」「ひ・く」です。日本語だけの訓読みに「ひもと・く」があります。

※「ひもと・く」を国語辞典で引きましたが、「紬く」は載っていませんねエ…。

意味は、名詞の「つむぎ」と動詞の「ひ・く」です。動詞の類義語に「抽」があります。

60爺

「姓の一つ」という意味がないため、この漢字の姓はないんですね。

この漢字の書き順を見てみましょうか。

この漢字の書き順は、糸に由を順に書きます。どちらも簡単な漢字で書き順に問題はありませんね。

もっと詳しく知ろう!紬の漢字としての由来や成り立ち

紬=「由(ユウ 抜け出る・抜き出す)+糸(いと)」(形声)です。

形声とは、漢字の六書(リクショ)の一つ。発音を表す文字と、意味を表す文字とを組み合わせて、新しい文字を作る方法。

蚕の繭から糸をひき出して、それで織った布を示します。

同源語に「紬」「由」「抽」「油」「秞」があります。


紬のつく言葉

この章では、紬のつく言葉をみていきたいと思います。

紬のつく言葉読み意味
紬繹チュウエキ糸口をみつけて問題点などを次々とひき出す。
紬績チュウセキ{紬緝(チュウシュウ)}糸をつむぐ。▽「績」はつむぐ。
60爺

2つのしかありませんな。

紬績は広辞苑のみに載っていました。

日本語では、「絹紬(けんちゅう):経緯(たてよこ)に柞蚕糸(さくさんし)を用いて織った織物」なんて言葉があります。

次の章では、「紬」を名前に使う場合のポイントを簡単に述べておきます。

名前に使われる際のポイントは

糸へんに旬と書く漢字「紬」は人名漢字です!

最近、この「つむぎ」という読み方の名前(特に女の子)が大人気なんだそうです。

2020年明治安田生命の名前ランキングでは、女の子の「人気の読み方」で8位、2021年では3位まで順位を上げています。

紬には、「繭から糸をつむぐ・引き出す」「経糸と緯糸を紡いだ綿の織物である」「織物の紬は丈夫な綿製」などから、次の想いを乗せられそうです。

  • 糸口を引き出して人生を歩んでいく
  • 人と人との強いつながりを持てる人
  • 芯のあるしっかりとした子になるよう

「紬」を使った名前

男の子の名前60爺ベスト3

  1. 紬幸(つゆき)
  2. 俐紬斗(りつと)
  3. 梛紬雄(なつお)

紬には本来「つ」という読みはありません。しかし、ネットなどを見ていくと、「つ」で名付けしている例が多いのも事実です。

全員に「つ」の読みで名付けています。

60爺

キラキラネームになってしまうようで気が進まないのですが、男の子の名前を付けるのに、これしか手がありませんでした。

女の子の名前60爺ベスト3

  1. 紬(つむぎ)
  2. 紗紬希(さつき)
  3. 三紬紀(みつき)

女の子のトップは一文字で「つむぎ」です。これは、名付けとして許されています。

2,3は、男の子の名付けでやったように「つ」の読みとしましたが、上述したように、本来「紬」の持っている読みではありません。

最後に

糸へんに由と書く漢字「紬」の読み方と意味等について述べてきました。

名詞の「つむぎ」と動詞の「ひ・く」という意味を表す漢字です。

この漢字は、日本各地の高級な和服である「○○紬」でお目にかかるモノで、イメージとしては、古風とか後宮のイメージですね。

この漢字は名前に使うと、今いった古風なイメージ等があるので、名前ランキングでも上位に入るんですね。

ただ、読みには、「つ」とか「つむ」と読ませる一見キラキラネームに近い使い方になってしまっているような気がしました。

※気づけば糸へんの記事も増えてきました

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この記事を書いた人

60爺

60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設(2017/2~)となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。「プロフィールはこちら

糸へんの漢字

Posted by 60爺