汐は名前に良くない?6つの否定的意見に60爺の寸評をぶつけてみた

2024年1月16日

だいぶ前に、さんずいに夕で「汐」について記事を書いています。

この度、他の記事でやっているように「名前に良くない」という噂についてネットを見ていたら、この漢字についてもいくつか悪い噂があるのを見かけました。

60爺

人の意見を気にしすぎると生きにくいですよね。

現在、「名前に良くない」ことに対して60爺のブームになっているので、いざ、記事を書こうかと思った次第です。

ということで、汐は名前に良くないという意見に対して、またまた60爺の見解をぶつけてみました。

さあ、ご一緒に内容をみにいきましょう。

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汐という漢字

始めに、汐という漢字の基本情報から見ておきましょう。

画数6画
音読みセキ
訓読みゆうしお、うしお(日本語だけ)しお
意味ゆうしお。うしお。夕方におこるしおの干満
日本語だけの意味しお(しほ)。海の水。潮

読みや意味には悪いモノはありませんね。

次に、汐は名前に用いることは良くないのか、そこから見ていきます。

汐は名前に良くない?

汐は名前に使うと良くない漢字しょうか?

汐は名前に使っても何ら問題はありません!

「汐」の良い所を並べてみました。

  • 「夕方の海の満ち引き」の意味から「夕暮れ時の波風が立たない穏やかな海」が連想できる
  • 汐時というタイミングを見極められるイメージもある

「汐」には、上述したように、穏やかさの他、静けさ、繊細さなども表現できそうです。

以上のように、漢字自体に悪いところはなく、名付けにも問題ないので、自信をもって使用してください。

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汐は名前に良くない?

上述のように、「汐」は漢字として何ら問題がないことを示しました。

しかし、やはり世の中には、否定的な意見があることも事実です。

これら否定的な意見を確認して、その内容を把握し、実際はどうなのかを見極めておきましょう。

以下に、その否定的意見を抽出して60爺の寸評を挙げてみました。

否定的意見60爺の寸評
キラキラネームになる漢字の読み方を自分で作るとそうなります。読みを逸脱することがなければ無用な心配です
さんずいは縁起が悪いさんずいは水で、「流れてしまう」「水難に遭う」イメージがあるからという理由です。しかし、これは、個人の勝手な思い込み・好みです
歴史的に特定の良くない階級の漢字だから江戸時代の遊女の階級の中に「汐」があったことを言っています。ただの「いいがかり」にしか見えません。
読みにくい漢字だから常用外漢字だから読みにくいという意見です。これも個人の勝手な思い込み・好みです
認知度の低い漢字だから汐が認知度が低く、システム上も問題があるからという意見です。この漢字は人名用漢字であり、正しい意見とは言えないですね
「はかなさ」や「無常」のニュアンスが良くない汐が海水の満ち引きを表すため、「はかなさ」や「無常」を連想させるため名前に良くないというモノですが、これも、個人の思い込み・意見です

汐に対する否定的意見は、キラキラネームを除くと、単なる個人の好みや言いがかりだけですね。

以下、否定的意見の詳細を見ておきましょう。

キラキラネームになる

キラキラネームは漢字のせいではありません。命名する親に問題があるんです。

漢字の読みを自分で作るからです!
一部サイトでは、読みは自由だとか書いてありますが、今は昔の話だと思ってください。

漢和辞典に載っていない読みを、自分で作って届け出る方がこの事態を招きました。

今までは国も静観してきましたが、目に余る事例が増加したため対策に乗り出しています。
名付けの届けが認められなくなる可能性もあります。
名付けの際は、ネットではなく漢和辞典に当たりましょう。

漢字の持つ読みに沿った名付けであれば、奇抜なキラキラネームにはなりえませんよ。

具体的に「汐」のつく次の名前はキラキラネームです。

  • 汐(そると)、汐陽(あさひ)

汐の読み「しお」を英語の「そると」や、「ゆう」を「あさ」と読ませたらアウトです!

これは、明らかに「勝手に自分流の読みを入れた」「親が漢和辞典を調べていない」なんて思われてしまうので要注意なんです!

汐穂(しほ)、汐美(ゆうみ)のように、読みの前半を使うのはグレーゾーンですが、ギリギリ通るかもしれません。

60爺

コミックの世界の漢字への勝手なルビは、実社会では通用しません。

さんずいは縁起が悪い

「汐(しお)」の部首である「さんずい」に対してのいちゃもんです。

さんずいイコール水ですから、「流れてしまう」「水難に遭う」から縁起が悪いという考え方は、昔から言われてきたものです。

これ、木へんや草冠はイコール植物で「枯れる」「散る」から縁起が悪いという類と同じです。

個人の勝手な思い込み・個人の好みの押し付けです。

明治時代から、さんずいの付く漢字を持つ名前の人は膨大な数に登るので、それを考えても、この理由のハチャメチャさがよくわかると思います!

「汰」「沙」でも出て来ましたね。全く気にする必要はありませんヨ!

歴史的に特定の良くない階級の漢字だから

これ、何を言っているかというと、「江戸時代の大坂新町遊里の下級遊女の階級」のことを言っています。

この階級の中に「汐:太夫・天神・鹿恋(かこい)に続く4番目」があったことから、遊女の階級は名前に向かないと言っているんですね。

60爺には、ただの「いいがかりに」しか見えませんね。

60爺

こんなことを言いだすと、きりがなくなっちゃいますな!

それにしても、よく、こんな内容を掘り出して来たもんです。無視してしまいましょう。

読みにくい漢字だから

常用外漢字だから読みにくいという意見です。

これも、個人の勝手な思い込み・個人の好みの押し付けです。

汐は人名用漢字として登録されているモノですので何ら問題がありません。

常用外漢字だから読みにくいなんてのは、そう言ってる本人の問題に過ぎませんね。

たった6画の漢字ですし、読めない人もいるのかなあ?

まあ、耳を貸す価値なしの理由だと考えます!

認知度の低い漢字だから

この漢字について、以下のような指摘をしているサイトが見受けられます。

  1. 認知度の低さが課題である
  2. 行政手続き・企業の文書作成で、システム上での対応が難しいケースがある
  3. フォントによっては「汐」の字が正しく表示されない

これらの指摘ですが、必ずしも正しいとは言えません。

まず、認知度についてですが、日常的に頻繁に目にする漢字ではありませんが、「汐」は人名用漢字であり、新聞・雑誌・公文書などで使うことができる正規の漢字です。

これに従い、2つ目の指摘は全くの誤りだと言えます。

最後の「システム上の問題」ですが、現在のパソコンやスマートフォン、住民票・戸籍システムにおいて「汐」は標準的に入力可能です。

UnicodeやJISコードにも登録されており、文字化けなどの心配はほとんどありません。

かつて一部の異体字で問題があったことは事実ですが、それは「汐」自体ではなく、特殊文字に関するものです。

以上から、「汐」を用いること自体に大きな制約は存在しません。

「はかなさ」や「無常」のニュアンスが良くない

「汐」が海水の満ち引きを表すことから、自然の循環や変化を象徴する文字であるため、「はかなさ」や「無常」を連想させるため名前に良くないという意見です。

これは、一面的な捉え方に過ぎません。

確かに「汐」は満ち引きを繰り返す潮の様子を表し、変化を感じさせる字ですが、それは必ずしも否定的な意味ではありません。

むしろ、日本の文化においては、四季や潮の満ち干の移ろいを尊び、その中に美を見出してきました。

「はかなさ」は同時に「尊さ」「一期一会」とも結びつき、命や時間を大切にする感覚を育むものです。

また、「汐」は清らかさや新鮮さをも意味し、新しい始まりや希望を象徴することもできます。

自然の変化を受け止め、しなやかに生きていく力を託す漢字として、むしろ名付けにふさわしい側面を持つのです。

※「この漢字は名前に良くないのか」で「さんずい」の記事は次の通りです。

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汐を名前に使う時のポイント

さて、この章では、汐を名前に使う時のポイントを述べておきます。

汐という漢字のイメージ

「汐」という字は、夕暮れ時に引き潮となる様子を表す漢字です。

そのため、淡い光や静けさをまとった情景を想起させ、どこか繊細で詩的な雰囲気を持っています。

海と結びつくことから広がりや清らかさを象徴し、一方で潮の満ち引きに重ねて「時の移ろい」や「生命の循環」といった意味合いも感じ取ることができます。

日本文化においては、自然の変化を受け止め、そこに美しさを見出す感性が大切にされてきました。

「汐」もまた、そのはかなさの中に尊さを宿す字と言えるでしょう。

さらに、人名用漢字であり読みやすいことから、親しみやすさと個性を併せ持つ存在でもあります。

静けさと清涼感、そして生命のリズムを映す「汐」は、しなやかで奥行きあるイメージを抱かせる漢字です。

名前に使う場合のポイント

「汐」には、上述したように、穏やかさの他、静けさ、繊細さなどが表現できます。

そこから、次のような願いを込めることができるでしょう。

  • 落ち着いた感じの人になってほしい
  • 穏やかで柔らかい感覚の人になってほしい
60爺

この漢字も、どちらかというと女の子向けの漢字かと思います。

上述した内容ことから、名前の例をいくつか示しておきます。

  • 男の子:汐飛(きよと)、汐(うしお)、汐晴(きよはる)
  • 女の子:汐凪(しおな)、汐寧(しおね)、舞汐(ましお)

キラキラネームとならないよう、読みは「きよ」「うしお」「しお」としています。

汐が名前にある有名人

汐が名前にある有名人を一覧にしました。

有名人読み職業
石塚汐花いしづかしおか女優・アイドル
小木曽汐莉おぎそしおりYouTuber・元アイドル
忽那汐里くつなしおり女優
桜井汐里さくらいしおり漫画家
澤田汐音さわだしおねモデル
武野汐那たけのしおな女優
鶴房汐恩つるぼうしおんアイドル
西田汐里にしだしおりアイドル
松原汐織まつばらしおりモデル

この中で、下から3番目の「鶴房汐恩」だけが男性で、後の8名は女性です。

「しおり」という名前が9名中5名おり、その漢字表記は「汐里」が3名、「汐莉「汐織」が各1名です。

その他の名前は、「汐花」「汐音」「汐那」「汐恩」が各1名になっています。

やはり、「汐」の柔らかいイメージは女性向けの漢字なのでしょうか。

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※冒頭でも言いましたが、「汐」については、既に「さんずいに夕」で記事をアップしています。
前述した読み方から、書き順、汐の意味等も載っていますので、是非、ご覧ください。

最後に

今回は、「汐」が名前に良くないのかを確認しました。

60爺

否定的意見は4つでしたね。

汐に対しては、ただのいいがかりや個人の好みの押し付けが半数を越えました!

遊女の階級まで持ち出してきたのには、逆に感心しましたが…。

「汐(しお)」のついた名前は男女ともランキングしていませんでしたが、落ち着いた感じがする表記だと思います。

これからも、不当な言いがかりをつけられている漢字を助けます。

参考
上級漢和辞典 漢字源 学研

※気づけば「〇名前良くない」の記事も増えてきました

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この記事を書いた人

60爺

60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設(2017/2~)となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。「プロフィールはこちら