居待月とは?意味・由来・いつ見えるかをわかりやすく解説
「居待月(いまちづき)」とは、旧暦18日の夜に見える月のことです。
十五夜・十六夜・立待月に続く月の呼び名で、さらに時間をおいて姿を現す月の一つにあたります。
満月の後、月は日ごとに形を変えながら、見え始める時間も少しずつ後ろへ移っていきます。
※「十六夜とは?読み方・意味・由来・いつ見えるかを解説」では、この変化の出発点となる段階を詳しく解説しています。
この記事では、居待月の意味・由来・見える時間に加え、立待月やその前後の月との違いまで整理します。
居待月とは何か
居待月とは、旧暦18日の夜に見える月で、「十八夜」とも呼ばれる月のことです。
読み方は「いまちづき」です。
満月(十五夜)のあと、月は日ごとに形を変えながら、現れる時間も後ろへと移っていきます。
その流れの中で、立待月の次にあたる月が居待月です。
「居待月」という名前は、「座って待つうちに昇る月」という意味から付けられました。
十五夜は日没ごろに見え始めますが、居待月はそれよりも時間をおいて姿を現します。
そのため、「座って待っているうちに見えてくる月」という感覚が、そのまま名前になっています。
居待月はいつ見える?
居待月は、立待月よりもさらに見え始めるまでに時間がかかります。
- 十五夜:日没ごろに昇る
- 十六夜:日没後しばらくして姿を見せる
- 立待月:やや時間をおいて昇る
- 居待月:さらに時間をおいてから昇る
月は1日ごとに見える時刻が少しずつ後ろへ移動していくため、このような違いが生まれます。
そのため、居待月は、「立って待つ立待月」よりも、さらに落ち着いて待っているうちに見えてくる月と理解できます。
十六夜・立待月・居待月の違い

これらは満月の後に続く月の呼び名で、「待ち方」によって区別されます。
| 名称 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| 十六夜 | いざよい | ためらうように時間をおいて現れる月 |
| 立待月 | たちまちづき | 立って待つうちに出る月 |
| 居待月 | いまちづき | 座って待つうちに出る月 |
満月の後の月は、日が進むにつれて、見え始めるまでの時間が少しずつ長くなります。
その違いを、立つ・座るといった動作で表したのがこれらの呼び名です。
居待月は、この流れの中で「さらに待つ段階」にあたる月として位置づけると理解しやすくなります。
※「立待月とは?意味・由来・いつ見えるかを解説」とあわせて読むと、違いがよりはっきり整理できます。
居待月という名前のおもしろさ
居待月のおもしろさは、月の変化を人の行動に置き換えて表している点にあります。
満月のように形だけで区別するのではなく、「座って待つほど時間がかかる」という感覚をそのまま言葉にしています。
このような表現は、立待月や寝待月などにも共通しており、月の変化を丁寧に捉えた日本語らしい特徴といえます。
まとめ
居待月とは、旧暦18日の夜に見える月で、座って待つうちに昇る月という意味を持ちます。
満月の後、月は少しずつ形を変えながら、見える時間も後ろへと移っていきます。
その流れの中で、立待月の次にあたる月が居待月です。
十六夜・立待月・居待月と並べて考えることで、月の変化と待ち時間の違いが自然に理解できます。
居待月は、月の現れ方を生活の感覚で表した、日本語ならではの美しい呼び名の一つです。




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