サンチーム(㌠)とは?意味や由来からSNSで使われる理由まで解説
「㌠」という見慣れない文字を見て、「何これ?」「どういう意味?」と思ったことはありませんか。
SNSのユーザー名やプロフィールなどで見かけることもありますが、本来は通貨に関係する文字です。
また、パソコンやスマホで入力したいと思っても、出し方が分からず困る人も少なくありません。
この記事では、「㌠」の読み方や本来の意味、SNSで使われるようになった理由を分かりやすく解説し、パソコンやスマホ及びテプラでの出し方についても紹介します。
サンチーム(㌠)とは?
サンチーム(㌠)とは、もともと「centime(サンチーム)」を表す組文字です。
centime(サンチーム)はフランス語で「100分の1」を意味し、フランや一部の通貨の補助単位として使われてきました。
日本語では「サンチーム」と表記され、この言葉を1文字で表すために作られたのが「㌠」です。
現在では、通貨単位として使われる場面はほとんどありません。
読み方
「㌠」の読み方はサンチームです。
「センチメートル(cm)」とは全く別の言葉なので、混同しないよう注意しましょう。
本来の意味
サンチームは、フランスやベルギー、スイスなどで使われていた補助通貨単位で、次の関係になります。
- 1フラン=100サンチーム
現在ではフランスやベルギーなどでフランは使われなくなりましたが、「centime」という補助通貨単位は、スイスやモロッコ、アルジェリアなど現在でも一部の国で使われています。
また、過去にフランを採用していた国の歴史資料や古い文献でも、「centime」という単位を目にすることがあります。
「㌠」はどんな文字?
「㌠」は、「サ」「ン」「チ」「ー」「ム」の5文字を1文字にまとめて表した組文字です。
このような文字は、かつて紙面や伝票などで文字数やスペースを節約する目的で作られたものが多く、「㍍(メートル)」「㌔(キログラム)」「㌘(グラム)」なども同じ仲間です。
現在では、通貨単位として「㌠」が使われる機会はほとんどありませんが、Unicodeに収録されているため、対応した環境では1文字として入力・表示できます。
「㌠」がSNSで使われる理由
近年では、「㌠」は本来の通貨単位とは異なる意味で使われることが増えました。
SNSでは、次のように、名前の後ろへ付けて使われるケースがよく見られます。
- ○○㌠
- △△㌠
これは「○○さんチーム」を略した表現として広まったもので、「チーム」や「グループ」「仲間」といったニュアンスで使われています。
特に、アニメやゲームのファンコミュニティを中心に普及し、その後X(旧Twitter)などでも広く見られるようになりました。
現在では、本来の通貨単位よりも、このネット上での使い方を先に知る人も少なくありません。
サンチーム記号(㌠)の出し方
この章では、「㌠」(サンチーム記号)の出し方を、パソコン、スマホ、テプラで確認します。
Windows
Windows11 IMEで実施した手順です。
まずは、文字変換からやってみます。
「さんちーむ」と入れて変換キーを押していくと、候補の中に「㌠」が表示されるのでクリックします。

Unicode変換でも「㌠」を出せます。
日本語で、「3320」と入れてF5キーを押すと、候補の中に「㌠」が表示されるのでクリックします。

スマホ(Android)
スマホ(Android)でも、パソコンと同じ「さんちーむ」と入れると、変換候補の中に「㌠」が表示されるのでタップします。

iPhone
iPhoneで検証したところ、「さんちーむ」を入力しても変換候補に「㌠」は出てきません。
また、iPhoneには、Unicode U+3320を直接入力する機能も標準では用意されていません。
そのため、標準機能だけで「㌠」を入力することはできません。
iPhoneで「㌠」を入力する手軽な方法は、このページの「㌠」をコピー&ペーストすることです。
テプラ
SR-300とSR-R980の説明書を除いてみましたが、テプラでは、残念ながら「㌠」という記号は登録されていないようです。
テプラ単体では、「㌠」を出すことは出来ません。
どうしても出したい場合、パソコンと接続してラベルを作成できる機種であれば、パソコン側で作成したデータを利用して実施できます。
こちらは、パソコンと接続できるSR-750という機器です。
こちらは、パソコン/スマホ接続用専用テプラです。
おに点々をつけた「お゙」もテプラでは出すことが出来ませんでした。
「㌠」が出ないときは?
環境によっては、「さんちーむ」と入力しても変換候補に表示されないことがあります。
そのような場合は、コピー&ペーストで入力する方法が役立ちます。
㌠
上記の文字をコピー&ペーストしてください。
万が一、文字化けしたり、四角(□)で表示されたりする場合は、あなたの環境では使えないことを意味します。
まとめ
「㌠」は、「サンチーム(centime)」を1文字で表した組文字です。
本来は通貨の補助単位を意味する文字ですが、現在ではSNSなどで「○○㌠」のように「チーム」を表す表現として使われることも増えています。
また、Unicodeに登録された文字であるため、環境によってはパソコンやスマホから入力することも可能です。
読み方や本来の意味を知っておくと、SNSで見かけたときや歴史的な資料を読むときにも役立つでしょう。
※思えば「言葉の意味」の記事も増えてきました










60爺


ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません