てへんに島で搗を総特集【読み方から意味・名前での使われ方まで】

60爺

実は見慣れない漢字を見てみましたので、それを今回の題材にします。

見かけたのは、「玄米をついて白くすること」が意味の「搗精」というものです。

この先頭の漢字である「搗」なんですが、てへんに島という構成です。見れば言われなくてもわかりますね。

この漢字、簡単そうですが見かけたことがありません。何と読むのでしょうか。

ということで、このてへんに島と書く「搗」について、読み方から意味・書き順、そして、名前での使われ方まで総特集していきます。

どうか、よろしくお付き合い下さい。

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てへんに島で「搗」!漢字の読み方や全体像をまずはチェック

最初に、てへんに島と書く漢字「搗」の意味と読み方を明確にしましょう。

てへんに島と書く漢字「搗」の読み方と意味

画数 :13画
音訓:トウ つ・く う・つ
意味
①{動詞}つ・く。すみからすみまで、うすや器の中で、もち米や泥をついてこねる。②{動詞}う・つ。布地につやをだすために砧(キヌタ)にのせて布をうつ。③「搗乱(トウラン)」とは、こね回して悶着(モンチャク)を起こすこと。
日本語だけの意味・用法
(訓読み)つ・き

参考:上級漢和辞典 漢字源 学研

「搗」の音読みは「トウ」で、訓読みは「つ・く」「う・つ」の2つです。

意味①では、同義語に「搯」・「擣」があります。

意味②では、同義語に①と同じ「擣」がありますね。「搗衣=衣を搗つ」という言葉があります。

冒頭の「搗精」は「とうせい」と読むんですね。意味の「玄米をついて白くすること」の「つく」は「搗く」と書けるんですね。

「もちつき」を広辞苑で見たら、漢字表記が「餅搗き」となっていました。今まで「餅つき」の「つき」にこの漢字を使うことに全然気づきませんでした!

60爺

この漢字には「姓のひとつ」という意がありませんので。「搗」さんはいないんです。

この漢字の書き順を見てみましょうか。

この漢字の書き順は、てへんに島を順に書きます。書き順を間違えることはありませんよね。


もっと詳しく知ろう!搗の漢字としての由来や成り立ち

搗=「島(トウ)+手(て)」(形声)です。

形声とは、漢字の六書(リクショ)の一つ。発音を表す文字と、意味を表す文字とを組み合わせて、新しい文字を作る方法。

「器の中で全部に行き渡ってたたいてこねること」を示しているんだそうです。

同系列の漢字は次の3つです。

  • 周(シュウ)(全部に行き渡る)
  • 掏(トウ)(まんべんなくこねる)
  • 稲(トウ)(こねるもち米)

鋳(チュウ)(金属を溶かして型に流し込み、器物を作る)とも近い漢字とのことです。

参考:上級漢和辞典 漢字源 学研

搗のつく言葉

この章では、搗のつく言葉をみていきたいと思います。

搗のつく言葉読み意味
搗乱トウランこね回して悶着(モンチャク)を起こすこと。
搗臼つきうす臼の一種。木または石でつくり、円筒状の上部をくって、その中に穀物などを入れて杵でつくもの。
搗杵つきぎね米などを、搗く杵。かちぎね。
搗米つきごめついて白くした米。精白米。
舂屋・搗屋つきや①米つきを業とする家・人。精米屋。②穀物を精製する場所または小舎。
搗精とうせい玄米を搗ついて白くすること。
60爺

漢和辞典からは一つしかなかったので、あとは国語辞典から拝借しました。

ただ、これだけ熟語があっても、知っている言葉がないとは、ちょっと悲しいですな。

そもそも、この「搗」って、普段使わないですね。

次の章では、「搗」を名前に使う場合のポイントを簡単に述べておきます。

名前に使われる際のポイントは

てへんに島と書く漢字「搗」は人名に使えない漢字です!

そこで、「搗」という一文字の名字を探しましたが空振りでした。「搗」に別の漢字を付けた名字はいくつか存在しましたので、そちらを掲載します。

【名字】餅搗
【読み】もちづき
【全国順位】 73,427位
【全国人数】 およそ10人

参考資料 名字由来net

餅搗さんは、なんと「もちづき」と読むのですね。「搗」を「づき」と読むのは、日本語の訓読みにある「つ・き」に濁点を付けたモノですかね。

全国順位が73,427位で、全国人数が およそ10人の少数民族ですよ。都道府県別に、どの位の人数がいるか見てみます。

静岡県と茨城県に、少数ずつ、住んでいらっしゃるようです。

他にも、「搗」に別の漢字を付けた名字があります。

鐘搗(かねつき)、地搗(ちづき)、搗頭(つきがしら)、搗本(つきもと)、搗井(つくい)

こちらも、読みは、「つき」「づき」「つく」です。「つき」「づき」は、上述の日本語の訓読み、「つく」は訓読みにあった読みです。

最後に

てへんに島と書く漢字「搗」の読み方と意味等について総特集しました。

この漢字には、もち米等を「つく」や布を「うつ」意味がありました。

60爺

私は「つく」が、この漢字を使うとは初めて知りました。

この「搗」を使用した言葉がたくさんありましたが、またまた、知識不足を露呈してしまい残念ですな(涙)。

名付けに使えない漢字でしたが、名字には複数ありました。

※気づけばてへんの記事も増えてきました

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この記事を書いた人

60爺

60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設(2017/2~)となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。

てへんの漢字

Posted by 60爺