ペンギンの漢字表記は3種類!不気味な表現から当て字まで多種多彩

2023年2月8日

60爺

漢字をコンテンツにすることをライフワークとしている60爺です!

今回は久しぶりに動物の漢字表記を取り扱ってみます。

テレビの番組でたまたま見かけたペンギン(氷上などを歩く際のヨチヨチ歩きが可愛いので、動物園などでは人気者です)の漢字を対象にしたいと思います。

どんな漢字があるのか調べたところ、何と表記が3種類もありました。

その表記を見ていくと、ペンギンの生態から採ったのですが結果的に不気味な表現になってしまったモノ、そして形態から来たのでしょうが日本では思いつかないモノ、そして、全くの「当て字」でした。

漢字表記を見ると、とても、あのペンギンとは思えないですよ!

ご披露しますので、一緒に見にいきましょう。

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ペンギンの漢字表記は3種類!

ペンギンの漢字表記は3種類あります。それを見ていきます。

ペンギンの漢字表記は3種類!

  1. 人鳥(じんちょう)
  2. 企鵝(きが)
  3. 片吟(ぺんぎん)

タイトルでも言いましたが、当て字の「片吟(ぺんぎん)」、ちょっと不気味な「人鳥(じんちょう)」、そして、あまり見たことのない表記の「企鵝(きが)」と多種多彩じゃありませんか?

まあ、現在では、ほとんど漢字は使わないようですが・・・。

それでは、それぞれの漢字表記について少し解説していきます。

それでは、それぞれの漢字表記について少し解説していきます。

人鳥(じんちょう)

まず、最初の漢字表記が「人鳥(じんちょう)」です。

ペンギンは、陸上で直立し、よちよち歩きもするその姿から、「人間のような鳥」との意味合いで命名されたものと思われます。

上述しましたが、ちょっと不気味な表現だと思いませんか?人によっては怖いという方もいると思います。

広辞苑でペンギンを見ると、最後に「人鳥」が載っています。

ペンギン【penguin】
ペンギン目の海鳥の総称。南半球(多くは南極付近)の沿海に生息。約17種ある。体長50〜100センチメートル。体は紡錘形、脚は短く体の後方にあり、陸上で直立して歩く。翼は短く、鰭ひれ状に変わり、巧みに泳ぐが飛べない。趾(あしゆび)には蹼(みずかき)がある。群棲して魚類・甲殻類・頭足類などを捕食する。人鳥。

引用 広辞苑

企鵝(きが)

2番目の漢字表記は「企鵝(きが)」です。

この漢字表記の意味は、「企(爪先で立つ)+鵝(ガチョウ)」です。ペンギンが、爪先で立つガチョウに似ているところから命名されたのではないでしょうか?

1877年に刊行された『具氏博物誌』に記載されており、記録に残る最古の例とされています。

この表記は、もともと中国語のものでして、中国では、現在もこの字が用いられています。

  • 皇帝企鵝:コウテイペンギン
  • 跳岩企鵝(冠企鵝):イワトビペンギン
  • 漢波德企鵝(洪氏環企鵝):フンボルトペンギン

片吟(ぺんぎん)

最後の漢字表記です。一目瞭然ですが、「片吟(ぺんぎん)」は当て字ですね~!

この表記は、1993年8月刊行の『南極探検私録南極土産片吟鳥の話/横田順彌 他』(ゆまに書房)に載っているんですよ。

全然関係ないんですが、片吟を「かたぎん」と読むと次の意味になるんですよ!

=独吟(どくぎん)
①一人で詩歌を吟ずること。
②一人で謡曲または歌謡をうたうこと。↔連吟。
③連歌・俳諧などの1巻を一人で作ること。また、その作品。片吟。

引用 広辞苑

次は、いつもやっているように、ペンギンを海外では何というのかを見ていきましょう。

海外ではどんな名前

世界の言葉では、「ペンギン」を何と言うか調べてみました。

やはり、ヨーロッパ各国では、表記が多少似ているように思います。ただ、スウェーデン語及びノルウェー語は全然違いますな。

言語スペル発音
英語penguinペングイン
ドイツ語Pinguinピングイン
オランダ語pinguïnピングイン
フランス語manchotムーショ
イタリア語pinguinoピングイーノ
スペイン語pingüinoピングイーノ
ポルトガル語pinguimピングイン
スウェーデン語pingvinピンヴィン
ノルウェー語pingvinピングビン
中国語(繁体)企鵝ヒグア
中国語(簡体)企鹅ヒグア
ロシア語пингвинピングイン

ペンギンは、ピングインと聞こえる国が多かったです。ドイツ、オランダ、ポルトガル、表記は全く違いますが、ロシア語もそうでした。

フランス語以外は、「ピン」で始まってました。

中国語は、上述したように繁体も簡体も同じ表記です。この表記は、上述した2番目の漢字表記「企鵝(きが)」と同じです。

繁体も簡体とも発音も同じ?だと思いますが、60爺には上述のようにヒグアと聞こえましたね。非常に聞き取りにくかったですよ~。

60爺

ダメだ、語学は!耳が良くないので・・・

おまけ:ペンギンの記事について

60爺の手習いでは、ペンギンについて、色々と記事が増えています。

手前味噌でなんですが、それぞれの記事を紹介します。よろしければ見ていってください。

suicaのペンギンから、すみっこぐらし、実際のペンギンについてとジャンルを問わず書きまくってます。

最後に

ペンギンの漢字について解説しました。

3種類の漢字表記がありましたが、不気味な表記、中国風の表記、当て字と多種多彩でしたね~。それぞれの理由も、ペンギンの生態、容姿、そして身もふたもない当て字とさまざまでしたね。

現在では、これらの漢字表記は、ほとんど使われないようです。

外国でのペンギンは、「ペングイン」は英語のみで、他の国では「ピン」で始まるんですね。中国語の発音は非常に聞き取りにくかったです。

やっぱり、耳が良くないと外国語はダメですな!

※気づけば動物の漢字の記事も増えてきました

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この記事を書いた人

60爺

60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設(2017/2~)となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。「プロフィールはこちら

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Posted by 60爺