「麗」の部首は何?読み方・意味・成り立ち・書き方を解説
「麗」は、「綺麗(きれい)」や「華麗(かれい)」などで使われる漢字です。
「麗」の部首は何なのか、上の部分は何を表しているのか、気になる方もいるでしょう。
また、「麗」には「レイ」「うるわしい」のほかにも、いくつかの読み方や意味があります。
この記事では、「麗」の部首と読み方・意味をはじめ、漢字の成り立ちや書き方・書き順までわかりやすく解説します。
麗の部首は「鹿(しか)」
「麗」の部首は「鹿(しか)」です。
「麗」の下に「鹿」がありますが、この「鹿」がそのまま部首になっています。
「麗」の基本情報をまとめると、次のようになります。
麗
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 部首 | 鹿(しか) |
| 画数 | 19画 |
| 音読み | レイ 表外読み:リ |
| 訓読み | うるわしい 表外読み:うらら・うららか・ならぶ・つらなる |
| 意味 | うるわしい・美しい・ならぶ・つらなる |
| 漢字の種類 | 常用漢字 |
「麗」は上の部分が目立つため、どこが部首なのかわかりにくい漢字です。
しかし、部首は下にある「鹿」です。
上の部分が何を表しているのかについては、後ほど「『麗』の上の部分は何?」の章で詳しく説明します。
漢字の部首は、見た目だけでは判断しにくいことがあります。
「氷」の部首については、「氷の部首は「水」?どの部分」の記事で詳しく解説しています。
「麗」の読み方と意味
「麗」の音読みは「レイ」、訓読みは「うるわしい」です。
表外読みには、音読みの「リ」、訓読みの「うらら」「うららか」「ならぶ」「つらなる」などがあります。
「麗」には、姿や形が整っていて美しい、うるわしいという意味があります。
「綺麗(きれい)」「華麗(かれい)」「美麗(びれい)」など、美しさを表す熟語にも使われています。
一方で、「麗」には「ならぶ」「つらなる」という意味もあります。
「美しい」と「ならぶ・つらなる」は一見すると関係がないように思えますが、これらの意味は「麗」という漢字の成り立ちとつながっています。
なぜこのような意味を持つようになったのかは、後ほど「『麗』の成り立ち」の章で詳しく説明します。
「麗」の上の部分は何?
「麗」は、上の「丽」と下の「鹿」を組み合わせた漢字です。

『漢字源』では、上の「丽」は角が2本並んでいる形で、「Hの形に並ぶ」というイメージを示すと説明されています。
つまり、「麗」の上の部分は単なる飾りではなく、左右に並んだ鹿の角を表す部分です。
この「丽」と「鹿」がどのように「麗」の意味につながったのかは、次の章で詳しく見ていきます。
「麗」の成り立ち
『漢字源』では、「麗」は「丽」と「鹿」から構成される会意文字と説明されています。
鹿の角が左右に並んでいる様子を表した漢字です。
『部首ときあかし辞典』でも、古代文字から「左右の角が立派にそろった鹿」の姿から生まれた漢字と説明されています。

左右の角がきれいにそろっていることから、形が整っている、美しいというイメージへ広がり、「うるわしい」という意味で使われるようになりました。
また、『漢字源』では、「Hの形に並ぶ」というイメージが連鎖すると、「数珠つなぎに並ぶ」というイメージになると説明されています。
そのため、「麗」には「美しい・うるわしい」のほか、「ならぶ・つらなる」という意味もあります。
「麗」の書き方と書き順
「麗」は19画で書く漢字です。
書き順は、上の部分を書いてから、下の「鹿」へと進みます。
「麗」は画数が多いため、書き順を確認しながら一画ずつ書いてみましょう。
特に下部の「鹿」は画数が多いので、字形と筆順を確認しておくと書きやすくなります。
「麗」の書き順は、次の画像で確認できます。

まとめ
「麗」の部首は、下にある「鹿(しか)」です。
音読みは「レイ」、訓読みは「うるわしい」で、表外読みには「リ」「うらら」「うららか」「ならぶ」「つらなる」などがあります。
『漢字源』では、上の「丽」は2本の角が並んだ形を表し、「鹿」と組み合わさって「麗」ができたと説明されています。
「麗」には「美しい・うるわしい」のほか、「ならぶ・つらなる」という意味もあり、書き順は全部で19画です。
参考資料
上級漢和辞典 漢字源 改訂第六版(学研)
部首ときあかし辞典(研究社)







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