朝日杯将棋オープン戦の方式・賞金・歴代優勝者等まとめて大特集

2019年1月30日

本棋戦の2017年(第11回)2018年度(第12回)さらに2020年度(第14回)と、それぞれ藤井聡太五段(2017年)、七段(2018年)、二冠(2020年)が優勝しました。

羽生善治九段以来の連覇や参加4回中3回の優勝を遂げて話題となっています。

本件が新聞やニュースで大きく報じられたことは記憶に新しいと思います。

今回は、この朝日杯将棋オープン戦について、方式の紹介・優勝賞金・歴代優勝者などを、まとめて大特集しちゃいます。

どうか、最後前ご覧になってくださいね。

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朝日杯将棋オープン戦とは

朝日杯将棋オープン戦(あさひはいしょうぎオープンせん)は、朝日新聞社主催の将棋の棋戦です。

2006年度で終了した朝日オープン将棋選手権の後継棋戦として2007年に創設され、その際、回次も第1回と改められました。

この棋戦は、銀河戦NHK杯将棋トーナメントと同様の早指棋戦で持ち時間は40分です。

テレビ棋戦とは異なり、持ち時間を使い切った後は1手1分未満で指すことになります。

この棋戦では、棋士が1日に2回対局することが珍しくありません。

日本将棋連盟の対局予定では次のようになっています。

(日本将棋連盟 週間対局予定2019年2月16日分より抜粋)渡辺-千田の勝者と、行方-藤井の勝者が決勝で顔を合わせます。

勝者は、1日に2局指すことがわかります。

参加棋士と優勝賞金

この章では、参加棋士と優勝賞金を見ていきます。

参加棋士

棋戦概要を見ますと、全棋士、アマチュア10名、女流棋士3人が参加します。

女流棋士は、主催者推薦3名を選抜します。

アマチュアは、朝日アマ名人、朝日アマ名人戦全国大会のベスト8及び学生名人の10名が参加します。

なお、第14回(2020年度)は、新型コロナウイルスの影響で、朝日アマ名人戦の開催が延期された関係で、アマチュア出場枠は前期朝日アマ名人、学生名人の2人のみとなりました。

優勝賞金

現在の優勝賞金額は公開されています。

750万円です!

上記賞金額は 2017年の第11回からです。

それ以前は、何と 1,000万円でしたので、250万円減額となったんですね。

それでも、NHK杯将棋トーナメントの500万円を上回る賞金額です。


朝日杯将棋オープン戦の方式

一次予選、二次予選、本戦を行って優勝者を決定します。

本棋戦は、一次予選、二次予選、本戦の決勝戦も含めた全てが一番勝負でのトーナメント棋戦です。

※前身の朝日オープン将棋選手権では、タイトル戦と同じく挑戦手合制の五番勝負が採用されていました。

上記でも述べたとおり、早指棋戦のため持ち時間は40分と短く、1人が1日に2局対局することが多いです。

本戦は基本的にすべて1日2局であり、準決勝と決勝においても同じ日に行われます。

シード棋士について

本戦シードは8名、二次予選シードは16名です。シード棋士の順位は以下のように定められています。

  • 前回ベスト4
  • タイトル保持者
  • 永世称号者
  • 全棋士参加棋戦(NHK杯と銀河戦)優勝者
  • 前回本戦出場者

一次予選とプロアマ同時対局

16ブロックに分かれ、トーナメント方式で二次予選への進出者16名を決定します。

アマと女流棋士は一次予選の各ブロックに1人ずつ割り振られます。この対局は、必ず1回戦となります。

アマの対局は10局とも同日に開催されます。関東では朝日新聞東京本社、関西では大阪本社もしくは関西将棋会館で午前と午後に分けて5局ずつ、公開対局で行われます。

アマ枠に対するプロの対局者は、新人即ち棋士番号の大きい方から10人が選ばれます。

1年に誕生する新四段(新人プロ棋士)は通常4人であるため、プロ入り1年目の新人は、必ずアマチュア選手と対局することになります。

畠山鎮八段は、プロから見たプロアマ一斉対局について、「棋士としてのスタートの時期に〔負けられない闘い〕です。負けた新四段の姿は痛々しいものです」と述べているそうです。

棋士の対局は、ほとんどが2回戦からですが、数名の棋士は棋士同士で1回戦を戦うことがあります。

1回戦がある棋士は4連勝、2回戦から出場の棋士は3勝で2次予選に進出できます。

二次予選

一次予選からの勝ち抜き者(16名)と二次予選からのシード者(16名)が8つのブロックに分かれ、トーナメント方式で本戦出場者8名を決定します。

トーナメント表は、二次予選進出者とシード者が1回戦で対戦するように組まれます。

32名中8名が本戦に進出しますので、2回勝利すれば本戦に進むことが出来ます。

本戦

二次予選の勝ち抜き者(8名)と本戦シード者(8名)がトーナメント方式で優勝を争います。本戦進出者とシード者は1回戦で対戦するように組まれます。

準決勝と決勝は、2月第2土曜日(2017年度と2018年度は第3土曜日)に東京・有楽町マリオン内有楽町朝日ホールにて公開対局で行われることが恒例となっています。

歴代優勝者

第一回からの優勝者は次の通りです(最初の数字は年度)。

  • 2007 2008年2月9日 行方尚史八段
  • 2008 2009年2月14日 阿久津主税六段
  • 2009 2010年2月13日 羽生善治名人
  • 2010 2011年2月12日 木村一基八段
  • 2011 2012年2月11日 羽生善治二冠
  • 2012 2013年2月9日 渡辺明竜王
  • 2013 2014年2月8日 羽生善治三冠
  • 2014 2015年2月14日 羽生善治名人
  • 2015 2016年2月13日 羽生善治名人
  • 2016 2017年2月11日 八代弥五段
  • 2017 2018年2月17日 藤井聡太五段
  • 2018 2019年2月16日 藤井聡太七段
  • 2019 2020年2月11日 千田翔太七段
  • 2020 2021年2月11日 藤井聡太二冠
  • 2021 2022年2月23日 菅井竜也八段
  • 2022 2023年2月23日 藤井聡太竜王
  • 2023 2024年2月10日 永瀬拓矢九段

複数回優勝を遂げたのは、羽生善治九段しかいなかったのですが、2017年、2018年と藤井棋聖が連覇を遂げ、その仲間入りを果たしました。

そして、2020年藤井二冠が、準決勝及び決勝と苦しい展開から逆転を果たし、又もや優勝しました。

藤井竜王は、朝日杯将棋オープン戦に参加7回で4回の優勝と相性の良さを発揮しています。

2023年度は永瀬九段の前に敗れて2度目の連覇はなりませんでした。

最後に

将棋の一般棋戦である朝日杯将棋オープン戦の方式の紹介と賞金やプロアマ同時対局について解説しました。

上述したように、この棋戦は、銀河戦、NHK杯将棋トーナメントと同じ全棋士参加の一般棋戦です。

早指棋戦で持ち時間は40分です。藤井八冠は、当初は早指しを苦手としてきましたが、この棋戦と相性は良く、既に4階の優勝を遂げています。

ただ、1回負けたら終わりのトーナメントであるため、毎回毎回優勝は出来ないですねえ。

■思えば、将棋の記事も増えてきましたね!

参考
ウィキペディア(朝日杯将棋オープン戦)

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この記事を書いた人

60爺

60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設(2017/2~)となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。「プロフィールはこちら

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Posted by 60爺