LibreOfficeで追加した図形への文字列入力と編集のやり方

2021年8月17日

LibreOffice (calc)で、図形に挿入した後、文字列を入れようとしたんですが、どうしたら文字を入力できるかわからなくなり非常に悩みました。

右クリックをしたりダブルクリックしたりしてもダメです。

しかし、やり方がわかったら何てことはなかったので、同じ悩みを持った方に参考になればと思い、ここに記しておきます。

その前に、Excelでの図形文字入力を確認しておきましょう。

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Excelでの図形に文字列入力

60爺は、Office と言えば Microsoft Office でした。若いころから使用しており、Excel で図形を使って参考となる資料をたくさん作成してきました。

Excel では図形に文字列を入力するのは簡単でした。入力の例を示します。

描画した図形を右クリックして、「テキストの編集」をクリックします。

図形の中にカーソルが表示され、文字の入力が可能になります。「文字列」と入力してみました。

こんな感じで簡単に出来たんです。


LibreOffice calcでの図形に文字列入力

それでは、LibreOffice の calc でやってみます。

図形を挿入し右クリックしましたが、文字入力に関する選択肢はないようです。

図形に関する上部のメニューを見てもそれらしきものはないようです。

ここで行き詰ったんですが、わかってみれば何でもないやり方でした!

図形を選択した状態で、Enter キーを押せばいいんです。

すると、図形の中にカーソルが表示され文字入力が可能になります。

「Enter」と入力しました。

文字列の編集のやり方

入力した文字列に対して Excel と同じように色々な編集をすることが出来ますので、どのような編集が出来るか主なものを示しておきます。

上部のメニュー欄を確認しましょう。最初は、こんな感じです。

図形をダブルクリックすると、このようなメニューになります。

メニュー全体を見るとこんな感じです。

フォントの変更

左から順番にやっていきます。始めは、この4つですね。

フォント、フォントサイズです。

まず、文字列全体をドラッグします。そのあと、フォントに「MS明朝」、フォントサイズを「28 pt」にします。文字のフォントと大きさが変わります。

その右側にあるAの上矢印をクリックすると、文字のフォントが 1pt 上がります。Aの下矢印をクリックすると、文字のフォントが 1pt 下がるのがわかります。

太字、斜体、下線、取り消し線

次に、文字列の編集です。太字、斜体、下線、取り消し線ですね。

全てを選択して実施した結果がこちらです。選択した編集は、表示が切り替わっていることがわかると思います。

影の切り替え、アウトライン、フォントの色、背景色

こちらも文字列の編集ですね。影の切り替え、アウトライン、フォントの色、文字列の背景色の四つです。

まずは、影の切り替えです。少し、大きなフォントで見てみます。before、afterで示します。影が出ているのがわかります。

次はアウトラインです。これはわかりやすいですね。

最後に、フォントの色を赤にして背景色を黄色にしました。

文字列の位置替

図形の中の文字列の位置を変更できます。

① 左右

文字列の左右の位置を変更できます。左揃え、中央揃え及び右揃えを選択できます。

それぞれの位置はこのように変わります。

② 上下

文字列の上下の位置を変更できます。上揃え、上下中央揃え及び右揃えを選択できます。

それぞれの位置はこのように変わります。

編集周りは Excel とほとんど同じだと思われます。文字列への入力と違い、余り、戸惑うことはないと思います。

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この記事を書いた人

60爺

60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設(2017/2~)となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。「プロフィールはこちら