大腿ヘルニアで緊急手術、掛かる医者とセカンドオピニオン

1.大腿ヘルニアで緊急手術

60爺の嫁さんが大腿ヘルニアで緊急手術を行い、先日退院しました。

良かったです。

かかりつけの医者に診せたところ、「痛みがあるのにほっておいてはいけない!紹介状を書くからすぐに行って。」と言われて、総合病院に行き、検査開始から2時間後、緊急手術を宣告されました。

手術時間は、3時間超でした。

この手術の2日前(土曜日ぼ午前中)に訪れた胃腸科、外科、肛門科、・・の医者は、嫁さんの腸を触診し、「まだ大丈夫!我慢できなくなったら総合病院に行って」とだけ。

土曜日、日曜日と様子を見て、さっぱり良くならず、食物は受け付けず、駆け込んだかかりつけの医院(内科)で総合病院を紹介されなかったら大変なことになっていました。

2.原因

後々嫁さんに聞いてみると、腸が外に出て戻らなくなっていることは本人もわかっていたとのこと。

今迄は、安静にすると、翌日には元に戻っていたと語っています。

それを、「ヌック管水腫」(胎生期の体が出来上がる過程で鼠径管内に入り込んだヌック管の内部に液体が貯留)と診断され、2日間も時間をおいてしまった。

嫁さんの病名は、最初にも言いましたが、「大腿ヘルニア」です。

腹部臓器が大腿輪を通って大腿管に突き出るもので、大腿部に膨隆を起こすヘルニアとのことです。

この病気、ググると、90%以上が女性で、特に高齢者に多いと書いてあります。

嫁さんは、還暦後丸1ヶ月ですから、大いにあてはまってしまいますね。

また、以下のような記述もあります。

大腿ヘルニアが起こる場所は鼠径ヘルニアより狭いため、出てきた腸などが締め付けられて戻らなくなる「嵌頓(かんとん)」と呼ばれる状態になりやすい。腸閉塞(へいそく)による命の危険もあるため、治療は手術が基本となる。

参照 「女性に多い大腿ヘルニア 腸閉塞の危険も 」

実際、執刀された先生に、事前説明として、上記のように、「嵌頓(かんとん)」や腸閉塞(へいそく)のお話がありました。このとき、腸の壊死についてのお話も出ました。

手術前は、「鼠径ヘルニア」(太ももの付け根の鼠径(そけい)部に起こるヘルニアの一 つ)という診断でした。

3.嫁さんの生還で思うこと

(1) 嫁さんの代わりは誰もできない

今、嫁さんは、退院して徐々に体力を回復している段階です。

幸い、小腸の壊死はあったものの、壊死した部分15cmの切断、腸の接続、そして、漏れた部分をメッシュで塞ぐことで同じ個所のヘルニアはもう起きないことになりました。

本人は、「痛いというよりお腹が張って苦しい感じ」なんて言っていますが、笑い話になって良かったという思いです。

嫁さんが入院したのは、2日入院、8日退院の6泊7日でしたが、家の中がしっちゃかめっちゃかになってしまうことがわかりました。

本当に本人の替りがないんだなと思いました。娘たちも頑張りましたが、仕事も持っているし、嫁さんの代わりは務まりません。

60爺も、家の中については何もわかっていないことが良くわかりました。

嫁さんも含めて、もう若くないんだということを肝に銘じて、これからの人生を乗り切っていきたいなと思いました。

(2) 医者はきちんと選ぼう

今回、体液の貯留と、いわゆる脱腸の区別もつかない医者に診てもらっていた不運もありますが、つくづく、お医者さんは選ばないとダメだなと思いました。

冗談ではなく、生き死にの問題となってしまいます。セカンドオピニオンと言いますか、信頼できる医者を知っていないと大変なことになりますね。

60爺は、最初に行った「し●●クリニック」に顔を出すことは、もうないでしょう。

総合病院へ背中を押してくれた「山下ファミリークリニック」の山下先生には感謝してもしきれません。

最後に、先ほどの記事にある以下の注意点を以って、本記事を終わります。

膨らみや痛み、不快感など鼠径部に何らかの自覚症状がある場合について「年齢や症状に応じた治療法が選べるので、重症化する前に受診し、診断をつけることが大事です」と早期対応の重要性を強調している。