所謂の読み方は?「いわゆる」でOK|意味・使い方も簡単に解説

2026年3月31日

「所謂」という漢字は見慣れず、どう読むのか迷いやすい言葉です。

結論から言うと、所謂の読み方は「いわゆる」で、他の読み方はありません。

本記事では、読み方・意味・使い方・間違えやすいポイントまで、無駄なく分かりやすく解説します。

本記事を読めば、「所謂」の読み方と使い方がすっきり理解できます。

所謂の読み方は「いわゆる」【結論】

所謂の読み方

所謂は「いわゆる」と読みます。

所謂=いわゆる(※他の読み方なし)

所謂を「しょせん」と読むのは誤りです。

所謂の意味と使い方

所謂とは、「世間で言われている」「一般的にそう呼ばれている」という意味の言葉です。

何かを説明するときに、「いわば」「俗に言うと」といったニュアンスで使われます。

「いわゆる」の「いわ」は、「いう」の活用形、「ゆる」は受け身を表す古い助動詞「ゆ」の活用形、合わせて、「言われている」ことを表します。

例文を、いくつかみてください。

  • 彼は、所謂、天才だ
  • それが、所謂、成功というものだ
  • これは、所謂、ブームだ

これらの例に共通しているのは、「多くの人がそう呼んでいるもの」を説明している点です。

つまり、「自分だけの表現」ではなく、一般的な呼び方や認識を示すときに使われるのが特徴です。

また、漢字で「所謂」と書くとやや硬い印象になるため、日常では「いわゆる」とひらがなで表記されることも少なくありません。

新聞や解説文では漢字表記、会話ややわらかい文章ではひらがな表記、と使い分けられることもあります。

なぜ「所謂」と書いて「いわゆる」と読むのか

「所謂」は意味から成り立つ熟語です。

  • 所(ところ)
  • 謂(いう)

これらが合わさり、「そう言われているところの」という意味になります。

この意味が転じて、「いわゆる」という読みが定着しました。

「所謂」のように、漢字の意味とは異なる読み方をする語を熟字訓といいます。

このため、見た目から音読みしようとすると読めず、初見では戸惑いやすい言葉でもあります。

「所詮」との違い

所謂と所詮

「所謂」は、「所詮」と混同されることがあります。

どちらも、「所」という字を使うため見た目が似ていますが、意味も読み方もまったく異なる言葉です。

  • 所謂(いわゆる):一般に言うと、世間でいう
  • 所詮(しょせん):結局は、どうせ最終的には

たとえば、「所謂天才だ」は「一般に言われる天才」という意味ですが、「所詮無理だ」は「結局は無理だ」という意味になります。

このように、「所謂」は説明や定義を補足する言葉、「所詮」は結論やあきらめを表す言葉だと整理すると分かりやすいです。

関連する読み方で迷いやすい言葉

「所謂」のように、意味は分かっていても、漢字になると読み方に迷いやすい言葉はほかにもあります。

これらの言葉は、日常会話では耳にしていても、漢字表記になると急に読みにくく感じるという共通点があります。

特に、「重複」は読み方が複数あるタイプ、「漸く」「瑕疵」「乖離」は漢字自体が難しく読みにくいタイプの言葉です。

また、「相殺」はビジネスの場面でよく使われるため、読み方を知っておくと資料やニュースも理解しやすくなります。

同じような「読み方で迷いやすい言葉」として、合わせて確認しておくと理解が深まります。

まとめ

所謂の読み方は「いわゆる」で、他の読み方はありません。

意味は「一般に言われている」「世間でいう」といったもので、説明や言い換えの際に使われます。

「所詮(しょせん)」と混同されやすい言葉なので、正しく区別して覚えておきましょう。

熟字訓という特徴もあわせて理解しておくと、漢字の読み方への理解がより深まります。

※気づけば言い方・呼び方・読み方の漢字の記事も増えてきました

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この記事を書いた人

60爺

60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設(2017/2~)となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。「プロフィールはこちら