「パイ」という記号の出し方!円周率だけではない記号を全部ご紹介

「パイ」と聞いて、60爺が真っ先に思い浮かべるのは円周率を表す「π」です。

数学の象徴とも言えるこの記号は、3.14…という無限に続く数字として、学生時代からなじみ深い存在です。

しかし、実は、「パイ」と呼ばれる記号はこれだけではありません。

ギリシャ文字の「Φ(ファイ)」もまた、業界によっては「パイ」と読まれたり、混同されたりすることがあるのです。

「π」は数学の世界、「Φ」は建設業界などで使用される記号ですが、どうやって出せばいいんでしょうか?

本記事では、「パイ」という言葉で表現されるこれらの記号について、その出し方に特化して、手順を示しながら、わかりやすく紹介します。

パソコンやスマホ、そして、テプラまで、その出し方をみて行きましょう。

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「パイ」という記号

さて、「パイ」という記号ですが、冒頭でも述べた通り、60爺の中では『円周率を表す「π」』一択でした。

ですが、「パイ 記号 出し方」でネットを検索すると、意外な結果が待っていたのです。

直径記号「Φ」「O」という記号が、むしろ、多数派であり、円周率を表す「π」は少数派なんですよ。

「Φ」は、どうやら、「円の直径を表す記号」ということです。

60爺にとって、非常に意外な結果でした。

「Φ」は、「π」と同様、ギリシャ文字ですが、読み方は「パイ」じゃなかった気がします。

ということで、今回の「パイ」という記号の出し方は、「π」「O」の2つを対象に進めていきます。

出力する機器は、いつもやっているパソコン・スマホ・テプラです。

この順に、その出し方を手順を示しながら紹介しますね。

「パイ」という記号の出し方(パソコン)

パソコンで「パイ」という記号を出す方法は複数あります。

「パイ」には、円周率「π」と直径記号「Φ」がありますが、どちらとも下記の方法が使えます。

  • 文字変換
  • Unicode変換

以上の方法を順にご紹介します。

文字変換(円周率「π」)

文字変換による円周率「π」の出し方の手順を示します。

メモ帳起動
今回はメモ帳で、円周率「π」の出し方をご紹介します。
「ぱい」と入力
「ぱい」と入力します。
「変換」キー押下
「変換」キーを何度か押してください。
変換候補に円周率「π」が見つかります。
大文字と小文字の円周率「π」がありますが、今回は、小文字(3)を選択しました。
「π」入力完了
円周率「π」が入力できました。

簡単に入力できました。

文字変換(直径記号「Φ」)

次に、文字変換による直径記号「Φ」の出し方の手順です。

メモ帳起動
メモ帳で、直径記号「Φ」の出し方をご紹介します。
「ふぁい」と入力
「ふぁい」と入力します。
「変換」キー押下
「変換」キーを何度か押してください。
変換候補に直径記号(大文字と小文字)が見つかりました。
大文字(1)を選択します。
「Φ」入力完了
直径記号「Φ」が入力できました。

こちらも、円周率と同様、簡単に入力できましたね。

unicode変換(円周率「π」)

今度は、unicode変換による円周率「π」の出し方の手順です。

「Π」は「03A0」、「π」は「03C0」と日本語で入力した後、F5キーを押します。

以下の手順では、小文字の「π」を入力する前提です。大文字の「Π」を入力したい場合はunicode「03A0」を入れてください。

メモ帳起動
メモ帳を起動します。
「03C0」入力
「03C0」と日本語で入力します。
右のように「03c0」となりますが気にしないでください。
F5キー押下
F5キーを押してください。
変換候補に「π」が見つかりました。
「π」入力完了
円周率「π」が入力できました。

unicodeは覚えるのが難点です。

unicode変換(直径記号「Φ」)

最後に、unicode変換による直径記号「Φ」の出し方の手順を示します。

「Φ」は「03A6」、「φ」は「03C6」と日本語で入力した後、F5キーを押します。

以下の手順では「Φ」を入力する前提です。「φ」を入力したい場合は「03C6」を入れてください。

メモ帳起動
メモ帳を起動します。
「03A6」入力
「03A6」と日本語で入力します。
右のように「03あ6」となりますが気にしないでください。
F5キー押下
F5キーを押してください。
変換候補に「Φ」が見つかりました。
「Φ」入力完了
直径記号「Φ」が入力できました。

こちらも、円周率と同様の方法で、やはり、unicodeを覚えておくのが難しいですよね。


※パソコンで「記号」や「カナ」の出し方の一覧を記事にしています。

「パイ」という記号の出し方(スマホ)

スマホでの「パイ」の出し方ですが、パソコンで行った文字変換が使えます。

円周率「π」と直径記号「Φ」、それぞれの打ち方を順にみていきましょう。

円周率「π」の出し方

パソコンと同じ「ぱい」を入れて文字変換します。

「ぱい」入力
日本語で「ぱい」と入力します。
変換候補をタップ
変換候補の中に目指すモノがないので、変換候補をタップしましょう。
「π」をタップ
変換候補に円周率が表れました。
小文字をタップしましょう。
「π」入力完了
「π」が入力されました。

「π」を入力できました。

直径記号「φ」の出し方

今度は、直径記号「Φ」の出し方です。

「ふぁい」入力
日本語で「ふぁい」と入力します。
変換候補の「φ」をタップ
変換候補に「φ」があるのでタップしましょう。
「φ」入力完了
「φ」が入力されました。

直径記号「φ」は、候補が現れるので入力が楽でした。

「パイ」という記号の出し方(テプラ)

テプラでは、「π」「Φ」は、文字変換を試しましたがダメでした。

調べてみると、「π」「Φ」は記号の中のギリシャ文字に収納されていました。

さっそくその手順をご紹介します。

「記号・絵」ボタンを押します。

「記号・絵」ボタン押下の画像
「記号」を選択する
「記号・絵」画面となるので、「記号」を選んで選択ボタンの画像1ボタンを押します。
「ギリシャ」を選択する
「記号」画面となるので、「ギリシャ」を選んで選択ボタンの画像2ボタンを押します。
該当の記号を選択する
ギリシャ文字が表れるので、該当の記号(右の図は抜粋版です)を選んで選択ボタンの画像3ボタンを押します。
完了
パイの記号を入力できました。
大文字の「Φ」と小文字の「π」を例として載せました。

TEPRAでは、文字変換でなく記号の中に「π」「Φ」が入っていました。

※テプラで「記号」や「カナ」の出し方の一覧を記事にしています。
テプラで「記号」「カナ」「特殊記号」の出し方!全部まとめて総特集

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最後に

「パイ」という記号の出し方を手順を添えてご紹介しました。

「パイ」と聞いて、円周率の「π」を思い浮かべましたが、むしろ少数派で、同じギリシャ文字の「Φ(ファイ)」の方がメジャーでした。

「π」は数学の世界、「Φ」は建設業界などで使用される記号でしたが、これらの出し方を機器別に見ていただきました。

パソコン・スマホでは、その読みを入れることで文字変換できました。

パソコンでは、滅多に使わないと思いますが、合わせて、unicodeも紹介しました。

テプラでは、記号の「ギリシャ文字」の中に、これらの記号が用意されていました。

※思えば「打ち方・出し方」の記事も増えてきました

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この記事を書いた人

60爺

60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設(2017/2~)となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。「プロフィールはこちら