8日の読み方は「ようか」!「はちにち」との違いも解説
「8日」は、日付を表す場合は「ようか」と読みます。
一方、日数を表す場合も「ようか」と読めますが、「はちにち」と読むこともあります。
そのため、「ようか」と「はちにち」をどう使い分けるのか迷うこともあるでしょう。
この記事では、「8日」の読み方と「ようか・はちにち」の違いをわかりやすく解説します。
さらに、なぜ8日を「ようか」と読むのか、その由来や覚え方についても紹介します。
8日の読み方は「ようか」
日付の「8日」は、「ようか」と読みます。
たとえば「10月8日」であれば、「じゅうがつようか」です。
「ようかとは何日?」と迷った場合は、「8日」と覚えておけばよいでしょう。
日本語の日付には、「ついたち」「ふつか」「みっか」のように、数字をそのまま音読みしない読み方があります。
8日の「ようか」も、その一つです。
なお、「ようか」は8日、「はつか」は20日です。
読み方が似ていて混同しやすいですが、それぞれ異なる日付を表します。
「8日」は「はちにち」と読む場合もあります。
「ようか」と「はちにち」の違いを次に見てみましょう。
※実際に次の記事でも、この語源を基にしています。
「ようか」と「はちにち」の違い
日付の「8日」は「ようか」と読みます。
一方、日数を表す「8日」は「ようか」と読むことも、「はちにち」と読むこともあります。
「ようか」と「はちにち」の使い分け
「8日」の主な読み方を、使い方ごとに整理すると次のようになります。
| 使い方 | 読み方 | 例 |
|---|---|---|
| 日付 | ようか | 10月8日(じゅうがつようか) |
| 日数 | ようか・はちにち | 8日かかる(ようかかかる・はちにちかかる) |
| 8日間 | ようかかん・はちにちかん | 8日間滞在する(ようかかんたいざいする・はちにちかんたいざいする) |
日付として「8日」を指す場合は、「ようか」と読みます。
「会議は8日に行います」であれば、「会議はようかに行います」です。
日数の場合は、「完成まで8日かかる」の「8日」を「ようか」と読むことも、「はちにち」と読むこともできます。
「8日間」も同様に、「ようかかん」「はちにちかん」という読み方があります。
「ようか」と「はちにち」で迷ったときは、まず日付を表しているか、日数を表しているかを確認するとわかりやすいでしょう。
日付なら「ようか」、日数なら「ようか」のほかに「はちにち」という読み方もあります。
なぜ8日を「ようか」と読むの?
「8」は「はち」と読むのに、なぜ日付になると「ようか」と読むのでしょうか。
「ようか」は、古くは「やうか」と書かれていました。
「ようか」は古く「やうか」と書かれていた
『新明解語源辞典』によると、日数を表す言葉は、数詞の語幹に助数詞の「カ」が付いてできたとするのが通説です。
しかし、この考え方を「八日」にそのまま当てはめると、「八(や)」+「カ」で「ヤカ」となるはずです。
ところが、「ヤカ」という語は存在しません。
平安時代の『蜻蛉日記』には、「八日」を「ヤウカ」とした仮名書きの例があります。
現在の「ようか」につながる「やうか」という読み方は、平安時代にはすでに使われていたことがわかります。
「やうか」は「ヤ+ウカ」と分析される
『新明解語源辞典』では、日数を表す言葉を体系的に捉える立場から、「ヤウカ」を「ヤ+ウカ」と分析しています。
この立場では、「ヤ」は「やつ」の語幹、「ウカ」は日本語の日数詞から分析される共通語尾と捉えます。
この「ヤウカ」がやがて長音化し、現在の「ヨウカ」に近づいたと説明されています。
つまり、「8」を「よう」と読むために「ようか」になったわけではありません。
古くから使われていた「やうか」が変化して、現在の「ようか」につながったと考えられます。
「四日」と「八日」は同じ読み方にならなかった?
「ヤウカ」が長音化すると、「四日」を表す「ヨーカ」に近い発音になります。
『新明解語源辞典』では、室町時代に「四日」の方が「ヨッカ」と促音化し、同音衝突を避けたと説明しています。
その結果、現在では四日を「よっか」、八日を「ようか」と読み分けています。
1日(ついたち)や8日(ようか)、20日(はつか)など、ほかの日付については「日にちの読み方一覧」でまとめて紹介しています。
8日(ようか)の覚え方
「8日」を「はちにち」と読んでしまう場合は、前後の日付と一緒に覚える方法があります。
「なのか・ようか・ここのか」で覚える
7日・8日・9日の読み方は、次のようになります。
- 7日=なのか
- 8日=ようか
- 9日=ここのか
「なのか・ようか・ここのか」と続けて覚えておけば、「8日=ようか」を思い出しやすくなります。
「8」という数字だけを見て「はち」と考えるのではなく、7日・8日・9日を一つのまとまりとして覚えるのがポイントです。
7日と9日の記事もあります。
⇒ 7日は「なのか」
⇒ 9日は「ここのか」
まとめ
日付の「8日」の読み方は「ようか」です。
日数を表す場合は「ようか」のほか、「はちにち」と読むこともあります。
「ようか」は古く「やうか」と書かれていました。
『新明解語源辞典』では、日数詞を体系的に捉える立場から、「やつ」の語幹「ヤ」に、日数詞から分析される共通語尾「ウカ」が付いた「ヤウカ」と分析しています。
「8日=ようか」を覚えにくい場合は、「なのか・ようか・ここのか」と7日・8日・9日を続けて覚えるとよいでしょう。
参考資料
新明解語源辞典(三省堂)
※気づけば言い方・呼び方の漢字の記事も増えてきました










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