ノートパソコンG570ヒンジ修理 値段はネジ代のみでOK

2017年12月4日

60爺が、構造に難ありのlenovo G570の復活にチャレンジし、見事成功しました。60爺が、慣れないながらも、なんとかやり遂げた過程を、記録に残しました。

明るい陽光のもと、以前、お話したG570のヒンジ修理にチャレンジしました。

60爺でも出来るでしょうか。ネジは、M2.6×15mmを既に購入済です。まァ、失敗したとしても、現在、使えなくなっているノートパソコンがお釈迦になるだけだし、気楽に取り掛かることにしました。

上の記事にある写真を再掲載しますが、ヒンジはこんな状態です。

ヒンジが壊れて、ご覧のように盛り上がってしまい、このせいで、一部キーボードが使用できなくなっています。G570は、ヒンジの構造に難があると言う記事がネット上にたくさん上がってます。

さて、参考記事はこちらです。

ノートパソコンG570ヒンジ&電源修理

スポンサーリンク

バッテリ、HDD、DVDドライブ取り外し

初めに、バッテリ、HDD、DVDドライブをはずのですが、ユーザーズマニュアルにはずし方が書いてあるとなっていますが、ユーザーズマニュアルをさがすのが面倒でしたので、手探りで実施しちゃいました。

まず、バッテリです。ロックを外して、上方向(水色の矢印)に力をかけると外れました。DVDドライブは、下記の青で囲った1本のネジを外し、左側に引き抜きます(青の矢印)。簡単です。

ハードディスクは、(上記の赤で囲った部分の)ネジを緩めて、ここの蓋をあけます。写真では、ドライバを右側に当てていますが、実は右側に突起があるので、左側から力を加えるとあっさり開きます。マニュアルを見れば一目瞭然だと思いますが、ここ、大事です。

蓋を開いたら、ハードディスクは、ネジを2本外すだけで簡単に取り外せます。

冷却ファン取り外し

次は、記事にしたがい、冷却ファンの突起を外し、ついでに、冷却ファンも外します。記事では、冷却ファンを外したほうが後の作業が楽と言っていますが、まさにその通りです。止めてるネジは3本ですので、すぐに取り外せますよ。

キーボード取り外し

さて、キーボードの取り外しです。上記記事に通り、裏のネジを取り外します。ネジはいっぱいあるので、どこのネジか分かるように保管することが肝要です。

で、キーボードを外すコツですけど、Youtubeにある下記ページに出てきますが、裏側のある箇所を押すことで、外すのが楽になります。是非、確認してみてください。

LENOBO G570ヒンジ修理

最初は固いですが、外れ始めると、意外とすんなりいきます。そっと、力を加えながら、大胆にいくときは大胆に進みましょう。上記は、ドライバを隙間にねじ込みながら、キーボードを外しているところです。

キーボードが外れると、フレキシブルケーブルが、本体とつながっております。

ストッパを外して、フレキシブルケーブルを抜きましょう。

うまく抜けました。


裏パネル取り外し

キーボード裏が見えました。また、フレキシブルケーブルが2本あるので外しましょう。少し、力を加えることで、抜くのに手間はかかりません。ただ、60爺は、ヒンジ修理後、このフレキシブルケーブル(特に下の奴)を挿すのに苦労しました。

この、lenoboシールが、「触った証拠」なんですね。剥がすと、ボロボロになってしまい、復元は不可能ですね。

さあ、いよいよパネルを外します。最初の記事にありますが、つめで止まっているだけなので、マイナスドライバでこじ開ける感じでやっていくといいようです。

はずれました。

ヒンジの修理

左側の壊れたヒンジです。浮き上がっちゃてますね。止めていたネジの受け部分が壊れて、ねじごと外れており、そのため、金具が浮いてしまったんですね。

右側は、現在のところ無事です。しかし、ほおっておくと、左側と同様の状態になることは明白(いろいろな記事を見ると、時間の問題って書いてあります)とのことでもあり、また、再び、PCを分解するのもいやなので、今回、合わせて修理してしまいます。

左側のヒンジ部分、最初の記事を参考に穴を開けました。

そして、こちらは右側のヒンジ部分です。やはり、2ヶ所の穴を開けました。

修理後のヒンジです。下から、M2.6×15mmなべ小ネジをねじ込み、ナットで締め付けました。この際、ペンチを使用して、ナットを締め付けると良いです。なんとか、止めることが出来ました。

裏から見ると、こんな感じ。

こちらは、右側のヒンジです。現時点では問題なかったものの、崩壊の危機にあったようでしたので、ネジをはずし、穴を開け、同じねじでとじ込みました。

こちらも、裏から見ると、・・・。ゴムの足があるので、とった場合と、取り付けたときです。

ちょっと、かっこ悪いですが、まあ我慢しましょう。

エピローグ:さあ、組み立て・・・動きました

さて、この後は、分解の逆の手順で組み立てました。

ただですね。ネジがたくさんあって、どれがどれだか分からなくなった箇所があって、何と最後に、ネジが1本余ってしまったのです。今更、元に戻るのはいやだったので、そのままにしてあります(いいのか?)。

さきほど、ネジがどの箇所のものか確認するのが肝要といったのは、このことです。できれば、写真を撮っておくと良いですよ!

ま、スイッチを入れたら、立ち上がったので、よしとしましょう(本当にいいのか?^^;)

盛り上がっていたヒンジは、こうなりました。完全に閉められていないですね。キーボードも皆復活していますし、こんなもんでしょう。

今回、大活躍のペンチと、穴あけドリルです。

修理にかかったお値段は、ネジ代のみです。60爺は、ホームセンターで購入しました。ほとんど100円ちょいでした。あとは、60爺の時間が1時間ほどです。lenovoに出してぼったくられるより、はるかにましだと思います。

是非、チャレンジしてみてください。

ちょっと経路が違いますが、以下の記事もご覧ください。

DIYによる出窓の天板の張替えを実施 驚きの効果が出た 皆さまも是非

DIYで壁紙の張替えを実施 簡単に出来て費用も安く!

スポンサーリンク
この記事を書いた人

60爺

60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設(2017/2~)となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。「プロフィールはこちら

家の補修

Posted by 60爺