かえるは何類?答えは「両生類」!その理由をわかりやすく解説

2023年12月11日

子どもの頃、池で見つけたおたまじゃくしを見て、「これ、本当にかえるになるの?」と驚いた人も多いのではないでしょうか。

魚のように泳いでいるのに、成長するとかえるになるため、不思議に感じますよね。

では、そんなかえるは何類に分類されるのでしょうか。

答えは「両生類」です。

かえるは、水中と陸上の両方に関わる生活を送ることから、両生類に分類されています。

この記事では、なぜかえるが両生類なのか、爬虫類や魚との違い、おたまじゃくしとの関係も含めて、わかりやすく解説していきます。

かえるは何類?答えは「両生類」

かえるは両生類です。

さらに細かく分類すると、次のようになります。

分類名称
両生綱
無尾目(むびもく)

「無尾目」とは、成長すると尾がなくなるグループという意味です。

かえるは子どもの頃は尾を持っていますが、成体になると尾が消えるため、この分類に入ります。

なお、哺乳類・爬虫類・魚類など、ほかの動物の分類も知りたい方は、こちらの「動物は何類?分類まとめ」をご覧ください。

なぜかえるは両生類なの?

かえるが両生類に分類される理由を、特徴ごとにまとめると次のようになります。

特徴内容
子どもの頃水中で生活し、えら呼吸をする
成体肺呼吸と皮膚呼吸を行う
生活環境水辺と陸上の両方に関わる
成長おたまじゃくしから大きく姿が変わる

ここから、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

子どもの頃は水中でえら呼吸をする

かえるの子どもである「おたまじゃくし」は、水の中で生活します。

この時期は魚のようにえら呼吸をしており、まだ陸上では生きられません。

つまり、生まれた直後は水中生活に適した体をしているのです。

オタマジャクシの画像2

成長すると肺呼吸と皮膚呼吸を行う

おたまじゃくしが成長すると、手足が生え、肺が発達します。

成体になると、肺呼吸に加え、皮膚呼吸も行うようになります。

皮膚呼吸とは、皮膚を通して酸素を取り込む呼吸方法です。

そのため、かえるの皮膚は乾燥に弱く、湿った環境を好みます。

足のはえたおたまじゃくし

水辺と陸上の両方に関わって暮らす

成体のかえるは陸上でも活動できますが、多くの種類は産卵のために水辺へ戻ります。

このように、一生の中で水中と陸上の両方に関わる生活をすることが、「両生類」と呼ばれる理由です。

かえるは爬虫類ではないの?

かえるは爬虫類と間違えられることがありますが、爬虫類ではありません。

例えば、ヘビやトカゲなどの爬虫類は、うろこに覆われた乾いた皮膚を持っています。
一方、かえるの皮膚は湿っており、皮膚呼吸を行う点が大きく異なります。

また、爬虫類は基本的に肺呼吸だけを行いますが、かえるは子どもの頃にえら呼吸を行うという違いもあります。

おたまじゃくしも両生類なの?

おたまじゃくしも、成長後にかえるになるため、分類上は両生類です。

ただし、見た目や生活スタイルは魚にかなり似ています。

実際、おたまじゃくしには次のような特徴があります。

  • 水中で生活する
  • えら呼吸をする
  • 尾を使って泳ぐ

しかし、成長すると手足が生え、肺呼吸ができるようになり、最終的にはかえるへ変化します。

この大きな変化は「変態」と呼ばれ、両生類の特徴の一つです。

かえる以外の両生類には何がいる?

両生類には、かえる以外にもさまざまな仲間がいます。

  • イモリ
  • サンショウウオ
  • アシナシイモリ

イモリやサンショウウオは「有尾目(ゆうびもく)」に分類され、成長しても尾を持っています。

また、アシナシイモリは「無足目(むそくもく)」に分類される両生類です。

名前の通り足がなく、ヘビのような見た目をしています。

かえるの仲間

さらに、ペットとして人気の「ウーパールーパー」も、サンショウウオの仲間として知られています。

ウーパールーパーの画像

両生類に属する動物の記事は次の通りです。

かえるは何を食べる?

成体のかえるは、主に昆虫や小さな生き物を食べます。

例えば、次のようなものを捕食します。

  • ハエ
  • バッタ
  • クモ

長い舌を素早く伸ばして捕まえる姿を見たことがある人も多いでしょう。

一方、おたまじゃくしの時代は、藻類や小さな有機物を食べる種類が多く、成長とともに食性も変化します。

まとめ

かえるは「両生類」に分類される動物です。

子どもの頃はえら呼吸を行い、成長すると肺呼吸と皮膚呼吸を行うようになります。

こうした大きな変化をすることが、かえるが両生類に分類される理由です。

また、かえるは爬虫類とは異なり、湿った皮膚や変態など、独特の特徴を持っています。

おたまじゃくしからかえるへ大きく姿を変える様子を知ると、両生類という分類の意味も理解しやすくなるでしょう。

【参考資料】
図鑑NEO 両生類・はちゅう類(小学館)
動く図鑑MOVE 両生類・は虫類(講談社)

■追記:「この動物は何類か」をテーマに記事をいくつか書いています

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この記事を書いた人

60爺

60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設(2017/2~)となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。「プロフィールはこちら