草冠に旬と書いて荀!読み方から意味・名前での使われ方まで総特集

2023年7月22日

スーパーに行くと、野菜コーナーの一角に、えのき、まいたけ、しいたけなどキノコがたくさん売っていますね。

60爺

我が家では、きのこのおかずが良く出てきます。嫁さんの好物です。

このキノコ、漢字で書くと、おおー、「茸」ですね。我がシリーズの「草冠に○○」に属する漢字なんですよ。

そうくれば、この草冠に耳の「茸」について、読み方から意味・書き順、そして、名前での使い方まで総特集したいと思います。

それでは、ご一緒に内容をみにいきましょう。

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草冠に耳といえば茸!漢字の読み方や全体像をまずはチェック

最初に、茸の意味と読み方を明確にしましょう。

茸の読み方と意味

画数 :9画
音訓:ジョウ しげ・る にこげ(日本語のみ)たけ きのこ くさびら
意味
①しげる。柔らかい葉がふさふさとしげる。草が盛んにしげる。また、そのさま。②にこげ。細く柔らかい毛。③柔らかくしきつめたように物の集まるさま。 ④ぐったりと力のぬけたさま。また、もぞもぞとうごめくさま。⑤「鹿茸(ロクシ゛ョウ)」とは、薬の名。鹿の古い角が落ちて、そのあとに生える柔らかい角をかげ干しにしたもの。⑥姓の一つ。
日本語だけの味・用法
たけ。きのこ。キノコ類の俗称。また、キノコのように生えるもの。
(訓読み)くさびら

参考:上級漢和辞典 漢字源 学研

「茸」の音読みは「ジョウ」で、訓読みは「しげ・る」「にこげ」の2つです。日本語のみ訓読みで「たけ」「きのこ」「くさびら」の3つがあります。

意味は6つもあります。最後の姓の一つ、漢姓ですね。「茸(ジョウ)」さんがおられるんですね。

①では、「茸茸(シ゛ョウシ゛ョウ)」という言葉が例として出ています。意味が3つありますが、次の章でご覧ください。

②の「にこげ」って聞いたことがありますか?広辞苑を引いたら、ちゃんと出ていました!「鳥獣のやわらかな毛。わたげ。うぶげ。」を指すんだそうです。

③、④はともに形容詞で上述した意味を持っているんですね。⑤ですが、「鹿茸(ロクシ゛ョウ)」と書く薬があるんですね。

茸の書き順を見てみましょうか。

この漢字の書き順は簡単です。草冠を書いてから耳を書きます。ちゃんと書けますよね。


もっと詳しく知ろう!茸の漢字としての由来や成り立ち

この漢字の元々の意は「初生の草の葉が柔らかく茂る」だったようです。

字源を見てみましょう。

茸=「耳(ジ・柔らかい)」+「艸(くさ)」(形声)。生え始めたばかりの草の芽や草が柔らかい状況を示す。

引用 上級漢和辞典 漢字源 学研

形声とは、漢字の六書(リクショ)の一つ。発音を表す文字と、意味を表す文字とを組み合わせて、新しい文字を作る方法。

元々の意や字源から考えると、上述の①~③、⑤は想像がつきますが、 ④の「ぐったりと力のぬけたさま。」はどう変化したんですかね?ちょっと気になりませんか。

茸のつく言葉

茸のつく言葉にどんなものがあるか見てみましょう。

茸のつく言葉読み意味
茸茸シ゛ョウシ゛ョウ①葉に、柔らかいにこげがあるさま。また、雑草がふさふさとしげっているさま。②愚かな人が、もぞもぞとうごめいているさま。③ふさふさと柔らかい毛のたつさま。
闟茸トウシ゛ョウ軽薄でいやしい。下劣である。また、そのような人。
蒙茸モウシ゛ョウ⇒蒙戎。乱れてもやもやしているさま。

3つ挙がりましたが、例のごとく、存じ上げている言葉はありませんな。

ただ、古典以外になると、以下のようにキノコの名前が挙がります!

榎茸(えのきたけ)、栗茸(くりたけ)、松茸(まつたけ)、笑い茸(わらいたけ)、椎茸(しいたけ)、天狗茸(てんぐたけ)、毒茸(どくきのこ)

次は名前および苗字にどう使われているかを見ていきます。

名前に使われる際のポイントは

「茸」は人名漢字なんです!だから、名付けに使用可なんですよ。

60爺

しかし、探してみると候補が少ないですな。

名付けとして「たけ」という読みも使えます。

候補が少ないので、ベスト3は止めにして、いくつか名前を挙げてみます。

  • 男の子:茸(しげる)、茸斗(たけと)、茸光(たけみつ)
  • 女の子:茸美(たけみ)

こんなところです。

次に、「茸」のつく苗字を見てみます。最初に、一文字で「茸」さんがいるのか見てみましょう!

残念!「茸」さんですが、日本にはいないようですな!

それでは、「茸」に別の漢字をつけた苗字に「茸木(なばき)」という難読苗字があるようですので、調べてみました。

【名字】茸木
【読み】なばき
【全国順位】 75,924位
【全国人数】 およそ10人

参考資料 名字由来net

読みが変わってますね。上述の読みの中に「なば」張りませんでした。全国順位が75,924位で、人数も およそ10人です。

この「なば」、方言で、草木の多生地のことを指し、茸は当て字なんですって。だから、漢字の読みにないんですね。

大阪府、京都府にひっそり?と暮らしているそうです。

その他、見つかった苗字はこちらです。

岩茸(いわこけ)、茸谷(なばたに)、茸平(たけひら)

3つ見つかりましたが、「こけ」「なば」「たけ」でそれぞれ違ってますね。当て字だといった「なば」がまた出てきたのにはびっくりです。

最後に

草冠に耳でキノコの読み方と意味について述べてきました。

キノコと読むのは日本特有の読み方だったとは初めて知りました。この漢字の元々の意味は「柔らかい」でした。派生して、いくつかの意味になったようです。

古典に出てくるこの漢字のつく言葉はサッパリでしたが、○○茸とか、毒茸なんて聞くと、日本人にとって非常になじみがありますね。

人名漢字でしたが、候補はほとんどなかったです。やっぱり、名前がキノコじゃヤですもんね!

※気づけば草冠の漢字の記事も増えてきました

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この記事を書いた人

60爺

60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設(2017/2~)となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。「プロフィールはこちら

草冠の漢字

Posted by 60爺