かねへんに口と書いて釦!読み方から意味・名前での使われ方まで総特集

2023年7月2日

今回の漢字は、シリーズから離れたモノを取り扱います。

そして、その漢字の部首も、今まで扱ったモノではなく、全く新しい部首となります。

60爺

漢字の部首は山程あるけど、何にするのでしょう?

今回の漢字の部首は「かねへん」です。つくりに簡単な漢字「口」をつけた釦ですね。見たことはあるのではないでしょうか。

このかねへんに口と書いた「釦」について、読み方から意味・書き順、そして、名前での使い方まで総特集していきます。

それでは、ご一緒に最後までお付き合いください。

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かねへんに口といえば釦!漢字の読み方や全体像をまずはチェック

最初に、釦の意味と読み方や全体像をチェックしましょう。

釦の読み方と意味

画数 :11画
音訓:コウ (日本語だけ)ぼたん
意味
①穴のあいた金飾り。また、穴に押しこんだ金属。②金や玉をちりばめて器の縁(へり)を飾る。また、器の縁(へり)を飾る枠。覆輪。③穴にはめ込むボタン。衣服のボタン。
日本語だけの意味・用法
(訓読み)ぼたん

参考:上級漢和辞典 漢字源 学研

「釦」の音読みは「コウ」で、訓読みはないんですね。日本語だけの訓読みで「ぼたん」です。花の「ボタン」ではないですよ。衣服などの「ぼたん」ですね。

意味は3つで上述の通りです。

②の最後にある「覆輪(フクリン)」とは、「刀の鍔・鞍・茶碗など器物のへりを金属の類でおおい飾ったもの。」(by広辞苑)です。

③ボタンの同義語に「鈕」があります。

この漢字の書き順を見てみましょうか。

この漢字の書き順は金を書いてから口を書きます!簡単ですな。


もっと詳しく知ろう!釦の漢字としての由来や成り立ち

服を留めるボタンは、ポルトガル語の botão に由来します。織田信長、豊臣秀吉ゆかりの安土・桃山時代に伝来したようです。漢字で、釦の類語の「鈕」「紐扣(子)」などと当てられました。

釦ですが、英語の button(押して機器を作動させる突起)に由来するものとして、「扣釦」とともに漢字表記されましたね。

上記で、釦も服を留めるボタンの意味にも使われていますが、「鈕」が元々の漢字表記だったように思えます。

釦の解字です。

釦=「口(コウ 穴・穴をあける・穴に入れ込む)」+「金(金属)」(形声)。

引用 上級漢和辞典 漢字源 学研

形声とは、漢字の六書(リクショ)の一つ。発音を表す文字と、意味を表す文字とを組み合わせて、新しい文字を作る方法。

昔のボタンは、金属で出来ていたんですかね。ボタンは、穴に入れ込みますからね。

釦のつく言葉

この章では、釦のつく言葉をみていきたいと思います。

釦のつく言葉読み意味
紐釦チュウコウ《俗語》ひもを曲げてつくったぼたん。
60爺

一つしか見つからない!

この漢字を使った言葉が一つしか見つかりません。広辞苑も、「ぼたん」以外には見つからんのですよ。

次の章では、「釦」を名前に使う場合のポイントを簡単に述べておきます。

名前に使われる際のポイントは

イヤな流れで突入してきた、この章ですが、やっぱり「釦」は人名漢字ではありませんでした!

そして、この漢字を使用した苗字も全くないということで終了です(涙)。

なので、今までにアップした記事から、人名漢字ではなく、苗字もなかった漢字を振り返りましょう!

漢字読み部首・つくり意味
おりさんずいに殿水底にたまった泥
いかだ木へんに差長短ふぞろいな材木を並べてつなぎ、水に浮かべた物。
ジュウにんべんに十昔の軍隊の編制で、十人一組の単位のこと。
シャさんずいに西さらさらと水を流してあらう。水をまいてそうじする。
シンさんずいに心こまかいすみずみの所までしみこむ。
モクさんずいに木頭から水や湯をかぶる。また、水や湯を頭からかけて髪を洗う。

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最後に

今回は、いつものシリーズの漢字ではなく、初めての部首である「かねへん」に口でボタンの読み方と意味について述べてきました。

意味は、3つあるんですが、この漢字、日本語のみの意味で「ぼたん」なんです。上述のように、花ではなく、衣服を留めるボタンのようです。

ただ、語源を調べていくと、この漢字は、機械を操作する際に押す「ボタン」のようでした。語源からすると本来は、「鈕」がボタンのようなんですがね。

あと、この漢字を使う言葉は、たったひとつ、かろうじて見つけましたが、名前、苗字ともに縁がなく、余り、世の中に出回る漢字ではありませんでした。

※気づけば金へんの記事も増えてきました

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この記事を書いた人

60爺

60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設(2017/2~)となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。