水馬の読み方は?「あめんぼ・みずま・すいば」など意味別に解説

「水馬」という漢字を見たことがありますか?

実は、「水馬」は一つの読み方だけを持つ言葉ではなく、使われる意味によって読み方が変わる漢字です。

例えば、昆虫の名前として使われる場合は「あめんぼ」と読み、苗字では「みずま」「みずうま」「みづま」などの読み方があります。

さらに、江戸時代には将軍家の年中行事の一つとして行われた「すいば(水馬)」という武芸も存在しました。

このように「水馬」は、虫の名前・苗字・歴史的な行事など、まったく異なる場面で使われる言葉です。

この記事では、水馬の読み方を意味ごとに整理しながら、虫・苗字・江戸幕府の行事としての水馬までわかりやすく解説します。

「水馬はどう読むのか」「なぜ読み方が複数あるのか」を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

水馬の読み方は?意味によって異なる

「水馬」という漢字は、一つの読み方だけを持つ言葉ではありません。

使われる意味によって読み方が変わるのが特徴です。

主な読み方は次の通りです。

  • 虫の名前あめんぼ
  • 苗字みずま・みずうま・みづま
  • 江戸幕府の行事すいば

このように、「水馬」は昆虫・人名・歴史的な行事など、まったく異なる場面で使われます。

そのため、どの意味で使われているかによって、正しい読み方が変わるのです。

以下では、それぞれの意味と読み方について順に見ていきましょう。

※これらも、違う読み方が出来ます。
代替の読み方は?「だいがえ」と読む人の理由・歴史を追いかけた
老舗の読み方は「しにせ」が正解だが「ろうほ」もOKって知ってた?

水馬(あめんぼ)とは?水面を滑る昆虫の名前

アメンボ
アメンボ

「水馬」という漢字は「みずうま」と読みたくなりますが、昆虫を指す場合は一般的に「あめんぼ」と読みます。

アメンボはカメムシ目アメンボ科に属する昆虫で、池や川などの水面を軽やかに移動する姿がよく知られています。

60爺

子供の頃は、良く、見かけました!

細長い体と長い脚を持ち、水の表面張力を利用して水面を歩くことができるのが特徴です。

日本では昔から身近な昆虫として知られており、地方によってはさまざまな呼び名があります。

その中で、水の上を馬のように走る姿を表現した漢字が「水馬」です。

水馬はなぜ「あめんぼ」と読むのか

これは、もともと昆虫の呼び名として「アメンボ」という和名が先にあり、後からその姿を表す漢字として「水馬」が当てられたためです。

水面をすべるように動く様子が、まるで水の上を走る馬のように見えることから、「水」と「馬」を組み合わせた字が使われるようになったと考えられています。

つまり、「水馬」は音読みや訓読みから生まれた読みではなく、既存の名前に漢字を当てた表記といえます。

豆知識

他にも、水黽という表記があります。
「黽」は「大型のカエル」を示す漢字です。(難読漢字ときあかし辞典より)

苗字「水馬」の読み方|みずま・みずうま・みづま

「水馬」は、日本の苗字としても存在します。

【全国順位】 17,829位
【全国人数】 およそ270人

全国的に見ても人数は多くない比較的珍しい姓ですが、実在する苗字の一つです。

苗字の場合の主な読み方は次の通りです。

  • みずま
  • みずうま
  • みづま

このように、苗字では複数の読み方が確認されています。

苗字の由来ははっきりと断定されているわけではありませんが、日本の姓には地名や地形に由来するものが多く見られます。

そのため、水辺や湿地、川の近くなどの地形に関係する地名が元になっている可能性も考えられます。

同じ漢字でも、地域や家系によって読み方が異なることは、日本の苗字では珍しくありません。

「水馬」もそのような例の一つといえるでしょう。

江戸時代の行事「水馬(すいば)」とは

「水馬(すいば)」は、江戸幕府の年中行事として行われていた武芸の一つです。

水馬とは、馬に乗ったまま水中を進む訓練や競技のことで、水練の一種として行われました。

武士にとって馬術は重要な技能であり、水の中でも馬を操れるようにするための訓練が重視されていたとされています。

江戸幕府では、こうした武芸を将軍の前で披露する行事が行われることがあり、その一つとして水馬が実施されました。

水中で馬を操る高度な技術を示すもので、武士の力量を示す演武の意味も持っていたといわれます。

この場合の「水馬」は、音読みで「すいば」と読みます。

昆虫や苗字とは全く異なる意味を持つ言葉ですが、同じ漢字が使われている点が興味深いところです。

まとめ|水馬の読み方は意味で変わる

「水馬」という漢字は、一つの読み方だけではなく、意味によって読み方が変わります。

主な読み方を整理すると次の通りです。

  • 昆虫(アメンボ):あめんぼ
  • 苗字:みずま・みずうま・みづま
  • 江戸幕府の行事:すいば

このように、「水馬」は虫の名前・人名・歴史的な行事など、まったく異なる分野で使われる言葉です。

そのため、文章の中でどの意味で使われているのかを確認することで、正しい読み方を判断できます。

漢字一つでも、背景や使われ方によって読み方や意味が変わる点は、日本語の面白さの一つといえるでしょう。

参考
水馬|名字由来net

水馬|難読漢字ときあかし辞典
水馬|ウィキペディア

※気づけば言い方・呼び方の漢字の記事も増えてきました

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この記事を書いた人

60爺

60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設(2017/2~)となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。「プロフィールはこちら