イカは何類?魚ではなく軟体動物!頭足類との違いもわかりやすく解説
イカは海で泳いでいるため、「魚の仲間なのでは?」と思う人も多いかもしれません。
しかし、分類上のイカは魚類ではなく、「軟体動物」に属しています。
さらにイカは、タコやオウムガイに近い「頭足類」というグループにも分類されます。
この記事では、イカは何類なのかを結論からわかりやすく解説します。
また、魚類との違いや、イカならではの特徴、タコとの関係についてもご紹介します。
なお、動物全体の分類について知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
「動物は何類?」をまとめた記事はこちら
https://www.mizutan.com/wordpress/?p=26300
イカは何類?結論は「軟体動物」
Divervincent, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons
アオリイカ
イカは、動物分類では「軟体動物」に属しています。
軟体動物とは、体がやわらかく、背骨を持たない生き物のことです。
貝類やタコ、カタツムリなども同じ仲間として知られています。
この部分に関しては、こちらの記事に詳しいので参照してください。
⇒ 動物の分類はどうなっているか?
軟体動物とはどんな生き物?
軟体動物とは、硬い背骨を持たず、やわらかい体を持つ生き物のことです。
代表的な軟体動物としては、次のような生き物が知られています。
- イカ
- タコ
- アサリ
- カタツムリ
- クリオネ
ただし、同じ軟体動物でも、イカと貝では見た目が大きく異なります。
これは、生活環境や進化の違いによって、体の形が変化してきたためです。
このカタツムリ・クリオネについては既に記事をアップしていますので、是非、ご覧くださいませ。
⇒ カタツムリ 何類
⇒ クリオネ 何類
⇒ あさり 何類
イカが軟体動物に分類される理由
イカが軟体動物に分類される理由としては、次のような特徴があります。
- 背骨を持たない
- 体がやわらかい
- 外套膜を持つ
- 鰓呼吸をしている
ここで重要なのは、「海で泳ぐ=魚類」ではないという点です。
イカは魚のように見えますが、体の作りはタコや貝に近く、骨格の構造も大きく異なっています。
イカは魚類ではないの
イカは海の中を泳ぎ、鰓呼吸も行うため、魚類と思われることがあります。
また、魚売り場に並ぶことも多いため、魚の仲間というイメージを持つ人も少なくありません。
しかし、生物学上は魚類ではなく、軟体動物に分類される生き物です。
| 項目 | イカ | 魚 |
|---|---|---|
| 分類 | 軟体動物 | 魚類 |
| 背骨 | ない | ある |
| 体 | やわらかい | 骨がある |
| 仲間 | タコ・貝 | マグロ・サバ |
このように、イカと魚類では、体の基本構造そのものが異なります。
特に大きな違いは、背骨の有無です。
魚類は脊椎動物ですが、イカは背骨を持たない無脊椎動物に分類されます。
また、イカの体は非常にやわらかく、魚のような硬い骨格を持っていません。
そのため、分類上はタコや貝の仲間に近い生き物なのです。
頭足類とは?
イカは、軟体動物の中でも「頭足類(とうそくるい)」というグループに分類されます。
頭足類とは、頭の近くに腕や足が集まっている生き物のことです。
イカやタコを見ると、頭の周囲から腕が伸びているように見えます。
この特徴が、「頭足類」という名前の由来です。
また、頭足類は目が発達しており、泳ぐ能力や学習能力が高い種類も知られています。
イカのほかには、タコ、コウイカ、オウムガイなども頭足類の仲間です。
ご覧のように、「いか」は軟体動物の特徴に一致しています。
イカとタコの違い
イカとタコは同じ頭足類ですが、体の特徴には違いがあります。
| 項目 | イカ | タコ |
|---|---|---|
| 腕の数 | 8本の腕+2本の触腕 | 8本の腕 |
| 体型 | 細長い | 丸い |
| 骨のような構造 | 軟甲がある | ほぼない |
| 泳ぎ方 | 泳ぐのが得意 | はう動きが多い |
イカの「10本」と言われる部分は、正確には8本の腕と2本の触腕に分けて考えるとわかりやすくなります。
タコは基本的に8本の腕を持つため、この点は見分けやすい違いです。
また、イカには「軟甲」と呼ばれる細長い構造がありますが、タコにはほとんどありません。
イカは海中を素早く泳ぐのが得意ですが、タコは岩場を移動するような動きが多い生き物です。
ただし、どちらも軟体動物であり、近い仲間であることに変わりはありません。
イカの特徴とは?
イカには、ほかの生き物にはあまり見られない特徴があります。
- 心臓が3つある
- 血液が青っぽい
- 墨を吐いて身を守る
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
イカの心臓は3つある
イカには、心臓が3つあります。
1つは全身へ血液を送る役割を持ち、残り2つは鰓へ血液を送っています。
海の中で活発に動くイカにとって、鰓へ血液を送る仕組みは重要な特徴です。
イカの血は青っぽい
人間の血液は赤色ですが、イカの血液は青っぽく見えます。
これは、血液中に含まれる成分が人間と異なるためです。
赤い血を持つ魚とは、この点でも違いがあります。
墨を吐いて敵から逃げる
イカは危険を感じると、墨を吐いて敵から逃げます。
これは、敵の視界を見えにくくし、その隙に逃げるためと考えられています。
墨を吐く行動も、イカやタコなど頭足類らしい特徴の一つです。
イカの仲間にはどんな種類がいる?
イカの仲間には、さまざまな種類がいます。
例えば、日本でよく食べられる「スルメイカ」、細長い体が特徴の「ヤリイカ」、青白く発光する「ホタルイカ」などが有名です。
また、巨大な体を持つ「ダイオウイカ」は、深海に生息する大型のイカとして知られています。
このように、一口にイカといっても、多くの種類が存在しています。
身近な食材としてのイカだけでなく、生き物として見ると、種類ごとの特徴にも違いがあります。
まとめ
イカは魚類ではなく、「軟体動物」に分類されます。
さらに、その中でも「頭足類」というグループに属しており、タコやオウムガイと近い仲間です。
海で泳いでいるため魚のように見えますが、背骨がないことや、やわらかい体を持つことなどから、分類上は大きく異なります。
また、イカは8本の腕と2本の触腕を持つ点でも、タコとは違いがあります。
■追記 ○○何類で記事を書いています。









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