将棋王位戦タイトル獲得までの道筋を紹介

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1.王位戦とは

1960年に「三社杯B級選抜トーナメント」が発展解消されて将棋界で4番目のタイトル戦となりました。初代王位は、あの大山康晴が、塚田正夫を4-1で 退けて、そのタイトルを獲得しています。

タイトルの序列は、今期設立された叡王に抜かれてしまったため、第四位となります(名人、竜王、叡王の後)。

将棋世界2月号106項 抜粋

2.参加棋士と賞金額

棋戦概要を見ると、参加棋士は女流棋士二名と全棋士です。

賞金額ですが、残念ながら公開されていません。調べてくださった方がいるので、こちらをご覧ください。

3.王位戦の挑戦権獲得までの道筋

それでは、王位戦の挑戦者になるまでの道筋を説明していきます。

どのタイトル戦もそうですが、予選と本戦があります。そして、この予選及び本戦に各棋戦の特色があるのです。

王位戦は、予選を勝ち上がった棋士8名を紅組、白組に4名ずつ分け、それぞれのシード棋士2名と総当たりのリーグ戦を行います。

紅組、白組の成績最上位の優勝者が挑戦者決定戦一番勝負を行い、挑戦者を決定します。

(1) 予選

王位戦の予選は、王位とシード棋士四名を除いた全棋士と女流棋士二名で、挑戦者決定リーグの八つの椅子を争います。

八つの椅子はトーナメント戦で争います。即ち、八つのトーナメントに分かれ、それぞれの優勝者が挑戦者決定リーグに駒を進めることになります。

トーナメントを突破するには、四勝ないしは五勝が必要です。今期のトーナメントでは、64名の棋士が五勝を必要としました。そして、残りの96名の棋士が四勝で優勝に手が届きます。

現在の持ち時間は4時間です。

(2) 挑戦者決定リーグ

さて、この挑戦者決定リーグですが、紅白六名に分かれ、総当たり戦で優勝者を決定します。そして、紅白の優勝者で、挑戦者決定戦を行い、勝った棋士が、王位戦七番勝負に挑みます。

挑戦者決定リーグは、ひとり五戦なので、全勝なら文句なく決定しますが、相星の場合が多々あり、そのための規定がなされています。

4勝1敗で並んだ場合
該当者が2名、3名に関わらずプレーオフを行います。3名の場合、前期成績で判定しますが、3名が予選通過者の場合、前期リーグ勝ち星で判定し、それも相星なら、前期予選勝ち星で判定します。

3勝2敗で並んだ場合

  • 3名:該当する直接対決で判定し、相星なら上記4勝1敗の3名と同じ判定を行います。
  • 4名:該当する直接対決で判定します。
  • 5名:上記4勝1敗の3名と同じ判定を行い、優勝者・残留者を決定します。

現在の持ち時間は4時間です。

(3) 挑戦者決定戦

現在の持ち時間は4時間です。

挑戦者決定リーグの紅組、白組の優勝者が挑戦権を賭けて一番勝負を行い、その勝者が王位戦挑戦者となります。

なお、挑戦者決定リーグの紅白2組のそれぞれ二位までが、次期王位戦のシードとなります。次期王位戦の組と順位ですが、挑戦者決定戦の敗者は白組1位、挑戦者決定戦敗者と同じ組の2位は紅組2位、挑戦者決定戦勝者と同じ組の2位は白組2位となります。

今期紅組は羽生竜王、白組は豊島八段が勝ちあがり、先日、挑戦者決定戦が行われ、豊島八段が勝ち、挑戦権を獲得しました。

(4) 七番勝負

王位保持者と挑戦者が、例年7月から9月にかけて七番勝負を行い、先に四番勝ったものが王位になります。

王位戦は2日制で実施されます。名人戦、竜王戦、王将戦と同じ、封じ手を介して2日間闘うわけですね。

持ち時間は、第30期から8時間になっています。

日本将棋連盟 王位戦

4.永世王位

永世称号である永世王位の獲得条件は、通算10期もしくは連続5期以上の保持です。

2019年1月現在、永世王位は大山康晴・中原誠の二名のみです。

永世王位の資格を持つ棋士は羽生善治がいます。

なお、中原は60歳になった年度に現役で永世王位を呼称した。

参考サイト:wiki

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