緑・白・オレンジの国旗はどこの国?アイルランドとコートジボワールの違い・意味を徹底比較!
「緑・白・オレンジ」の三色旗を見て、特定の国がすぐに思い浮かびましたか?
実は、この鮮やかな配色を持つ国旗は世界に二つ存在します。
一つはヨーロッパの島国アイルランド、もう一つは西アフリカのコートジボワールです。
どちらも同じ色を使っているにも関わらず、配色の順序や、その色に込められた意味は全く異なります。
特に、アイルランドの国旗の「白」には、歴史的な対立を超えた平和への強い願いが込められています。
本記事では、「緑・白・オレンジの国旗」をテーマに、あなたが知りたい国旗の特定はもちろん、色の意味、そして、両国の国旗の決定的な違いを徹底的に紹介していきます。
この記事を読めば、もう二つの国旗を間違えることはありません。
「緑・白・オレンジ」の国旗は二つ!正解はこの国
ネットで、「緑 白 オレンジ 国旗」のキーワードで検索されている方が求めている答えは、主に二つの国旗に絞られます。
それは、ヨーロッパの島国であるアイルランドと、西アフリカのコートジボワールです。
どちらも同じ三色を使用していますが、色を並べる順番が左右で異なっており、それが識別する上での最大のポイントとなります。
最も有名なのはアイルランドの国旗🇮🇪
この三色旗と聞いて、世界的に最も連想されやすいのはアイルランド共和国の国旗です。
アイルランドの国旗は「緑・白・橙(オレンジ)」の順に、縦に三分割された形式をとっています。

この国旗の白に込められた意味こそ、アイルランドの歴史そのものです。
緑が象徴するローマカトリックと、橙が象徴するプロテスタントの「平和と協調」こそが、中央の白い帯に託された願いです。
アイルランドでは、この国旗が単なるシンボルではなく、過去の宗教的対立を乗り越えた国のアイデンティティそのものとして、非常に大切にされています。
左右逆のコートジボワールの国旗🇨🇮も該当
アイルランドと全く同じ三色を使用していますが、色の配置が左右逆になっているのが、西アフリカのコートジボワール共和国の国旗です。
コートジボワールの国旗は「橙・白・緑」の順に、縦に三分割されています。

こちらは、アイルランドのような宗教的な対立の和解ではなく、国土の自然や国民の希望を象徴しています。
橙はサバンナの地、緑は南部の森林地帯、そして中央の白は両者の平和と統一を表しています。
配色が逆なだけで、意味が大きく異なる点も、国旗の面白さと言えるでしょう。
次の章では、最も関心の高い「アイルランドの国旗」について、それぞれの色が持つ深い意味と歴史的背景を掘り下げていきます。
🇮🇪 アイルランドの国旗:平和を願う三色の意味
「緑 白 オレンジ 国旗」の検索で最も関連性が高いアイルランド共和国の国旗は、単なる美しいデザインではなく、アイルランドの激動の歴史と、平和への切なる願いが込められたシンボルです。
「緑・白・橙」が象徴するもの
アイルランドの国旗は、縦三色旗(トリコロール)で、左から順に次の意味を持っています。
🟢 緑(Green):
緑は、古くからアイルランドのシンボルカラーとされてきた色です。
国旗での意味は、アイルランドの国民の多数派であるローマカトリックを象徴しています。
また、アイルランドの別名である「エメラルドの島(Emerald Isle)」の通り、豊かな国土や自然を意味することもあります。
⚪ 白(White):
平和(Peace)、そして統一を表します。
左右の緑色と橙色の勢力(ローマカトリックとプロテスタント)が対立を乗り越え、共に手を取り合って生きていくための「協調」を意味する、国旗の中で最も重要な色です。
🟠 橙(Orange):
プロテスタントを象徴しています。
この橙色は、17世紀にカトリック勢力との戦いに勝利したオランダのウィリアム3世(オレンジ公ウィリアム)に由来します。
アイルランドにおけるプロテスタント系のルーツを表しています。
アイルランド国旗の歴史的背景と制定
この三色旗は、19世紀半ば、フランス革命の影響を受けたアイルランドのナショナリストによって初めて使われました。
その後、1916年のイースター蜂起や独立戦争を経て、アイルランド自由国が成立した際に事実上の国旗となり、1937年の憲法制定時に正式に国旗(Bratach Náisiúnta)として採用されました。
この国旗が示すように、アイルランドという国は常に、異なる歴史的・宗教的背景を持つ二つの勢力が、中央の「白(平和)」によって団結し、共存することを目指しているのです。
🇨🇮コートジボワールの国旗:大地と希望の三色
「緑 白 オレンジ 国旗」のもう一つの答えが、西アフリカのコートジボワール共和国(旧称:象牙海岸)の国旗です。
アイルランドと同じ三色ですが、配色の順序は「橙・白・緑」であり、その色に込められた意味も、歴史や宗教ではなく、豊かな国土と独立後の国民の希望を象徴しています。
「橙・白・緑」が象徴するもの
コートジボワールの国旗も縦三色旗ですが、アイルランドとは左右が逆になっており、それぞれ以下の意味を持っています。
🟠 橙(Orange):
国土の北半分を占めるサバンナ(大地)の豊かさ、そしてその大地から生まれる豊かな資源を表しています。
また、国民の発展への希望や活力を示す色でもあります。
⚪白(White):
平和、純粋さ、そして国民の統一を表します。
国土の北部(橙)と南部(緑)を結びつける、社会的な調和のシンボルです。
🟢 緑(Green):
国土の南半分に広がる深い森林地帯や、国の未来に対する希望を象徴しています。
また、豊かな農業資源や天然資源を持つ国としての繁栄への願いも込められています。
独立への願いが込められた国旗
コートジボワールの国旗は、1959年、フランスからの独立直前に制定されました。
この国旗は、かつての宗主国であるフランスの国旗と同じ垂直三色旗の形式を採用していますが、色には自国の個性と独立への強い願いが込められています。
フランスの植民地支配から脱し、自分たちの豊かな大地(橙)と資源(緑)を、平和(白)の中で発展させていこうという、新生国家としての決意をこの三色旗に託したのです。
【決定版】アイルランドvsコートジボワール 違い徹底比較
これで、アイルランドとコートジボワールという二つの「緑・白・オレンジの国旗」の概要と、それぞれに込められた意味を理解できました。
しかし、なぜ二つの国旗が混同されやすいのかといえば、同じ三色を使っているからです。
ここでは、両国旗を二度と間違えないために、決定的な違いを解説します。
一目でわかる!国旗の「色順」の違い
両国旗を識別する最も簡単かつ重要なポイントは、「色を並べる順番」です。
- アイルランド:左から 緑 → 白 → 橙
- コートジボワール:左から 橙 → 白 → 緑
このように、両国の国旗は中央の白を軸にして、左右の緑と橙の色が逆転しています。
この違いを明確に覚えることが、二つの国旗を正確に識別する鍵となります。
アイルランドは国民の過半数を占めるカトリック(緑)から始まり、コートジボワールは国土のシンボルであるサバンナ(橙)から始まるとイメージすると覚えやすいでしょう。
比較表で見る「色の意味」と「縦横比」の違い
「緑・白・オレンジ」という共通の色を持つ、アイルランドとコートジボワールの国旗は、今、述べた「配色順序」の他に、縦横比、そして、色が象徴する意味の全てが異なります。
以下の比較表でその違いを確認しましょう。
| 項目 | 🇮🇪 アイルランドの国旗 | 🇨🇮 コートジボワールの国旗 |
|---|---|---|
| 色順(左から) | 緑 / 白 / 橙 | 橙 / 白 / 緑 |
| 縦横比 | 1:2 (または 3:5 の使用例も多い) | 2:3 |
| 緑が象徴するもの | カトリック教徒(旧教) | 南部の森林地帯、希望 |
| 白が象徴するもの | 平和、両者(緑と橙)の協調 | 平和、純粋、統一 |
| 橙が象徴するもの | プロテスタント教徒(新教) | 北部のサバンナ、豊穣の大地 |
| 国旗の方向 | フランス国旗を参考にした「垂直三色旗」 | フランス国旗を参考にした「垂直三色旗」 |
上記でご覧いただいた通り、縦横比と色の意味にも違いがあります。
縦横比は、アイルランド国旗の多くがより横長な 1:2 の比率であるのに対し、コートジボワール国旗は 2:3 の比率です。
また、それぞれの色が意味する内容も全く異なります。
上述したように、アイルランドの国旗の緑と橙は、それぞれ宗教的な集団(カトリックとプロテスタント)を象徴していますが、コートジボワールでは国土の特性(森林地帯とサバンナ)を象徴しています。
これは、各国の美意識や国旗法による規定に基づいています。
知っておきたい「緑 白 オレンジ 国旗」の豆知識
なぜ同じ三色旗が誕生したのか?
アイルランドとコートジボワールの国旗が偶然にも同じ三色を持つのは、両国がフランスの三色旗(トリコロール)を独立運動や建国のモデルにしたという共通の歴史的経緯があるからです。
垂直三色旗の形式は、自由と革命の象徴であったフランス国旗に倣ったものです。
ただし、アイルランドとコートジボワールは地理的に全く異なる大陸に位置しており、色を選ぶ際に互いの国旗を意識したという記録はありません。
それぞれの国が、自国の歴史や風土、希望を象徴する色を独自に選定した結果、たまたま同じ三色になったという点も、国旗の興味深いトリビアと言えます。
間違いやすいその他の国旗(インド、ニジェールなど)
「緑 白 オレンジ」の組み合わせは、厳密には異なるものの、遠目に見たり記憶違いをしたりすると混同されやすい国旗もいくつか存在します。
■インドネシアとポーランドの国旗
これらの国の国旗は「赤と白」ですが、インドネシアの国旗は「赤・白」の横二色旗で、上下が逆なのがポーランドです。


■ニジェールとインドの国旗
ニジェールの国旗は横三色旗で、上から「オレンジ・白・緑」であり、中心に円(太陽)が入っています。
インドの国旗は、上から「サフラン(濃いオレンジ)・白・緑」であり、中央にはアショーカの輪(青)が入っています。
デザインは似ているものの、色合いが少し異なりますね、


いずれも配色の順序や国旗の形式が異なるため、混同しないように注意しましょう。
※他にも国旗の記事を書いています。
⇒ 白緑赤の国旗を持つ国は8つ!それぞれの持つカラーの意味も大特集
※「雑談の部屋」の最新記事のため次の記事はないので、トップの記事を挙げておきます。
※「雑談の部屋」の一つ前の記事です。
最後に
本記事では、「緑 白 オレンジ 国旗」をテーマに、アイルランドとコートジボワールという二つの国旗の詳細について解説しました。
アイルランドの国旗(緑・白・橙)は、カトリックとプロテスタントの平和と統一への強い願いを象徴しています。
コートジボワールの国旗(橙・白・緑)は、サバンナと森林といった国土、そして平和と希望を表現しています。
配色が逆であるという決定的な違いを理解すれば、もう二つの国旗で迷うことはないでしょう。
この知識が、国際ニュースや世界史、地理を学ぶ上での小さな一歩となれば幸いです。
参考
The National Flag
Flags of the World (FOTW) |アイルランド
Flags of the World (FOTW)|コートジボワール
※雑談の部屋は物凄い大所帯です










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