木へんに弟の漢字は「梯」!読み方・意味と苗字での使われ方を解説

2023年2月11日

「木へんに弟」と書く漢字は「梯」です。

音読みでは「テイ・タイ」、訓読みでは「はしご」と読み、日本では「はし」と読むこともあります。

「梯」は、高い所へ上り下りするための「はしご」を表す漢字です。

また、「人を目的地へ導くもの」から転じて、手引きや案内という意味でも使われます。

一文字で「梯」と書く苗字もあり、主に「かけはし」と読みます。

さらに、「梯」は人名用漢字に指定されているため、子どもの名前にも使用できます。

この記事では、「梯」の読み方や意味、由来と成り立ち、熟語や苗字での使われ方について分かりやすく解説します。

木へんに弟の漢字は「梯」!読み方と意味

木へんに弟と書く「梯」の読み方と基本情報は、次のとおりです。

項目内容
部首木部(きへん)
画数11画
音読みテイ・タイ
訓読みはしご
日本での読みはし
意味はしご、手引き、案内
人名への使用使用できる(人名用漢字)

「梯」の代表的な読み方は「テイ」と「はしご」です。

「雲梯(うんてい)」「舷梯(げんてい)」「階梯(かいてい)」などの熟語では、音読みの「テイ」が使われます。

一方、高い所へ上り下りする道具を表す場合は、「梯」または「梯子」と書いて「はしご」と読みます。

「梯子」は「ていし」とも読めますが、日常生活では「はしご」と読むのが一般的です。

また、「梯」一字を「はし」と読み、はしごやかけはしを表すこともあります。

「梯」の基本的な意味は、木などで作られた「はしご」です。

はしごの画像

そこから、人を目的の場所へ導くものを表し、「手引き」や「案内」という意味でも使われるようになりました。

例えば、「階梯」には、物事を学んだり進めたりするための手引きという意味があります。

なお、一文字の苗字として使われる「梯」は、主に「かけはし」と読みます。

漢字そのものの読み方と苗字での読み方は異なる場合があるため、分けて覚えておきましょう。

「梯」の書き順

それでは、書き順をみてみましょう。

梯の書き順の画像

木へんに弟の書き順です。弟はちゃんと書けますよね。

チョンチョン(5,6)を書いたのちに、弓を書いて(7,8,9)、縦棒(10)、左下がり(11)の順ですよ。

普通に書けばまず問題は無いと思います。

上記の書き順をよく見ておきましょう。

※「きへんに○の漢字一覧」で記事を書いています。「弟」の他にも様々な漢字を用意しています。

※「木へんの難読漢字・難しいランキング30」に「梯」はランキングされました。

「梯」の由来と成り立ち

「梯」は、「木」と「弟」を組み合わせた形声文字です。

「木」は木材を表し、「弟」は「テイ」という音を表しています。

漢字ペディアでは、「木」と音を表す「弟(テイ)」から成り立つ漢字と説明されています。

もともとは、木で作った階段や、上り下りに使うはしごを表す漢字でした。

また、「漢字源」では、「弟」に順序よく段をなして並ぶというイメージがあり、横木を段々に並べたはしごを表すと説明されています。

つまり、「梯」の「弟」は読み方を示すだけでなく、はしごの横木が順番に並ぶ様子にもつながっていると考えられます。

「梯」が表すものは、もともと木製のはしごでしたが、そこから意味が広がり、物事を進めるための手引きや案内も表すようになりました。

「梯」のつく言葉

「梯」は、「梯子」のほか、はしごに似た道具や、段階・手引きを表す言葉に使われています。

代表的な言葉を見てみましょう。

言葉読み方意味
梯子はしご高い所へ上り下りするため、長い二本の材に横木を何段も取り付けた道具
雲梯うんてい横に並べた棒を手で伝って進む遊具や運動器具
舷梯げんてい船の側面に設けられた、乗り降りするためのはしごや階段
階梯かいてい階段やはしご。転じて、学問や技術を身につけるための順序や手引き
梯形ていけいはしごのような形。台形を指すこともある
梯子酒はしござけ店を次々に変えながら酒を飲むこと
梯子乗りはしごのり立てたはしごの上で曲芸を披露すること

このうち、日常生活で最もよく使われるのは「梯子」と「雲梯」です。

「梯子」は道具そのものを表すだけでなく、「梯子酒」や「梯子乗り」のような言葉にも使われます。

「階梯」では、はしごを一段ずつ上る様子から意味が広がり、学問や技術を身につけるための段階や手引きを表します。

このように、「梯」は実際のはしごだけでなく、順序を追って上へ進むことや、人を導くものを表す言葉にも使われています。

「梯」は名前に使える?

「梯」は人名用漢字に指定されているため、子どもの名前に使用できます。

音読みは「テイ・タイ」、訓読みは「はしご」で、名付けの読みとして「かけはし」「はし」などが考えられます。

「梯」は、高い所へ上るためのはしごを表す漢字です。

その意味から、名付けでは「目標に向かって一歩ずつ成長してほしい」「人と人をつなぐ架け橋になってほしい」といった願いを込められるでしょう。

ただし、「梯」は名前に広く使われている漢字ではありません。

一文字では「はしご」の印象が強く、初見では名前の読み方が伝わりにくい点にも注意が必要です。

名前に使用できる漢字ではあるものの、実際には名よりも苗字で目にする機会の方が多いでしょう。

「梯」という苗字の読み方

「梯」は、名前だけでなく一文字の苗字としても使われています。

【名字】梯
【読み】かけはし,かち,かけ,はしご,はし,てい
【全国順位】 4,464位
【全国人数】 およそ2,500人

参考資料 名字由来net

複数の読みがあるものの、代表的な読み方は「かけはし」です。

そして、全国人数2,500人と、そこそこの「梯」さんがいらっしゃいますね。

都道府県別に見てみましょう。

都道府県人数
福岡県およそ600人
大阪府およそ240人
東京都およそ230人
徳島県およそ220人
宮崎県およそ200人

参考資料 名字由来net

特定の地域に多いわけではないようですが、西の方に多い印象です。

梯に他の文字を付けた苗字です。

雲梯(うなて)、梯本(かけもと)、倉梯(くらはし)、梯谷(はしがい、はしがや)、小梯(こはし、こばし、こがき)、佳梯(かはし)、梯上(はしうえ、はしがみ)、古梯(ふるはし)

「かけ」、「はし」と読ませることが多いようです。

変わった読ませ方は、雲梯(うなて)、小梯(・・・、こがき)ですね。

漢字一文字で複数の読み方があるため、実際の人物の苗字については、見た目だけで読み方を判断できない場合があります。

梯は、木へんの漢字なのに植物を指さない漢字ですが、そんな漢字を集めた記事を作りました。

まとめ

木へんに弟で梯ですが、この漢字について、それぞれ調べてみました。

最初に、梯の読み方と意味について述べてきました。単純に、高い所に登るときに使用する道具というのがトップでした。変わった意味では、動詞の「もたれかかる」がありました。

そして、この梯を使った熟語を挙げたんですが、「梯子」を見たことがあるくらいで、他の熟語は初見でした。

人名漢字でしたが、さすがに、この漢字を採用する方はいないようで苗字を調べてみたら、そこそこ見つかりましたね。さすが日本です。

※気づけば木へんの記事も増えてきました

スポンサーリンク
この記事を書いた人

60爺

60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設(2017/2~)となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。「プロフィールはこちら

木へんの漢字

Posted by 60爺