これは便利 秀丸リピート再生 作業時間短縮が簡単に実現

2017年4月20日

本日、60爺は、お仕事で秀丸(有名なエディタですね)のリピート再生を初めて使用しました。

非常に便利な機能なので、広く、皆様にも広報しようと思い立ったわけです。

こうやって書いておくと、将来使用するときに見返すことも出来るので・・・。

今回の作業は、csvファイルの各行の最後に、ある決められた文字を挿入するというものです。行数は、15,000行を越える数です。これを手で各行に追加するのはナンセンスです。

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記録した内容を再生

始めに試したのが、「記録した内容を再生」する方法です。

秀丸には、操作を記録して、記録した操作を再生する機能を持っています。さっそく実施してみましょう。

記録の開始

以下の手順で、操作を記録します。

① 行の最初にカーソルを置いた状態で記録開始(※)です。
② 行の最後(Endボタンクリック)にいき、ある決められた文字を挿入します。
③ 挿入後、次の行にカーソルを持っていった時点で記録を終了します。

※ ちなみに、記録開始及び記録終了は、Shift + F1ボタンに登録されています。

記録再生

Shift + F2ボタンで出来ます。

このボタンを押すと、その行に、先ほど実施した行のように、後ろに決められた文字が挿入されます。このボタンを押しつづけることで、行が次々と更新されていきます。

手作業の限界

60爺は、2,000行近くまで、この処理を繰り返しましたが、断念しました。

先ほど言ったように行は、15,000を越えています。この方法は手作業を伴うので、とても最後まで実施することはできません。

そこで、別の方法がないか探りました。


リピート再生

たどり着いたのが、今回のお題目のリピート再生です。

リピート再生の環境設定

まずは、秀丸のその他(O) > メニュー編集(M) とクリックします。

メニュー編集画面が表示されますので、左側のメニュー(M)の一番下のマクロ(M)をクリックします。

右側のメニュー内のコマンド(C)の内容が変わるます(下記)。上から三番目の「キー操作のリピート再生」の□をクリックし、OKボタンをクリックします。これで、キー操作のリピート再生が使えるようになりました。

リピート再生の手順

それでは、先ほどやろうとしていた内容を実行してみます。

① 記録開始です。1行目の頭にカーソルを持っていって、Shift + F1 をクリックします。画面の左上に、記録中!と表示されます。

② 1行目の最後の位置にカーソルを持っていった後、aaaaaを入力します。

③ 2行目の頭にカーソルを持っていき、Shift + F1 クリックで記録が完了です。

次に、上記メニューのマクロをクリック。"キー操作のリピート再生"をクリックしましょう。

④ メニューから、最終行に達するまでを選び、OKボタンをクリックします。

⑤ 記録した内容が自動的に実行されます。

これで、最終行まで必要な文字が挿入できます。15,000件でも、30秒もあれば十分です。

これなら、簡単に狙いの作業を実施することが出来ます。

皆様の参考になれば

最後に

秀丸で、作業時間短縮を実施するための方策を探りました。

「記録した内容を再生」する方法と、「リピート再生」の二つです。数が膨大になる場合は、後者を用いないとやってられないことがわかりました。

ただ、リピート再生もそれなりの時間を食いますが、まあ、数分なので、お茶でも飲んで待っていれば、手で実施した場合より、はるかに早く処理を実現できますよ!

最後の最後で大変心苦しいのですが、「矩形選択」を使うと、リピート再生よりも、はるかに時間を短縮できることがわかりました。

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この記事を書いた人

60爺

60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設(2017/2~)となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。「プロフィールはこちら

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Posted by 60爺