亀(カメ)は何類か?その分類の理由と仲間も含めて詳しくご紹介
久しぶりに「○○何類」の記事をアップします。
亀(カメ)と聞くと、ゆったりとした動きや甲羅が特徴的な姿を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
この亀が何類に属しているか、また、その理由については意外と知られていません。
そして、亀の仲間には私たちが想像する以上に多様な種が存在します。陸上に生息する陸亀から、水中を自在に泳ぐウミガメまで、生活環境や特徴はさまざまです。
この記事では、亀が何類に属しているのか、その理由を紹介し、その進化の歴史や身体の構造に基づいた興味深い事実をご紹介します。
また、亀の仲間たちの多様性にも触れ、それぞれの特徴や生態についても詳しく掘り下げていきます。
亀についてもっと知りたい、そんな好奇心を満たす情報を盛りだくさんでお届けします。
これを読めば、亀の奥深い世界に新たな視点が加わることでしょう!
亀(カメ)は何類か?
亀(カメ)は何類なのかを述べてから話を進めましょう。
亀(カメ)は何類か?
亀(カメ)は爬虫類です。
亀(カメ)は、爬虫綱カメ目に分類される生物の総称ですね。
亀(カメ)が地球上に出現したのは約2億1000万年前(中生代三畳紀後期)です。これは、爬虫類の中でも早期の部類に入ります。
特徴は、甲羅を本格的に発達させたことで現代まで継続して繁栄しています。
ご存知のように、グループとしては水・陸の両域で様々な種類がいますね。
さて、亀(カメ)は爬虫類と言いましたが、爬虫類に行く前の動物は大きく「脊椎動物」と「無脊椎動物」に分けられます。
そして、亀(カメ)は背骨がある「脊椎動物」に含まれます。
この部分に関しては、こちらの記事に詳しいので参照してください。
⇒ 動物の分類はどうなっているか?
爬虫類とは
現在、「爬虫類」とは「脊椎動物」のうち角質の体鱗(たいりん)に覆われた変温動物をいいます。
爬虫類は四肢脊椎動物で、4本の手足を持つか、ヘビのように4本の手足を持つ祖先の子孫である生物で、次の特徴があります。
- 周りの温度に自分の体温を合わせる。(変温動物)
- 体表は表皮の変形した鱗でおおわれる
- 乾燥に強い卵を産む
- 肺呼吸
爬虫類は、The Reptile Database によると、2018年7月の時点で10,793種だそうです。
さて、それでは、特徴に合わせて、亀(カメ)を見てみましょう。
- 変温動物です。
- 体表はウロコで覆われています。
- 卵には、鳥類と同じく殻があり、乾燥に強くなっています。
- 亀(カメ)は肺呼吸します。
これを見てわかるように、亀(カメ)は立派な爬虫類なんですよ。
川で拾った子亀が、3年半で巨大になったという動画です。
16分以上の動画ですが…。
亀(カメ)の分類と亀(カメ)は何を食べる?
亀(カメ)は○○を食べますと簡単に書いて終わりと思っていたんですが、種がたくさんあるので、そんな簡単にいかないことが判明しました。
そこで、亀(カメ)を大雑把に分類して、それぞれ何を食べるか調べてみました。
- 水棲ガメ(イシガメ、クサガメ、ミシシッピーアカミミガメ、スッポン等)は肉食傾向が強いようです。
自然界では口径に収まる全ての水棲・水辺の生物を捕食しています。種・体格によっては、口径に収まららなくとも食い千切る事も可能です。
また、「水草」も食す種もいるようです。 - 半陸棲ガメ(ハコガメ、ヤマガメ等)は、上記水棲ガメと同じく、口径に収まる全ての陸上の生物を捕食しています。
また、雑食性の種が多いため、野草・果実等も食べるんですね。 - 陸ガメは、ほとんど草食性であり、野草が餌となっています。
- 海ガメは、餌の対象は海の中の生物(種により異なりますが、クラゲ等の動物性の餌、海藻等の植物性の餌)です。
陸亀の食事シーンがありました。
アカミミガメとヤエヤマイシガメの食事シーンです。
ウミガメについても同様に記事を書いています。カメと同じですね。
⇒ ウミガメは何類か?
最後に
亀(カメ)が何類なのか気になって記事を書いちゃいました。
水生生物のイメージがあったので、両生類か甲殻類かとも思いましたが大外れでしたね!
亀(カメ)は爬虫類だったんですよ!
亀(カメ)って種類がたくさんいて、しかも、水生、陸生、半陸生、ウミガメと分類するのも大変なので大雑把にまとめて何を食べるのかを見てみました。
■追記:何類をテーマに記事をいくつか書いています。
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