イカは何類?魚ではなく軟体動物!頭足類との違いもわかりやすく解説

2023年12月4日

イカは海で泳いでいるため、「魚の仲間なのでは?」と思う人も多いかもしれません。
しかし、分類上のイカは魚類ではなく、「軟体動物」に属しています。
さらにイカは、タコやオウムガイに近い「頭足類」というグループにも分類されます。
この記事では、イカは何類なのかを結論からわかりやすく解説します。
また、魚類との違いや、イカならではの特徴、タコとの関係についてもご紹介します。

なお、動物全体の分類について知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
「動物は何類?」をまとめた記事はこちら
https://www.mizutan.com/wordpress/?p=26300

イカは何類?結論は「軟体動物」

萊氏擬烏賊
Divervincent, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons
アオリイカ

イカは、動物分類では「軟体動物」に属しています。

軟体動物とは、体がやわらかく、背骨を持たない生き物のことです。

貝類やタコ、カタツムリなども同じ仲間として知られています。

この部分に関しては、こちらの記事に詳しいので参照してください。
動物の分類はどうなっているか?

軟体動物とはどんな生き物?

軟体動物とは、硬い背骨を持たず、やわらかい体を持つ生き物のことです。

代表的な軟体動物としては、次のような生き物が知られています。

  • イカ
  • タコ
  • アサリ
  • カタツムリ
  • クリオネ

ただし、同じ軟体動物でも、イカと貝では見た目が大きく異なります。

これは、生活環境や進化の違いによって、体の形が変化してきたためです。

このカタツムリ・クリオネについては既に記事をアップしていますので、是非、ご覧くださいませ。
カタツムリ 何類
クリオネ 何類
あさり 何類

イカが軟体動物に分類される理由

イカが軟体動物に分類される理由としては、次のような特徴があります。

  • 背骨を持たない
  • 体がやわらかい
  • 外套膜を持つ
  • 鰓呼吸をしている

ここで重要なのは、「海で泳ぐ=魚類」ではないという点です。

イカは魚のように見えますが、体の作りはタコや貝に近く、骨格の構造も大きく異なっています。

イカは魚類ではないの

イカは海の中を泳ぎ、鰓呼吸も行うため、魚類と思われることがあります。
また、魚売り場に並ぶことも多いため、魚の仲間というイメージを持つ人も少なくありません。
しかし、生物学上は魚類ではなく、軟体動物に分類される生き物です。

項目イカ
分類軟体動物魚類
背骨ないある
やわらかい骨がある
仲間タコ・貝マグロ・サバ

このように、イカと魚類では、体の基本構造そのものが異なります。
特に大きな違いは、背骨の有無です。
魚類は脊椎動物ですが、イカは背骨を持たない無脊椎動物に分類されます。
また、イカの体は非常にやわらかく、魚のような硬い骨格を持っていません。
そのため、分類上はタコや貝の仲間に近い生き物なのです。

頭足類とは?

イカは、軟体動物の中でも「頭足類(とうそくるい)」というグループに分類されます。
頭足類とは、頭の近くに腕や足が集まっている生き物のことです。
イカやタコを見ると、頭の周囲から腕が伸びているように見えます。
この特徴が、「頭足類」という名前の由来です。

また、頭足類は目が発達しており、泳ぐ能力や学習能力が高い種類も知られています。
イカのほかには、タコ、コウイカ、オウムガイなども頭足類の仲間です。

ご覧のように、「いか」は軟体動物の特徴に一致しています。

イカとタコの違い

イカとタコは同じ頭足類ですが、体の特徴には違いがあります。

項目イカタコ
腕の数8本の腕+2本の触腕8本の腕
体型細長い丸い
骨のような構造軟甲があるほぼない
泳ぎ方泳ぐのが得意はう動きが多い

イカの「10本」と言われる部分は、正確には8本の腕と2本の触腕に分けて考えるとわかりやすくなります。
タコは基本的に8本の腕を持つため、この点は見分けやすい違いです。
また、イカには「軟甲」と呼ばれる細長い構造がありますが、タコにはほとんどありません。
イカは海中を素早く泳ぐのが得意ですが、タコは岩場を移動するような動きが多い生き物です。
ただし、どちらも軟体動物であり、近い仲間であることに変わりはありません。

イカの特徴とは?

イカには、ほかの生き物にはあまり見られない特徴があります。

  • 心臓が3つある
  • 血液が青っぽい
  • 墨を吐いて身を守る

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

イカの心臓は3つある

イカには、心臓が3つあります。
1つは全身へ血液を送る役割を持ち、残り2つは鰓へ血液を送っています。
海の中で活発に動くイカにとって、鰓へ血液を送る仕組みは重要な特徴です。

イカの血は青っぽい

人間の血液は赤色ですが、イカの血液は青っぽく見えます。
これは、血液中に含まれる成分が人間と異なるためです。
赤い血を持つ魚とは、この点でも違いがあります。

墨を吐いて敵から逃げる

イカは危険を感じると、墨を吐いて敵から逃げます。
これは、敵の視界を見えにくくし、その隙に逃げるためと考えられています。
墨を吐く行動も、イカやタコなど頭足類らしい特徴の一つです。

イカの仲間にはどんな種類がいる?

イカの仲間には、さまざまな種類がいます。
例えば、日本でよく食べられる「スルメイカ」、細長い体が特徴の「ヤリイカ」、青白く発光する「ホタルイカ」などが有名です。
また、巨大な体を持つ「ダイオウイカ」は、深海に生息する大型のイカとして知られています。

このように、一口にイカといっても、多くの種類が存在しています。
身近な食材としてのイカだけでなく、生き物として見ると、種類ごとの特徴にも違いがあります。

まとめ

イカは魚類ではなく、「軟体動物」に分類されます。
さらに、その中でも「頭足類」というグループに属しており、タコやオウムガイと近い仲間です。

海で泳いでいるため魚のように見えますが、背骨がないことや、やわらかい体を持つことなどから、分類上は大きく異なります。
また、イカは8本の腕と2本の触腕を持つ点でも、タコとは違いがあります。

■追記 ○○何類で記事を書いています。

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この記事を書いた人

60爺

60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設(2017/2~)となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。「プロフィールはこちら