「畑」と「畠」の違いとは?「はたけ」の漢字の意味・読み方と使い分け
「はたけ」を漢字で書くと、「畑」と「畠」の2種類があります。
どちらも水を張らずに作物を育てる土地を表しますが、漢字の成り立ちや現在の使われ方が異なります。
この記事では、「畑」と「畠」の違いをはじめ、白に田と書く「畠」と火に田と書く「畑」の読み方や意味について分かりやすく解説します。
「畑」と「畠」の違い
「畑」と「畠」は、どちらも「はた」「はたけ」と読み、水を張らずに作物を育てる耕地を意味します。
現在の意味に大きな違いはありませんが、漢字の成り立ちと使われ方が異なります。
主な違いを表にまとめました。
| 比較項目 | 畑 | 畠 |
|---|---|---|
| 組み合わせ | 火+田 | 白+田 |
| 画数 | 9画 | 10画 |
| 漢字の種類 | 国字・常用漢字・教育漢字 | 国字・人名用漢字 |
| 主な使われ方 | 現在の一般的な表記 | 以前は広く使われ、現在も苗字や地名などに見られる |
現在、一般的な文章で「はたけ」と書く場合は、常用漢字の「畑」を使います。
「畠」も誤った表記ではなく、以前は「はたけ」を表す漢字として広く使われていました。
現在も、「畠山」などの苗字や「高畠」などの地名に使われています。
なお、「畑」と「畠」は新字体と旧字体の関係ではありません。
どちらも日本で作られた国字ですが、それぞれ異なる組み合わせからできた別の漢字です。
白に田の漢字「畠」の読み方と意味
白に田と書く漢字は「畠」です。
「畠」の基本情報を表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 漢字 | 畠 |
| 部首 | 田(た) |
| 画数 | 10画 |
| 音読み | なし |
| 訓読み | はた・はたけ |
| 意味 | 水を張らずに作物を育てる耕地 |
| 漢字の種類 | 国字・人名用漢字 |
「畠」は「はた」「はたけ」と読み、水を張らずに作物を育てる耕地を意味します。
日本で作られた国字で、音読みはありません。
「畠」の成り立ち
「畠」は、「白」と「田」を組み合わせた会意文字です。
水のない、土が白く乾いた田を表し、そこから「はたけ」という意味になりました。
火に田の漢字「畑」の読み方と意味
火に田と書く漢字は「畑」です。
「畑」の基本情報を表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 漢字 | 畑 |
| 部首 | 田(た) |
| 画数 | 9画 |
| 音読み | なし |
| 訓読み | はた・はたけ |
| 意味 | 水を張らずに作物を育てる耕地 |
| 漢字の種類 | 国字・常用漢字・教育漢字 |
「畑」は「はた」「はたけ」と読み、水を張らずに野菜や穀物、果樹などを育てる耕地を表します。
また、「畑違いの仕事」「科学畑の人」のように、その人が専門とする分野を表す場合にも使われます。
「畑」に音読みはある?
「畑」に音読みはありません。
「はた」と「はたけ」は、どちらも訓読みです。
「畑」の成り立ち
「畑」は、「火」と「田」を組み合わせて作られた国字です。
草や木を焼き、その跡を耕地として利用する焼き畑を表したことから、「はたけ」という意味になりました。
現在は、焼き畑に限らず、水を張らない一般的な耕地を表す漢字として使われています。
「畑」と同じく日本で作られた国字には、木へんに花と書く「椛」などがあります。
まとめ
「畑」と「畠」は、どちらも「はた」「はたけ」と読み、水を張らずに作物を育てる耕地を意味します。
「畑」は「火」と「田」、「畠」は「白」と「田」を組み合わせて作られた国字であり、新字体と旧字体の関係ではありません。
現在、一般的な文章では「畑」を使いますが、「畠」も苗字や地名などに使われています。







60爺



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