にんべんに鬼で「傀」!読み方から意味・苗字での使われ方まで総特集

2023年8月20日

以前、NARUTOというコミックが大ヒットしましたよね。この中で、「傀儡(くぐつ)の術(チャクラ糸で人形を操り武器とする術)」ってのがあったと記憶してます。

今回の題材は、この「傀」です。

60爺

にんべんに鬼と書く漢字ですネ。

にんべんの漢字については、ゼロではないですが、そんなに記事にしていないはずです。調べたら、「にんべんに十」と「にんべんに加える」の二つを記事にしていました。

今回は、にんべんの漢字の三つ目、にんべんに鬼と書く「傀」について、読み方から意味・書き順、そして、苗字での使い方まで総特集しようと思います。

それでは、ご一緒に内容を見に行きましょう~。

スポンサーリンク

にんべんに鬼で「傀」!漢字の読み方や全体像をまずはチェック

最初に、にんべんに鬼で「傀」の意味と読み方を明確にしましょう。

にんべんに鬼で「傀」の読み方と意味

画数 :12画
音訓:カイ
意味
①大きくて目だつさま。②姓の一つ。③「傀儡(カイライ)」とは、土のかたまりを積み重ねて、頭をまるく大きくこしらえた人形。

参考:上級漢和辞典 漢字源 学研

「傀」の音読みは「カイ」で、訓読みはありません。また、この漢字に、日本語だけの意味・用法はありません。

意味は3つあります。

60爺

この漢字にも、「姓の一つ」という意味がありますので、「傀」さんが存在するんですな!

①の意味では、同義語に「魁(カイ)」があります。「頭が大きくて、まるい人形。」という意がありますが、それは②の意じゃないんですかねえ。

「傀然(カイセ゛ン):偉大なさま。」という言葉が①の意で紹介されています。

③冒頭で出した「くぐつ」が、ここでは「かいらい」という言葉で出てきました。「傀儡」は「かいらい」とも「くぐつ」とも読みます。

  • かいらい
    ①あやつり人形。くぐつ。でく。 ②転じて、人の手先になってその意のままに動く者。
  • くぐつ
    ①歌に合わせて舞わせるあやつり人形。また、それをあやつる芸人。でく。てくぐつ。かいらい。②(くぐつの女たちが売色もしたところから)遊女。あそびめ。うかれめ。くぐつめ。

読み方で意味が異なるんですな。

この漢字の書き順を見てみましょうか。

この漢字の書き順は、にんべんに鬼と書きます。上記書き順を見て、間違えないようにしましょう。


もっと詳しく知ろう!傀の漢字としての由来や成り立ち

傀=「鬼(キ 丸い・大きい)+人(ひと)」(形声)です。人が大きくて目立つさまを示しています。

形声とは、漢字の六書(リクショ)の一つ。発音を表す文字と、意味を表す文字とを組み合わせて、新しい文字を作る方法。

鬼は、頭の大きい亡霊の姿を描いた象形文字なんです。そこから、「大きく目だつ」の意を持ったのでしょう。

傀のつく言葉

この章では、傀のつく言葉をみていきたいと思います。

傀のつく言葉読み意味
傀然カイゼン偉大なさま。▽一説に、独居のさま。
傀儡カイライ・クグツ①土のかたまりを積み重ねて、頭をまるく大きくこしらえた人形。②あやつり人形。③物事の表面にあらわれ、権力がなくて他人の思うままにあやつられて利用される者。ロボット。
傀儡師かいらいし①人形遣い。くぐつし。②物事のかげにいて他人をあやつる人。
傀儡政権かいらいせいけんある国の意思のままに操縦される、形式的にだけ独立した国の政権。多くは他国を占領した国が占領地に樹立して、占領行政を代行させる。かつての満州国政府やフランスのペタン政権など。

参考 上級漢和辞典 漢字源 学研

60爺

傀儡のつく言葉は聞いたことがありますね。

国語辞典を見ても「傀」を使った言葉は、「傀儡」に関した言葉しか見つかりませんでしたよ!

次の章では、「傀」を使った苗字についてを簡単に述べておきます。

傀を使った苗字について

にんべんに鬼と書く傀は人名漢字ではありません!このため、名前に使うことが出来ないんですよ~。

名前が付けられないときは苗字ということで、「傀」のつく苗字を見てみます。最初に、「傀」一文字の苗字があるのか見てみました。しかし、この苗字は存在しないようです。

傀に他の漢字をつけた苗字がないか確認したんですが、どうも、こちらも存在しないようです。

これで終わりでは寂しいので、鬼の入った他の漢字を探ってみましょう。

漢字部首音読み訓読み主な意味
つちへんカイかたまりつちくれ。ひとかたまりの
くさかんむりシュウあつ(める)あかね。あかねぐさ。アカネ多年草赤色染料いられる。
きへんカイえんじゅえんじゅ。マメ科の落葉高木。
こざとへんカイけわ(しい)けわしい。たかい。高くけわしい。
りっしんべんはじはじる。はじ。恥ずかしく思う。

参考:「鬼」を構成に含む漢字

部首が「鬼」でなく、「鬼」を後世に含む漢字を5つほど挙げてみました。

この内、次の2つのお記事を過去にアップしておりますので、気になるお方はポチッとクリックして下さいませ!

最後に

にんべんに鬼で傀の読み方と意味等について述べてきました。

意味は、「大きくて目だつさま。」というのが、ちょっと異質でした。その他の意味では、姓は置いといて「頭をまるく大きくこしらえた人形。」がありました。

この人形が「傀儡」で、ほとんどの言葉は、この言葉に関連するモノでしたね。

傀は人名漢字ではなく、また、鬼が入っているせいか、苗字にも使用されていないことが分かりました!

※気づけばにんべんの記事も増えてきました

スポンサーリンク
この記事を書いた人

60爺

60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設(2017/2~)となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。「プロフィールはこちら