「俐」のパソコンでの出し方は簡単!スマホを含め文字変換で楽々入力
にんべんに利益の利と書く「俐」という漢字は、日常的にはあまり目にしないものの、稀に人名や熟語などを見かけます。
この漢字は、賢さや機転の良さを表す意味を持ち、名前に用いると知的な印象を与えることができます。
では、この漢字をパソコンやスマートフォンでの出し方はと言われると、「???」となってしまいませんか。
この記事では、パソコン、スマートフォン、テプラといった各デバイス別に、漢字「俐」のスムーズな出し方をわかりやすく紹介します。
合わせて、読み方や意味・成り立ちなど基本的な情報もご紹介します。
文字入力で悩まないためにも、この記事を読んで「俐」の扱い方をマスターしておきましょう。
「俐」の基本情報
「俐」の出し方をみて行く前に、今回の漢字「俐」の基本情報を見ておきましょう。
画数 | 9画 |
音読み | リ |
訓読み | - |
意味 | 頭がよく切れるさま。賢いさま |
音読みで「リ」、訓読みはありませんね。
意味も一つだけで、「賢さ」を示す漢字であります。
「怜俐(頭がよく、りこうなこと)」を表す言葉がありますが、パソコンでは「怜悧」となり、「俐」ではなくりっしんべんの「悧」になっちゃいますね^^;
この漢字は、人名用漢字ですので、名前に使用できるんですよ。
読みは、「さと」「さとし」です。
それでは、パソコン、スマホ、テプラでの「俐」の打ち方をご紹介します。
パソコンでの「俐」の打ち方
パソコンで「俐」の打ち方は次の2つを紹介します。
- 文字変換による「俐」の打ち方
- Unicodeによる「俐」の打ち方
それでは、順に、その打ち方を紹介します。
文字変換による「俐」の打ち方
「俐」は人名用漢字であるため、文字変換で出せるので、その打ち方を紹介します。
変換をかける文字は「り」です。
手順は次の通りです。
- 「り」入力
- 日本語で「り」と入力します。

- 単漢字クリック
- 「俐」が見つからないので、単漢字をクリックします。

- 変換候補から「俐」を探す
- 「俐」が見つかったらクリックします。

- 「俐」入力完了
- 「俐」が入力されました。

Unicodeによる「俐」の打ち方
文字変換で、ある程度簡単に出せるので、Unicodeでの出し方は不要かもしれませんが、念のため、紹介しておきます。
Unicode4桁を打ち込んで変換をかける打ち方で、手軽でが、Unicodeを覚えるのが面倒です。
- 「4FD0」入力
- 日本語で「4FD0」と入力します。
右のように「4fd0」となっても問題ありません。
F5キーを押します。

- 変換候補から「俐」を探す
- 変換候補が現れますので「俐」を探します。
見つけたら、クリックしましょう。

- 「俐」入力完了
- 「俐」が入力されました。

JISコード「4862」を入力しても、同様の手順で「俐」を出すことができますよ!
日本語でUnicodeを入力してF5キーを押すだけです。
英字でやってもうまくいきませんので注意してください。
スマホでの「俐」の打ち方
スマホででも文字変換によって「俐」を出すことが出来ます。
変換をかける文字は、パソコンと同じ「り」です。
- 「り」入力
- 日本語で「り」と入力します。

- 変換候補をタップ
- 変換候補をタップしましょう。

- 「俐」タップ
- 変換候補の中に「俐」が現れました。
タップします。

- 「俐」入力完了
- 「俐」が入力できました。

テプラでの「俐」の打ち方
テプラ(TEPRA PRO SR300)における「俐」は打てません。
しかし、上位機種であるSR530では「俐」が登録されているので出すことができます。
区分コードでの入力方法を示しておきます。
まずは、TEPRA SR530の取扱説明書で「俐」を検索しました。

旧字の「俐」を検索できました。コードは「4862」です!
実際にやってみましょう。
- 「シフト」+「記号」キー押下
- 「シフト」を押しながら、「あ・ア」キーを押します。
コード入力画面が表示されます。

- 「4862」入力
- コードに「4862」を入力します。

- 「俐」押下
- 「俐」が候補に表れますので「選択」ボタンを押します。

- 「俐」入力完了
- 「俐」が入力できました。

区分コードで「俐」を出力することが出来ました。
※次に示す漢字でも、その出し方を追求しました。
⇒ 暉が出てこない?この漢字もパソコン・スマホ・テプラで簡単入力可能
⇒ 侑が出てこない?いえいえ、どの機器でも簡単に文字変換出来ますよ
テプラで難しい漢字を入力する方法を紹介した記事があります。
最後に
にんべんに利益の利と書く「俐」という漢字の、パソコン、スマートフォン、テプラといった各デバイス別の出し方を紹介しました。
始めに、この漢字の基本情報を見ていただきましたが、賢さや機転の良さを表す意味を持つモノでした。
その後、パソコン・スマートフォン・テプラでの出し方を順に紹介しましたが、パソコン・スマホでは人名用漢字ということもあり、文字変換で簡単に出せました。
テプラでは、下位機種では出せないものの、上位機種では、この漢字は登録済であり、区分コードによる出し方を紹介しました。
これで、「俐」の出し方で悩むことはないでしょう。
※思えば「打ち方・出し方」の記事も増えてきました
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