木へんに那の漢字は「梛」!読み方・意味とテプラでの出し方
「木へんに那」と書く漢字は「梛」です。
一般には「なぎ」と読み、マキ科の常緑高木であるナギを表します。
音読みは「ナ・ダ」です。
「梛」は人名用漢字で、名前にも使用できます。
また、テプラで「梛」を入力したいものの、変換候補に出てこなくて困ることもあるでしょう。
「梛」の区点コードは「5975」ですが、文字を収録していない機種では入力できません。
この記事では、「梛」の読み方と意味、漢字の成り立ち、名前での使われ方、パソコン・スマホ・テプラでの出し方を解説します。
木へんに那の漢字「梛」の読み方と意味
「木へんに那」と書く漢字は「梛」です。
まずは、「梛」の基本情報を確認しましょう。
梛
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 部首 | 木部(きへん) |
| 画数 | 11画 |
| 音読み | ダ・ナ |
| 訓読み | なぎ |
| 意味 | 枸梛(キョウチクトウ)・ナギの木 |
| 漢字の種類 | 形声文字・日本では和製漢字 |
「梛」には、中国で使われる意味と、日本で使われる意味があります。
「梛」の読み方
「梛」の音読みは「ダ・ナ」、訓読みは「なぎ」です。
日常では、木の名前を表す「なぎ」という読み方が一般的です。
「ナ」は名前にも用いられ、「梛」の一字で「なぎ」と読ませるほか、ほかの漢字と組み合わせて使われることもあります。
「梛」の意味
中国で使われる「梛」は、「枸梛(こうだ)」という言葉に用いられ、キョウチクトウを表します。

一方、日本では、マキ科ナギ属の常緑高木であるナギを表す漢字として使われます。
ナギは「竹柏(ちくはく)」とも呼ばれ、神社の境内に植えられることも多い木です。

ナギは、「凪」(風がやんで静かな海)に通じるため、上記熊野速玉神社のように御神木として植えられることもあるんです。
同じ「梛」という字でも、中国と日本では表す木が異なる点に注意しましょう。
「梛」の書き順
「梛」は、左側の「木」を書いてから、右側の「那」を書きます。

全体で11画です。
右側の「那」は、横画や折れを含む部分を書いた後、最後におおざとを加えます。
書き順を覚えるときは、「木」と「那」に分けて考えると分かりやすいでしょう。
※「きへんに○の漢字一覧」で記事を書いています。「那」の他にも様々な漢字を用意しています。
「梛」の由来と漢字の成り立ち
「梛」には、中国で使われる漢字としての成り立ちと、日本でナギを表す和製漢字としての成り立ちがあります。
中国の「梛」の成り立ち
中国で使われる「梛」は、意味を表す「木」と、音を表す「那」を組み合わせた形声文字です。
「那」には「柔らかい」という意味があり、「梛」は柔らかい木を表します。
中国では「枸梛(こうだ)」という言葉に使われ、キョウチクトウを指します。
日本の「梛」は和製漢字
日本では、「那(な)」+「き(き)」で、マキ科の常緑高木である「なぎ」を表す和製漢字が作られました。
したがって、中国の「梛」と日本の「梛」は字形こそ同じですが、表している木や成立の経緯が異なります。
中国ではキョウチクトウ、日本ではナギを表すと覚えると、違いが分かりやすいでしょう。
凪に関しては、「凪は名前に良くない」かを否定的意見と60爺の見解を対にして記事にしています。
梛の書き順を見てみましょうか。
木と那を順に書きます。5~8の書き順が60爺のイメージ(5のあと8を先に書くのかと思った)とは違いました。
「梛」が表すナギとはどんな木?

ナギは、暖かい地域に自生するマキ科ナギ属の常緑高木です。
高さは20メートルを超えることがあり、幅の広い葉を一年中茂らせます。
葉には縦方向に細い葉脈が走り、横に引っ張っても裂けにくいのが特徴です。
この性質から「縁が切れない木」とされ、縁結びや夫婦円満の象徴として親しまれてきました。
熊野速玉大社をはじめ、神社の境内にご神木として植えられることもあります。
「梛」は名前に使える?
「梛」は人名用漢字なので、男の子・女の子の名前に使用できます。
一文字では「梛(なぎ)」、ほかの漢字と組み合わせた名前では「梛斗(なぎと)」「梛沙(なぎさ)」「玲梛(れいな)」などがあります。
ナギはご神木とされ、葉が裂けにくいことから、名前には「人との縁を大切にしてほしい」「災いから守られ、
穏やかな人生を送ってほしい」といった願いを込められます。
「梛」自体に名前に向かない悪い意味はありませんが、日常ではあまり見かけないため、初見では読んでもらえない可能性があります。
「梛」が名前に良くないといわれる理由については、次の記事で詳しく解説しています。
「梛」のつく苗字と読み方
「梛」は、名前だけでなく苗字にも使われています。
一文字の「梛」は「なぎ」「やし」と読み、全国におよそ80人いる珍しい苗字です。
「梛」のつく主な苗字を見てみましょう。
| 苗字 | 読み方 |
|---|---|
| 梛 | なぎ・やし |
| 梛木 | なき・なぎ |
| 梛野 | なぎの |
| 小梛 | おなぎ |
| 梛原 | なぎはら |
| 梛良 | なぎら |
一文字の「梛」には「やし」という珍しい読み方がありますが、ほかの苗字では「なぎ」と読むものが中心です。
いずれも全国的に人数が少なく、珍しい苗字といえるでしょう。
梛の各機器での入力方法
最後に、梛の各機器(パソコン・スマホ・テプラ)での入力方法を簡単に述べておきます。
「梛」をパソコン・スマホで入力する方法
パソコン・スマホでは、文字変換で簡単に「梛」を入力できます。
入力する画面で「なぎ」と入力し、パソコンは変換ボタン、スマホは変換候補を探します。
パソコンだと「梛木」が候補の上の方にあるので、これを選んで「木」を削除してもいいです。
「単漢字」をクリックすれば一文字の「梛」が見つかります。
スマホだと、変換候補の上部に「梛」が出てきますのでタップしてください。
「梛」をテプラで入力する方法
機器単体でのテプラ(TEPRA PRO SR300)では、残念ながら「梛」を出すことは出来ませんね。
「梛」の区点コードは「5975」なんですが、マニュアルをみると以下のように、このコードがないんです。

このため、「梛」を入力できません。
ただ、SR530では、「梛」が存在します。

テプラを持っている方は、マニュアルをご確認ください。
ご覧のように、上位機種であれば、「梛」が用意されています。
下位機種で、どうしてもテプラで「梛」を出したい場合は、上記機種か、パソコンないしスマホと接続できる機種をご購入下さい。
※区点コードの入力方法が分からない方は、こちらの記事をご確認ください。
⇒ テプラで難しい漢字が変換で出てこない!誰でもできる出し方をご紹介
まとめ
木へんに那と書く漢字は「梛」です。
音読みでは「ダ・ナ」、訓読みでは「なぎ」と読み、日本ではマキ科の常緑高木であるナギを表します。
中国で使われる「梛」は形声文字で、日本のナギを表す「梛」は和製漢字です。
ナギは葉が裂けにくいことから縁結びの象徴とされ、神社ではご神木として大切にされてきました。
「梛」は人名用漢字なので名前に使えるほか、「梛」「梛木」「梛野」などの苗字にも用いられています。
パソコンやスマホでは「なぎ」と入力して変換でき、テプラでは区点コード「5975」で入力しますが、機種によっては「梛」を収録していないため表示できません。
参考資料
上級漢和辞典 漢字源 改訂第六版(学研)
名字由来net
※気づけば木へんの記事も増えてきました











60爺




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