熱の部首はどこ?正しい部首と理由をわかりやすく解説
「熱」という漢字の部首はどこか、すぐに答えられますか。
部首なんて普段気にしないので、そう言われても、ぱっと見、上部のまとまりの部分か、それとも下にある4つの点なのか、判断がつきいですよね。
なんとなく見た目で判断してしまいがちですが、部首にはきちんとした決まりがあります。
この記事では、「熱」の部首を結論から解説し、その理由までスッキリ理解できるようにまとめています。
どうか、最後まで、ごゆっくりご覧ください。
熱の部首は「灬(れっか・れんが)」【結論】

結論からいうと、「熱」の部首は「灬」です。
この「灬」は、「熱」の下にある4つの点の部分を指します。
この部首は、「れっか」「れんか」「れんが」「よつてん」「よってん」という呼び名があります。
部首「灬」とは
「熱」は「あつい」、「火に関係する」といった意味を持つ漢字です。
どこに「火」が関わっているの?という疑問がわきますが、ここで使われている「灬」は、「火」が変形した形なんです。
実は、「火」という漢字は、「脚(あし)」になると、大体がこの形になるのです!
「灬」部には、「熱」のような「灬」を含む漢字や、「火」の状態・作用に関する漢字が集められています。
※詳細は、こちらの記事に詳しいですので、是非、参照してください。
「熱」の読み方・意味・成り立ち

この章では、漢字「熱」について、読み方、意味、成立ちを見ていきます。
読み方と書き順
「熱」の読み方は、主に次のとおりです。
音読み:ネツ
訓読み:あつ・い
また、熱の書き方は、次の通りです。

ちょっと複雑な漢字ですが、上記の書き順に従えば、間違えることはありませんね。
意味
部首からすると、「火」が原因で温度が高いことを表すはずですが、現在では「加熱」「熱いお風呂」「熱帯」など、広く「温度が高い」ことを表します。
また、「平熱」「高熱でうなされる」など、体温を表すこともあります。
転じて、「集中したり、興奮したりする」ことを意味し、「熱意」「熱望」「白熱した試合」などの熟語に使われています。
成り立ち
「熱」は、「埶(セイ)」+「火(ひ)」で構成された形声文字です。
「埶(セイ)」は、植物に手入れをして栽培する情景を表しています。
これ、栽培される側から見ると、「生気やエネルギーが生み出される」イメージになります。
ここから、熱は、火が燃えるときに出る気(熱気)を暗示させる図形になるのです。
この意匠により、「あつい」「あつさ」を示します。
同じ「灬(れっか)」を部首に持つ漢字
「灬」を部首に持つ漢字には、次のようなものがあります。
- 煮:食べ物を火で加熱する
- 然:燃える・そのとおりという意味を持つ
- 熟:十分に火が通る、よくできあがる
- 照:光で照らす
いずれも、火や熱、光などに関係する意味を持っているのが特徴です。
先程の、「部首 れんが」の記事では、上記の他にも、たくさんの漢字を紹介しています。
覚え方のコツ
「灬」は、次のように覚えると簡単です。
火が下で燃えている形
4つの点を、火の炎や火種とイメージすると覚えやすくなります。
まとめ
「熱」の部首は「灬」で、下にある4つの点の部分を指します。
この部首の名称は、「れっか」「れんか」「れんが」「よつてん」「よってん」と5つもあります。
「灬」は火が形を変えたもので、漢字の下に入るとこの形になるのが特徴です。
部首は意味だけでなく、形や位置によっても決まるため、「なぜそうなるのか」を理解しておくと、他の漢字にも応用できるようになります。
※思えば、「漢字の旧字」の記事も増えてきたようです。
参考
上級漢和辞典 漢字源
部首ときあかし辞典









60爺



ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません