冬とは?その期間はいつなのか?冬の風物詩と冬を含む故事・ことわざなど

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1.冬とは

冬について考察してみました。

毎度のことですが、いつも 通りの説明でいきましょう。

冬とは、四季のひとつであり秋の後、春の前に位置します。天文学上は冬至から春分までを言います。太陽暦では12月から2月を指し、陰暦では10月から12月となります。

冬のイメージは、ありきたりですが、「寒い」、「大雪」、「雪崩」などのマイナスのイメージが多いです。

しかし、クリスマスや正月など楽しいイベントも多いですね。

歳時記カレンダーでは、以下のような詳しい説明が載っています。

冬は、寒さが威力を「振(ふる)う」、寒さに「震(ふる)う」、また、「冷(ひ)ゆ」などの意からと言われる。

「冬」の字は、もとは編み一の末端を結びとめた形の象形文字で終結を意味し、四季の終わる時期をいうようになったとも。
冬の色は「黒」である。

先ほど言った寒さが冬の第一のイメージですね。

冬の感じが象形文字からきていることは初めて知りました。

2.冬の期間は

上述した中に重複する部分もありますが、「冬」と呼ばれる期間はこうなっています 。

(1) 気象学

気象学では、12月・1月・2月を指します。気象庁の予報用語では、冬につい ては、12 月から2月までの 期間と書いてあります。

(2) 天文学

天文学では二至(夏至と冬至)二分(春分と冬分)を基準として季節を区分しています。冬は、冬至から春分までをいいます。

(3) 二十四節気

二十四節気の節切りでは、立冬から立春の前日までをいいます。

3.冬の風物詩

(1) 酉の市

例年11月の酉の日に行われる祭のことです。実際の祭りは、花又の鷲大明神の近在農民による収穫祭が発端といわれています。

こちらのページをご覧になってください。

(2) お正月

その年の豊穣〔ほうじょう〕を司る歳神様〔としがみさま〕をお迎えする行事であり、1月の別名です。正月飾りをし、正月行事を行ったり御節料理を食べて盛大に祝います。

日本人が一番大切にしている行事だと思いますが、近年は正月飾りをしない家庭が大幅に増えているように思えて残念でなりません。

(3) 七草粥

正月七日に春の七草(せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ)を入れて作るお粥です。正月(ごちそうを食べすぎ)の胃を休める効果もあるそうです。

その一年の無病息災を願って1月7日に食べられるものなんですね。

こちらのページの中にも説明があります。

(4) 寒稽古

寒中の一定期間、武道などの練習を早朝に行う日本古来の修行法です。現在では、柔道や剣道において実施されておりますが、早朝に限っていません。

寒さから逃避するのではなく、技術修得よりもむしろ精神力の養成に力点をおいています。

(5) 雪まつり

さっぽろ雪まつり(さっぽろゆきまつり、Sapporo Snow Festival)を指すようです。北 海道札幌市中央区内の大通公園をはじめとする複数の会場で毎年2月上旬に開催される雪と氷の祭典ですね。

60爺は行ったことがないんですが、約1.5kmに渡り、雪と氷でつくられた作品がズラリと 並び、大雪氷像の迫力と精巧さをダイナミックに楽しめるのが魅力だそうです。

4.冬を含む故事・ことわざなど

(1) 冬将軍

寒気の厳しさを擬人化していう語のことです。日本では特に、冬季に周期的に南下する北極気団(シベリア寒気団)を指します。

また、モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから、冬の厳しい寒さをいう語という説明もあります。

(2) 冬来たりなば春遠からじ

皆さん、この言葉を知っていますか?

厳しい冬がやって来たならば、次には暖かな春がついそこまで来ていることをいっています。即ち、どんなに現在が不遇であっても、その先には明るい希望の日々が待っているというたとえなのです。

一見中国から来た言葉のように思えますが、イギリスの叙情詩人シェリー(誰?)の「西風に寄せる歌」の末節(IF winter comes, can spring be far behind?)にある句の訳になります。

フクジュソウ、春のイメージ

(3) 小春日和(こはるびより)

晩秋から初冬にかけて現れる穏やかな暖かい晴天のことです。「小春」とは旧暦10月(太陽歴では 11月から 12月上旬)にあたり、厳しい冬を前に現れる温和な天気を喜んだ言葉です。

ちなみに、冬を前にしたこの時期の穏やかな晴天を、アメリカ大陸では、「インディアン・サマー」(Indian summer)と呼ぶそうです。

また、ヨーロッパでは、「老婦人の夏」(old wives’ summer)、「カワセミの日」(halcyon days)と言うようです。

イギリスでは聖者の名前をとって「聖マルチンの夏」(St. Martin summer)あるいは「 聖リュークの夏」(St. Luke summer)などと呼ぶ言葉があります。

(4) 冬ごもり

寒さが厳しい冬の時期を、土の中などにもぐって、じっとしたまま過ごすことを「冬ごもり」といいます。これだけだと、人間様は冬ごもりはないようにとれます。

しかし、「人や動物が、冬の寒い間、家・巣・土の中などにこもって過ごすこと。」など、人も含めている説明も見かけます。

他にも、「寒い冬の間、動植物が活動をひかえること。また、人が家にこもってしまうこと」と言っており、人にも適用されるのが正しいようです。

(5) 三寒四温

冬季に寒い日が3日ほど続くと、そのあと4日ほど温暖な日が続き、また寒くなるというように7日周期で寒暖が繰り返される現象のことを言います。

これは、もともと、中国北東部や朝鮮半島におけることわざであって、シベリア高気圧の勢力が7日の周期で強まったり弱まったりするからと考えられています。

しかし、日本では、太平洋の高気圧の影響も受けるので、ここまで顕著に現れることはありません。そのため、気候がだんだん暖かくなる意に用いられることが多いです。

※参考

wiki
ことばんく「デジタル大辞泉の解説」
ことわざ辞典
goo辞書
Weblio古語辞典

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