さんずいに間と書いて澗!読み方から意味・苗字での使われ方まで総特集

2023年7月16日

この間、数の単位を見る機会があったんですよ。一、十、百、千、万、億、兆くらいまでは皆さんご存知だと思いますが、その上は、京、垓、・・・で、10 36に「澗」という単位があったんです。

60爺

何て読むんじゃい?わからぬ!

ところで、この漢字、さんずいに間と書く漢字じゃないですか。シリーズでやっているモノの一つですよ!

そうとなれば、さんずいに間の「澗」について、いつもやっているように、読み方から意味・苗字での使い方まで総特集していこうと思います。

どうか、ご一緒にその結果をご覧下さいませ。

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さんずいに間といえば澗!漢字の読み方や全体像をまずはチェック

最初に、澗の意味と読み方を明確にしましょう。

澗の読み方と意味

画数 :15画
音訓:カン たに たにみず(日本語だけ)ま
意味
①たに。山の間に挟まれたところ。②たにみず。谷川。両側が山で、その間を流れる川。③川の名。河南省澠池(メンチ)県東北の白石山に源を発し、東流して洛陽(ラクヨウ)県南西で洛水(ラクスイ)に注ぐ。澗水(カンスイ)。澗河(カンカ゛)。
日本語だけの味・用法
(訓読み)ま

参考:上級漢和辞典 漢字源 学研

「澗」の音読みは「カン」です。訓読みに「たに」「たにみず」の二つがあり、日本語の訓読みに「ま」があります。

意味は3つです。「たに」と「たにみず」+川の名「澗水(カンスイ)」ですね。

それでは、澗の書き順をみましょう。

画数は15画ですが、さんずいと門と日を順に書けば出来上がり!そんなに難しい書き順ではありません。


もっと詳しく知ろう!澗の漢字としての由来や成り立ち

澗の解字です。

澗=「間(ケン・カン あいだ)」+「水(みず)」(形声)。山の間を流れる川。

引用 上級漢和辞典 漢字源 学研

「あいだ」と「みず」⇒「山の間を流れる川」です。ある意味、非常に単純ですね。大体、「たに」っていうと「澗」よりも「谷」をイメージする人が多いと思いますよ!

次の章では、「澗」のつく言葉を見てみましょう。

洙のつく言葉

洙のつく言葉にはどんなモノがあるでしょうか。

澗のつく言葉読み意味
澗渓カンケイ⇒澗谿。{澗壑(カンカ゛ク)・澗谷(カンコク)}谷川。渓流。
澗戸カンコ谷間にある家。「澗戸寂無人=澗戸寂として人無し」〔王維・辛夷塢〕
澗水カンスイ①谷川の水。②川の名。⇒意味③
澗声カンセイ{澗籟(カンライ)・澗響(カンキョウ)}谷川の水音。
澗底カンテイ谷川の底。谷底。「飄澗底蓬=飄たり澗底の蓬」〔曹植・盤石篇〕
澗隈カンワイ{澗曲(カンキョク)・澗阿(カンア)}谷川のくま。

そこそこの数の言葉が見つかりました。

60爺

見たことがない言葉ばかりですなあ!

次は、苗字での使われ方を見ていきます。

苗字での使われ方

表題にあるように、澗は人名漢字ではないため、ここでは、苗字での使われ方を見ていきましょう。

そこで、「澗」のつく苗字を見てみます。最初にやるのは、「澗」一文字の苗字です。日本にも存在しました

【名字】澗
【読み】たに
【全国順位】 93,850位
【全国人数】 およそ10人

参考資料 名字由来net

おおー!順位93,850位って、これまでの最低記録だと思われます。でも人数は「およそ10人」なんですね。四捨五入なのか切り上げなのか知りたいですが、恐らく後者ではなかろうか。

読みは「たに」なんですね。

そして、三重県に「およそ10人」の「澗」さんがおられるようですよ!

それでは、澗に別の漢字をつけた苗字はあるか見てみましょう。

井澗(いたに)、亀澗(かめたに)、澗随(かんずい)、澗隋(かんずい)、澗隨(かんずい)、北澗(きたま)、下澗(しもま)、上澗(じょうかん)、袖澗(そでたに)、澗岡(たにおか)、澗口(たにぐち,まぐち)、澗田(たにだ)、澗渕(たにぶち)、戸澗(とま)、中澗(なかま)、澗株(まかぶ)、澗潟(まがた)、澗張(まばり)、水澗(みずま)、吉澗(よしたに)

たくさん出てきました。読みは3つですね。

  • かん:澗随(かんずい)、澗隋(かんずい)、澗隨(かんずい)、上澗(じょうかん)
  • たに:井澗(いたに)、亀澗(かめたに)、袖澗(そでたに)、澗岡(たにおか)、澗口(たにぐち,まぐち)、澗田(たにだ)、澗渕(たにぶち)、吉澗(よしたに)
  • :北澗(きたま)、下澗(しもま)、戸澗(とま)、中澗(なかま)、澗株(まかぶ)、澗潟(まがた)、澗張(まばり)、水澗(みずま)

川の名を持つさんずいの漢字

意味の中に、「川の名」を持つさんずいの漢字を挙げておきます。

  • 汝水:河南省嵩(スウ)県に源を発し、東流して淮水(ワイスイ)に注ぐ。
  • 洛水:陝西省北部に源を発し、東南流して渭水(イスイ)に注ぐ。
  • 洸水:山東省中部を流れる。
  • 沁水:山西省沁源(シンゲン)県に源を発し、南流して河南省に入り黄河に注ぐ。
  • 洙水:山東省西南部を東流して、泗水(シスイ)に注ぐ。

これらのさんずいの漢字について記事を書いています。

最後に

さんずいに朱といえば洙ですが、この漢字について述べてきました。

この漢字を使うのは、川の名と漢姓のふたつでした。

日本では、まず、出会うことがほとんどない漢字だとわかります。この漢字のつく言葉も、たった一つ見つかりましたが、ほとんどなじみのないモノでした!

名前には使えないし、苗字も「洙田」さん一択のみだと思われます。ただし、読みはすごーーく変わってますね。

※気づけばさんずいの記事も増えてきました

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この記事を書いた人

60爺

60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設(2017/2~)となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。