歌の部首は「欠」|意味から成り立ち・属する漢字まで簡単解説

「歌」の部首は、「欠」です。

「歌」の旁にある「欠」が部首であり、篇にある「哥」や、その中に含まれる「口」は部首ではありません。

この記事では、部首「欠」の持つ意味や、歌の成り立ち、「欠」を持つ漢字の仲間たちまで簡単解説していきます。

どうか、最後まで、ご一緒に、楽しんでいってください。

「歌」の部首は「欠」

「欠」は、起源が異なる2つの意を持った部首ですが、「歌」の部首の「欠」は、「あくびをする」=「口を大きく開けている人」という意味から来ています。

「欠」は、「あくび」「かける」「けんづくり」「けつ」と呼ばれる部首です。

今、申し上げた意味の他、この文字そのものの「欠ける」と言った意味も持っています。

「あくびをする」ことが変化し「満足していない」となり、「不足する」ことも表し、「欠ける」と一緒になったと言われています。

※本件の詳細は、次の記事からご確認ください。

「歌」は、声を出して歌う行為「口を大きく開ける」を表す漢字であるため、この「欠」が意味の中心となっています。

だから、大きく口をあける「歌」の部首は「欠」なのです。

「歌」の構成と意味

漢字「歌」

「歌」は、「哥(節回しをつける)」と「欠(動作)」からできた形声文字です。

もともと、「哥」は、喉元で音を摩擦させて節回しを作り出す状況を表す図形で、「うたう」を表す漢字でした。

ここに、「欠(大口を開けて行う動作)」を添えたのです。

この組み合わせによって、「歌」=「声を出してうたう」が成立したのです。

「欠」が部首の主な漢字

「欠」を部首に持つ漢字には、次のようなものがあります。

  • 次(つぎ):息をつく・続く
  • 欲(よく):ほしがる気持ち
  • 欧(おう):はく・吐き出す動作
  • 欺(ぎ):あざむく(口や言葉に関係)

いずれも、口・息・動作などに関係する意味を持っています。

少しだけ、細かく見てみます。

次(つぎ)

この漢字は、順番に並んでいるモノや、その中での順番を表しています。

本来の意味は、「息をついて休む」が有力です。

欲(よく)

「何かを手に入れたいと強く思う」意を持っています。

本来は、食べ物を口に入れたいと願う意味とする説が有力ということです。

欧(おう)

本来の意味は「大きく口を開けてモノを吐きだす」ことなのです。

ですが、現在では、「欧羅巴(ヨーロッパ)」など、当て字の方で活躍している漢字です。

欺(ぎ)

詐欺や欺瞞で使われるように、偽りを真実と信じ込ませることを表します。

この漢字の裏には、部首「あくび」(大きく口を開ける)があるので、人をだまそうという強い感情があるのでしょう。

まとめ

「歌」の部首は「欠(あくび)」です。

この「欠」、他にも呼び方が複数(かける、けんづくり、けつ)ありますが、最も一般的な読み方が「あくび」と言われています。

この部首、もともと、「欠ける」の意味があった漢字と、「口を大きく開ける」意の漢字が「あくびをする」⇒「満足していない」⇒「不足する」となり、「欠ける」と合流したとのことです。

「欠」を持つ漢字も、皆、これらの意を持っています。

参考
上級漢和辞典 漢字源
部首ときあかし辞典
漢字ときあかし辞典

■思えば、「ある言葉を漢字で書くと」の記事も増えてきました

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この記事を書いた人

60爺

60路を越え、RaspberryPi と出会い、その関係でブログ開設(2017/2~)となりました。始めてみると、コツコツやるのが性に合ってしまい、漢字の記事から家の補修・将棋・windows10関係・別名・言い方などジャンルを拡大して今に至ってます。まだまだ、元気なので新たな話題を見つけて皆様に提供できればと思っています。「プロフィールはこちら

漢字の部首

Posted by 60爺