立待月とは?意味・由来・いつ見えるかをわかりやすく解説
「立待月(たちまちづき)」とは、旧暦17日の夜に見える月のことです。
十五夜、十六夜に続く月の呼び名で、見え始めるまでに少し時間がかかる月の一つにあたります。
月の呼び方には、立待月以外にも「十六夜」や「居待月」などがあり、それぞれに意味があります。
この記事では、立待月の意味・由来・見える時間に加え、十六夜や居待月との違いまで整理します。
立待月とは何か
立待月とは、旧暦17日の夜に見える月で、「十七夜」とも呼ばれる月のことです。
読み方は「たちまちづき」です。
満月(十五夜)のあと、月は日ごとに少しずつ形を変えながら、現れる時間も後ろへずれていきます。
その流れの中で、十六夜の次にあたる月が立待月です。
立待月という名前は、「立って待つうちに昇る月」という意味から来ています。
十五夜は日没ごろに見え始めますが、立待月はそれよりも時間をおいて姿を現します。
このため、「立って待っているうちに見えてくる月」という感覚が、そのまま名前になっています。
立待月はいつ見える?
立待月は、十五夜や十六夜よりも遅い時間に昇ってきます。
- 十五夜:日没ごろに昇る
- 十六夜:日没後しばらくして昇る
- 立待月:十六夜よりさらに遅れて昇る
月は1日ごとに約50分ずつ昇る時間が遅れるため、このような違いが生まれます。
そのため、立待月は、「少し待つ十六夜」よりも、さらに待っているうちに見えてくる月と理解できます。
十六夜・立待月・居待月の違い
この3つは、満月の後に続く月の呼び名で、「待ち方」の違いによって区別されます。
| 名称 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| 十六夜 | いざよい | ためらうように少し遅れて出る月 |
| 立待月 | たちまちづき | 立って待つうちに出る月 |
| 居待月 | いまちづき | 座って待つうちに出る月 |
満月の後の月は、日が進むにつれて、見え始めるまでの時間が少しずつ長くなります。
その違いを、「待ち方」で表したのが、これらの呼び名です。
立待月は、十六夜と居待月のあいだに位置する月として捉えると、流れが整理しやすくなります。
※十六夜については、既に記事をアップしています。
立待月という名前のおもしろさ
立待月のおもしろさは、月の見え方をそのまま生活の動作で表している点にあります。
満月のように形だけで表すのではなく、「立って待つくらいの時間で出てくる」という体感を名前にしているのが特徴です。
このような表現は、十六夜や居待月、寝待月などにも共通して見られます。
まとめ
立待月とは、旧暦17日の夜に見える月で、立って待つうちに昇る月という意味を持ちます。
満月の後、月は少しずつ欠けながら、昇る時間も遅くなっていきます。
その流れの中で、十六夜の次にあたる月が立待月です。
十六夜・立待月・居待月と並べて考えることで、月の変化と待ち時間の違いが自然に理解できます。
立待月は、月の変化を生活の感覚で表した、日本語らしい表現の一つといえるでしょう。
※月の名前について、まとめた記事群です。




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