タツノオトシゴを漢字で書くと?何の変哲もない表記に拍子抜けした

2024年11月3日

海の不思議な生き物「タツノオトシゴ」。そのユニークな姿形はもちろんのこと、名前の響きもまた神秘的なイメージを引き立てています。
しかし、この「タツノオトシゴ」を漢字で表すと、意外にもその名の響きに似つかわしくない、ありふれた文字に行き着くのです。
多くの人が想像するような特殊な漢字ではなく、シンプルすぎる表記に思わず拍子抜けしてしまうかもしれません。
本記事では、タツノオトシゴの漢字表記をご紹介し、別名にある変わった漢字表記や由来などを見ていきます。
また、いつもやっているように、他の国々での表記や発音も紹介していきます。
では、その拍子抜けする漢字表記とは一体どのようなものなのか、さっそく見ていきましょう!

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タツノオトシゴを漢字で書くと

タツノオトシゴの漢字表記は次の通りです。

タツノオトシゴを漢字で書くと

エエエエー!身も蓋もない漢字表記ではないですか……。

でも、この内容は、広辞苑、三省堂国語辞典、goo辞書(デジタル大辞泉)を引いた結果ですから間違いありません。

合わせて、漢字一文字の「タツノオトシゴ」もありません!

ご覧のように、タツノオトシゴの漢字表記は、その名前を単純に漢字化したものだったんですね。

ネットを見ていくと「海馬」を「タツノオトシゴ」だと読ませているサイトもありますが、国語辞典を見る限り誤りだと思います。

ただ、「海馬」を「うみうま」と読むと、タツノオトシゴの別称となります!
また、「かいば」と読めば、同じくタツノオトシゴの別称になります。ですが、この場合、セイウチ、トド、ジュゴンの別称ともなるので注意が必要です!

トドに関してちょっと怖い記事があります。
トド人間食べる

上記の説明にある「漢字で(海馬)と書きます。」は微妙なところですね。
上述したように、「タツノオトシゴ」とは読みません!

「海馬」はタツノオトシゴの別称で「うみうま」ないしは「かいば」です。
「タツノオトシゴ」とは読みません!

同じく、「海馬」はタツノオトシゴとは読みません。

すみません。何度も言っていますが、海馬は「タツノオトシゴ」とは読みません!

こちらはおまけです。

正解の方見つけました~!

タツノオトシゴの由来

タツノオトシゴの由来をみておきましょう。

ヨウジウオ科のタツノオトシゴの形が想像上の動物である「竜」に似ているから。
「落とし子」は貴人が正妻意外の女に産ませた子のことで、高貴な竜に似た姿をしていながら竜ほど威厳がないからこういったようです!

おーっ!由来もシンプル過ぎますな。

まあ、タツノオトシゴは全長8cm位しかないですからね。

タツノオトシゴは何類かを追い求めた記事があります。
タツノオトシゴ何類


海外ではどんな名前

世界の言葉では、「タツノオトシゴ」を何と言うか調べてみました。

外国語スペル発音
英語sea​​horseシー ホース
ドイツ語Seepferdchenシブーフェアテン
オランダ語zeepaardjeゼパージェ
フランス語hippocampeヒポカム
イタリア語cavalluccio marinoカバルセマリン
スペイン語caballito de marカバリトデマ
ポルトガル語cavalo-marinhoカバロマリーノ
スウェーデン語sjöhästフレハー
ノルウェー語sjøhestシューヘスト
中国語(繁体)海馬ハイマ
中国語(簡体)海马ハイマ
ロシア語морской конекモリクエカイナ

英語は「sea​​horse」でわかりやすかったんですけど、他のヨーロッパ系の言語は、ちっともわからんです。

イタリア語、スペイン語、ポルトガル語はスペルが似ている感じですが、発音が3文字以降全然違いました!

他のヨーロッパ系の言語はスペルも発音も全く違うんですね。

中国語は、繁体と簡体で「馬」が違う表記ですが、発音はほぼ同じです。

ロシア語は、もう全然違いますな!スペルも発音も、いつものように全く独自です。

最後に

タツノオトシゴの漢字表記について解説しました。
なんとも、拍子抜けするありふれた表記でしたね。もっと、どきどきする表現を期待していましたが裏切られました。
ただ、別名には、ホーというのがあったので、まあ良しとしましょうか。
「おとしご」の意味がこれかいというのもありましたが……。

※気づけば動物の漢字の記事も増えてきました

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この記事を書いた人

60爺

60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設(2017/2~)となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。「プロフィールはこちら

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Posted by 60爺