梯子高(はしご高)「髙」を漢字変換するスマホ・パソコンの最適解は
日本橋や横浜、二子玉川にもある「髙島屋」の先頭の「髙」という文字は、普通の「高」と違うことはご存知ですか?
割と有名ですので、ご存知の方も多いですかね。
この「髙」という文字は、「梯子高」とか「はしご高」と呼ばれているんですね。
今回は、ちょっと変わったこの漢字、「梯子高(はしご高)」について見ていきたいと思います。
詳しくいうと、この「髙」について、その読み方や意味、そして、この漢字を入力するのにスマホ(Android)・パソコンで何をすればいいかを解説していきます。
どうか今回も内容をご覧くださるよう、お願い申し上げます。
梯子高(はしご高)!漢字の読み方や全体像をまずはチェック
最初に、梯子高(はしご高)「髙」について確認します。
髙について
髙
画数 :11画
【高】の異体字
参考:上級漢和辞典 漢字源 学研
この「髙」は、「高」の異体字なんですよ。
異体字※
引用 コトバンク 異体字
漢字の字体のうち標準字体以外のもの。異体文字、別体字、変体字ともいう。・・・通常は漢字のみをさす。分類は・・・一定しないが、(1)略字(2)合字(3)分字(4)古字(5)俗字(6)譌(か)字などが考えられる。
「高」を見ておきます。
高の読み方と意味
高
画数 :10画
音訓:コウ たか・い(日本語だけ)キチ キツ よし
意味
①たかい(たかし)。たかさ。場所や建物がたかい。また、たかい所。たかさの程度。・・・
日本語だけの意味・用法
たか。収入・知行・生産物などの金額や分量。まとめたかさ。・・・
先程述べたように、この漢字「髙」ですが、「高」の異体字なんですね。
高は「↑の形に上方に上がってたかい」というイメージ。物がたかく上がると水分が抜けて乾く。乾くと難くなったり、白くなったりする。
ここから次の意味を持つようになりました。
- 階級・年齢・能力・価値などの程度が優れている、立派である
- 下からの目線でたかいとみなす
- 上からの目線で見下す
髙を入力するのにスマホ・パソコンで何をするか
さて、この「髙」を入力するには、スマホ及びパソコンでは何をすればいいでしょうか?
「髙」を入力するには
スマホ
「たか」と入力すると変換候補の中に「髙」が見つかります。
その「髙」をタップすれば入力は完了です!
偉く簡単ですよ~!
パソコン
テキストエディタなどで「たかはし」or「たかぎ」と入力します。
変換候補に「髙橋」「髙木」が現れますので選択して、余分な文字を削れば完了です。
あるいは、「たかしまや」と打って変換すれば「髙島屋」となるので余分な文字を削れば完了です。
「㐂」や「𠮷」を入力する際、スマホでは、パソコンほど簡単ではなかったんですが、この「髙」については、スマホの方が楽ですね。
それでは、上記に示したスマホ、パソコンで、「髙」を表示する方法を解説していきます。
髙を入力するスマホの手順
検索窓に「髙」を貼り付ける手順を示します。
- 検索窓に「たか」
- 検索窓に「たか」と入力して検索を開始します。
- 「髙」を選択
- 変換候補に「髙」が表示されますのでタップします。
- 「髙」入力完了
- タップしただけで「髙」の入力が完了しました。
以上、スマホでの「髙」を入力する手順を示しました。
上記の例はオウガジャパン(oppo)のスマホです。huaweiのスマホでは、「髙」は変換候補の大分後ろにありました。
1ページ目にない場合は、変換候補を探しに行けば見つけられると思います。
次の章では、パソコンで「髙」を入力する手順を見ていきましょう。
髙を入力するパソコンの手順
それでは、「髙」を入力するパソコンでの手順をみていきましょう。
- テキストエディタを起動
- 初めに、テキストエディタを起動します。60爺は「秀丸」を使います。
- 「たかはし」と入力
- 「たかはし」と入力します。すると、候補が一覧で出てきます。
- 「髙橋」を押下
- 候補から「髙橋」を選択します。
- 「髙橋」入力
- こうすることで、「髙橋」を入力できました。
- 「髙」入力完了
- 「橋」を削除すれば、「髙」の入力は完了です。
スマホでは、「たか」を入力することで、変換候補に「髙」が現れました。パソコンでは、「たか」の変換候補に「髙」は出ないので「髙橋」で代用しました。いらん文字を消すのが面倒ですがね。
最後に
「髙」について、その読み方や意味、そして、この漢字を入力するのにスマホ・パソコンで何をすればいいかを解説しました。
「髙」は「高」の異体字でした。
この漢字、冒頭で言った「髙島屋」の「髙」でした。苗字にも「髙橋」「髙木」などたくさんの苗字に使われていますな。
この漢字、特殊ですが、スマホでは「たか」の変換候補に現れました。パソコンでは上述の読みを入れることで変換候補に現れましたね。
今回は、「㐂」「𠮷」に比べ、スマホでは入力が簡単だったです~!
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