ヤモリは神の使いか?その理由は?どこぞの神社の使わしめなのか
読者の皆様、最近、ヤモリに出会いましたか?
60爺は、残念なことにヤモリを見かけていないのですが、この話をしたところ、長男がヤモリを見かけてドアに挟まらないよう逃がしたことを聞きました。
夜になるとこつ然と現れ、窓や家の壁に張り付いて動き回っていますね。
このヤモリなんですが、実は神様のお使いであるということを知っていましたか?
今回の記事では、この内容について調べてみました。ヤモリがどんな神さまのお使いなのか、一緒に見ていきましょう。
ヤモリは神の使いか?その理由は?
60爺を含めた人間は、身近な動物や生き物を「神様の使い」であると信じ、「幸運の象徴」や「幸運のお守り」とすることがありますよね。
例えば、稲荷社のキツネ、春日大社のシカなどです。
では、ヤモリはどうなのでしょうか?
神社のお守りにもなっているヤモリ
ヤモリがどこかの神社のお守りになっていないか調べてみたところ、一つヒットしました。
白崎八幡宮、ここ、白蛇神社として有名な神社なんですが、ここで、ヤモリのまさに「お守り」を販売していました。
このサイトを見ると、以下のように文言が載っています。
家族をみまもり・家族の安全を願う
引用:白崎八幡宮
古来より家の守り神として縁起が良いとされるヤモリをあしらったお守りです。
こんな風に神社でも、ヤモリを「家の守り神」だと認めておるんですね!
ヤモリは龍神の使い
ヤモリは、「家守」から「家の守り神」で縁起の良い生き物であることを次の記事で紹介しています。
そこから派生していったと考えられるのですが、ヤモリは、次のように信じられてきました。
ヤモリのいる家は火事にならないというところから、何と、ヤモリは「龍神様の使い」なんだそうです。
海外でのヤモリの評判
さて、日本では、非常に評判のいいヤモリですが、海外ではどのように評価されているのか見ていきましょう。
始めは、ハワイです。常夏の島では、どんな評価でしょうか。
ハワイでは、自分のご先祖が亡くなると動物や植物に宿って姿を変え、自分や家族を守ってくれると伝えられているそうです。
ヤモリは、家の守り神、幸運や知恵、復活の象徴とされる「モウ(mo’o)」の化身として大切にされてきた
もう一つは聖書に登場するヤモリです。
この中で、ヤモリは、身体は小さいが知恵のある4つの生き物のうちのひとつに含まれるそうです。
これは、ヤモリは王様の宮殿に入ることで、王の許しがない限り捕まらない環境を手に入れ、それが、「自分を守る知恵者」と判断されたところからきているそうです。
最後に
この記事では、ヤモリが「神の使い」であるという観点から見てきました。
そして、ヤモリが昔から「龍神様の使い」であるというお話に辿り着きました。白崎八幡神社では、「家族をみまもり・家族の安全を願う」ヤモリをあしらったお守りも見つけました。
さらに、ヤモリが海外でも評価を得ている事例を2つ紹介しました。
ヤモリを見かけたら、「神の使い」であることを思い出して、優しく扱ってあげましょう。
参考
日本いきものビジュアルガイド発見!ニホンヤモリ 緑書房
※気づけば「縁起」の記事も増えてきました
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